パートナーっていうのはね、相互に「母子関係」を結び合える相手ってことじゃない?
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【カリーナ → あきら 2014.11.14】
AV監督の二村ヒトシ氏が、
「乳首をなめられて声を出す男はいい」って
言ってたんですよ。
あきら様
今回の月曜日のオバフォーにもチラッと書きましたが、
「母子関係」問題というかマザコン問題。
わたしは、あなどっていた。
軽く考えていたなあ、と心底思いました。
マザコン男なんて、チッ、みたいに軽く考えていた。
実際はそうでもないぞ。
世界は、母が動かしているといってもいいぞ、
と開眼した次第。
月曜の記事にも書きましたが、
そう思ったのは、百田尚樹氏のたかじん妻に対する盲目的な敬愛と
その純情っぷりにふれ
むむむ。これは、天下国家を語る土台にマザコンありかーー!?と思ったこと、
その根底にあるのは「母に泣く」なのかーーと。
それと「母に欲す」の三浦氏の発言。
あと、記事には書かなかったんですが
中村うさぎさんがマツコさんとの対談で、
自分の夫がオカマだから、
時折、この人は私の母親ではないかと思う、と。
そういう母性的な雰囲気を醸し出していると。
で、彼と一緒に暮らして心地いいのは
きっとこの「母性」のおかげ、だというんです。
その一方、自分も彼に対して母親的な立場を演じることもあると。
でもって、
そうよ。マツコ。パートナーっていうのはね、
結局のところ、相互に「母子関係」を結び合える相手ってことじゃない?
というんですね。
母の役割を相互に果たすことがパートナー、
なるほど、そうかと思いました。
うちの夫も最近、日増しに「料理大好きおかあさん」になりつつあるんです。
うまくいえないですけど、
わたしたちは、ずっと「女であれ」「女であらねば」と思いこんでいるんですが
わたしたちの性はもっと男女相互乗り入れ的なものなのかもしれません。
・・・というか、相互融和的。境界融解的??
こう言った記事
(俺を楽しませろ! という男の欲望がぎっしり詰まった【射精するバイブ】)を読むと
一部の男性は、哀れなくらい「俺を楽しませろ」呪縛の奴隷になっているし
きっと女性も同じくらい「そのための演技」の呪縛があるように思うんですが、
実はもっと融和的なほうがよくて
AV監督の二村ヒトシ氏が、たぶん、このなかのどれかの記事で
「乳首をなめられて声を出す男はいい」って言ってたんですよ。
つまりちゃんと受動的になれるからって
セックスが支配じゃないからって。
受動と能動の相互交換。
これも、きっと大切なんだろうな。
セックスは、受動がいい、ような気がするので
能動の相互負担とでもいいましょうか(笑)
またもやバラバラな話題になりました。
「恋の渦」のユージと
「愛の渦」のカップルの彼氏(柄本時生)が女性を問い詰める文体が同じだったので
ポツドールの三浦氏は、あの論法が得意なのだろうか!?と
オモシロかったです。
どっちも、男女が集団で会ったときの
美醜の差別が、リアルですね~。
幼稚園ママの集い、楽しかったです。
なぜなら、だれ一人も子どもがまっすぐ育っていないから(笑)
そして、みんな、孤独だったから。
孤独で、みんなあちこち一人で行ってました。
ある者は、京都の美術館などに。
ある者は、滋賀の田舎に。
ひとりで。
その孤独な時間の使い方が好きで
もっと仲良くなりたいと思いました。
【あきら → カリーナ 2014.11.20】
強いオスというイメージを棚上げにできる男を、
礼賛したいと思います。
第一、強くありつづけられないのだと思いますし。
百田さんをちらりTVでお見かけしましたが、
見てはいかんもののような気がして回避しましたので、全貌を承知しておりませぬ。
まあ、男とはそういったものという気もしておりますよ。
光源氏だってねー。
天下国家というと、やはり戦争を思います。
母の、女のちからで何とかせねば!と気持ちの上では思っております。
個人的には、あの右寄りの与党の女性たちを大いに嫌悪しております。
少し前の新聞の記事で「立憲デモクラシーの会」においての
経済学者の浜矩子さんのことばが強く印象にのこりました。
のんきかもしれないけど、女性というものへの信頼。
そういう単純さも必要かと思います。
「女性は戦争に対する最大の防波堤になりうる」
なぜなら、強いから。
女性はどこにでも移動し、環境に適応し、耐久力がある。
強く、ゆとりがあるものは他者に対して攻撃的になる必要がない。
戦争とは「弱虫の凶暴性」が引き起こすものだ。
嗚呼、「恋の渦」「愛の渦」で、女性を問い詰める文法もそれですよ!
