消費や承認欲求や慈しみや そんなものの前に性欲がある。
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【あきら → カリーナ 2014/12/10 (水) 20:08】
前にメールしたのがたった※4日前だなんて思えないほど、遠くに行ってきました。
宇宙旅行並みです(笑)。
※注)12月6日のメールは短いので掲載していません。
このまえ抗鬱剤(12月6日のメールにて)のことを書いたのですが、それが効いてきたのと、
ホルモン剤による出血が重なって、じぶんでもよくわからないまま起きれなくなりました。
日曜のしごとは何とかこなし、たった一晩と丸ふつかのことだったのですが、
いやはやまいりました。もういやだいやだ。こわいこわい。すごくこわかったです。
そのせいかどうかわからないまま、昨夜から抗鬱剤はやめました。
カリーナさんのマガジンのほうの記事、とってもすてき!と思いました。
そこに着目できることがすてき!
何度もそう書いていますが、実際このところのじぶんときたら、
感情というものがよくわからなくなっているからです。
つきつめた感情のつもりが、すぐに覚束なくなる。
ことばづかいひとつでまるでニュアンスを変える。
胸をびょーびょーと轢いて走る朝の路面電車の音を聞けばつらくてたまらず、
何を喜べばいいのかわからない。
朝は何のために起きだすべきなのか?
かといってといって一色でもない。
またも吉本隆明さんが細切れに喜んでいくということを言っていたのを思い出しました。
少し前、映画「紙の月」を見ました。どちらかといえば気がすすまなかったのですが、
監督のことが気になったのと、それしかちょうど観るものがなかったからです。
いや、やはりこわいもの見たさだったのかな?
NHKでドラマがあった時には見ていまして、
感情を動かされてしまう自分が嫌でした。
んーー、いや、嫌ではなくて、これもまたこわかったのかな。
そのとき、乗りかかった船と思い、原作も読みました。
なので、もうおなか一杯という気がしていたのです。
映画の感想は、自分のタイミングがそうだったのか、
何度も反芻するかっこうになったせいか、少しも解放されませんでした。
宮沢りえさんもきれいというよりも痩せ過ぎていることのほうが気になりました。
ドラマの方が必然性がよくわかったように思います。
ともかく横領のはなしですが、根本は性欲のような気がしてなりません。
この場合の性欲とは、どこからどこの範囲かわかりませんが、
消費や承認欲求や慈しみやそんなものの前に性欲がある。
だからこそ物語が力強いという気がします。
※こちらと合わせてお読みください。あきらさんのブログ
→角田光代 著 『 紙の月 』 ドラマ 『 紙の月 』
パワーのない今のワタシには劇場はハードルが高すぎる気がしていますが、
これこそ本物の精神病患者であるラース・フォン・トリアーの
「ニンフォ・マニアック(色情狂)」1,2が
今こちらでは公開されていて、
んーーーーん、誰が劇場で見るパワーがあるのだろう?
実際に見たら意外にも笑えるそうなのですが。
と、そんなことを書いて今夜はおしまいにします。
ひとりの夜が長すぎて困ったものです。ではまた。
nao
本当に、ホルモンが減っただけでこんなにも心身に影響があるとは
更年期になるまで分かりませんでした。
ムラムラもホルモンに影響されるようで、このところ光合成もめっきり減りました。
しかし、性欲ってホルモンムラムラばかりではないようなので
きっと自分でも思わぬ形で自分の行動に作用しているのではないかと思います。
とても合理的ではない、妙な嗜好が今もあるのですよ(笑)
何が残っていくのか先々ちょっと楽しみです。
あきら Post author
> naoさん
だらだら文にもかかわらずお付き合い下さってありがとうございます!
そのうえコメントも!! とってもうれしいです。
ワタシもわかりませんでした。
すーっと通り抜けてしまわれる方もあるようですが、なめていました。
ほほー。何か琴線に触れる法則が? こっそりお伺いしてみたいです。
ワタシは、手当して欲しい願望が強いみたいなんですよ。よしよしみたいな。ふふ。
そうそう。骨になるまでなんて言葉があるくらいですから、
まったく痕跡が無くなってはしまわなそうですよね。
懲りずにどうぞまたお付き合い下さいませ (^J^)