まさに「弱虫の凶暴性」。
ワタシ、身につまされましたもの。あんなの甘い甘いと思いましたもの(苦笑)。
男女相互乗り入れについては、かくあるべしと思います。
だいたいホルモンの上でも女性よりも男性の方が女性ホルモン値が
上回ったりするんですもんね、高齢になると。
( たぶんそうだったと思う。)
見た目だって、両者中性化するっていうのは、
※カリーナさんのブログでも読ませていただいたような。
※この記事と思われる→同窓会。女で行くか、それとも・・・
受動と能動の相互交換について。
どこまで実践なき勉強に熱心なの?ってはなしですが(笑)
「男を抱くということ」という本を読んだことがあります。
現実的にはこれもハードル高過ぎるのですが、ふーん、そういうこともね
と思って読みました。
「乳首をなめられて声を出す男はいい」は、すごくわかる。
知ったかぶりしちゃいますけど、女性にとっても 気持ちよくさせたい、
させるとうれしいという心理はなかなか魅惑的です.
能動的になれる男性というものは、ある種強くもあるし自由。
まさしく男女相互乗り入れ?!
強いオスというイメージを棚上げにできる男を、礼賛したいと思います。
第一、強くありつづけられないのだと思いますし。
まさしく “ the AGE ” 的にもありつづけられない。
「みんな孤独だったから」 に励まされました。
孤独ときちんと向かい合えるようになりたいです。
自己愛が強過ぎなのは承知ですが、今のワタシはギリギリ。
暗くてつらいトンネル陥落と、ぼちぼち普通は、ほんの水面の上か下かくらいの
違いしかないように思います。今、そこをあっぷあっぷ。
水を飲んで大げさに騒ぎながら、溺れ中といったところでしょうか。
見苦しいけど、スマートには出来ないらしいです。
個人的には家に持ち込みたくない雑誌である「婦人公論」を、つい買いました。
渡辺えりさんが更年期について話していたからです。
一時期、男性の劇団員に対してセクハラがあったとかけっこう騒がれていたでしょ。
詳しいことははわかりませんが、長く 、 彼女曰く10年、苦しかったということはわかりました。
記事と思って書いたわけでも、私信と思ってだけ書いただけでもないのですが、
勢いのままに書きました。そのまま送信しますね。
みなさま。
読んでくださり、ありがとうございます!
連載が往復書簡においついてしまったので、
しばらくお休みします。
また、ある程度たまったら公開しますね。 あきら&カリーナ
ファイナ
現在三十路後半で、学校に通っております。周りは30前後の女性が多いのですが、22歳の若者を巡って、年甲斐のない攻防がなされています。こちらの書簡にクラスをあてはめながら、これから40代に入る自分が、異性とどう向き合うのか若者を見ながら考えております。年を重ねても楽しいことはほしいです。書簡の復活楽しみにしております。
いまねえ
“わたしたちの性はもっと男女相互乗り入れ的なものなのかもしれません。”
“孤独で、・・(略)・・ひとりで。
その孤独な時間の使い方が好きでもっと仲良くなりたいと思いました。”
“強いオスというイメージを棚上げにできる男を、礼賛したいと思います。
第一、強くありつづけられないのだと思いますし。”
”「みんな孤独だったから」 に励まされました。
孤独ときちんと向かい合えるようになりたいです。”
冒頭の、AV監督さんの「乳首を・・」の言葉にも
そうよそうよ!と机を叩きまくって賛同したい気持ちでした。
一気に読みました、そして特に同感した文章を
コメントに残す事と致しました。
次回、再開が待ち遠しいです。。
あ き ら
>ファイナさま
コメントをありがとうございました。潜伏していましたので、すーっかり返信が遅くなってしまいました。
ほー!興味深いですねー。50代から見ると30くらいの女性なんて夢のように若いからなー。
ちょうど今日、70代のおともだちに70代の男女の話を聞いて帰ってきたのですが、
その方は仰るに、「男の人っていいものよ」。
そういうふうに思いながら、たのしみながらワタシも歳を重ねたいなと思ったのでした。
ありがとうございます♪
あ き ら
>いまねえさま
コメントをありがとうございました。今更ですが、お許しくださいませ。
同感したところを・・と仰っていただいて、光栄です。
カリーナさんの文のたのしさはみんながたのしみにしているものですが、
ワタシはひとりよがりオンナで、こんなやつでございます。
お付き合い下さって、そんなふうに仰って下さって、こころからお礼申します。
ハグハグ♪