セックスよりも強烈な 「俺すげえ!」の快楽とは?って(T_T)
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記事は、2月のやりとりです。
【カリーナ→あきら 2015/02/01 (日) 17:47】
あきらさーーん
カリーナです。
仕事で担当者ともめたりして
さんざんの月末を過ごしていて
メールも書かず、時間だけが過ぎました。
それはそうと。
話がこれまでの流れと飛んでしまって
いや、でも戻ってくるんですけど。
岡田斗司夫氏に愛人がいっぱいいた事件について
岡田斗司夫氏がハマった“全能感”という麻薬。
セックスよりも強烈な「俺すげえ!」の快楽とは?
というふたりの男性の対談を読み、
(おもしろかったです。おススメ!)
その後、ある男性がツイッターで対談について
「この部分は語りたくない。
よくぞ言ったという感じと、よくも言ってくれたな、という感じ」
とツイートしていました。。
ふーん。と。
へえー。と。
マチズムってほんと根深いなあ!ってしみじみ思いました。
全能感って麻薬、根深いんだなと。
上記の対談の、
男に広く共通する「自分の感情がわからない」という病
ってあたりからの佐藤氏の発言。
「男は感情の観察が下手くそ」ということ自体は理解しているんだけど、
じゃあお前の感情を見つめてみろってなると
どんなに切羽詰まっていてもできない。
私もそうなんですが……。」
ってところ。なんすか、これ???
感情が見つめられないって!?
って思ったと同時に。
(ここからセックスやセックスレスの話題へとつながります)
私もセックスにおいて
自分の感情をちゃんと見つめきたんですかっていうと
見つめられていなかったというか。逃げてきたというか。
なんか、やっぱ、心なしか「演じてきた感」があるわけです。
演じている→演じないで心底楽しむ
までの過程を経るだけの経験をしないで
閉経を迎えた。チーン。
ご愁傷様、みたいな(笑)
セックスというものは、
そもそも、何なんでしょうね。あきらさん!
どうも、歴史的に「権力」とか「征服」とかと
もう不可分になっちまっていて
そういう性欲が被虐とか加虐とか
そういったある種の高度な妄想によって形成されていて
なんか、こう、どもならんようになっている感じさえする。
岡田氏のセックスはサイテーだったと思いますが、
サイコーのセックスってあるのかしら。
しかし、ここにおいて理想を求めるのも倒錯か。
ってか、もう、自分にあんなにあった性欲が、
ほとんど残ってないし。ガッデム!
なんか昨今の波乱万丈な状況によって
メールも支離滅裂になってます。
このメールへの返信は困るだけだと思うからいりません(笑)
んじゃ。
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小関祥子
いろいろ頭に浮かぶあれこれはありますが、
いかんせん実名だと書きにくいことも多々ありますね…。
それはやっぱり、性の話だからですかねー。
男性は自分の感情を見つめ、把握するのが下手くそ。
ほんとになんででしょうね。
小さい頃から、自分が何を考えているのか把握し、
人に伝える経験をさせとかないといけないな~。
今年見た「フォックス・キャッチャー」という映画も、
自分の欲望や願望の本当の形がわからない男たちの物語でした。
見終わって「マチズムに縛られることも哀れであるが、
マチズムの型を外されたとたん、自己を保てなくなる人も多いのだろな」と
思いました。
NHKで戦後70年を迎えるにあたり、いろいろなドキュメンタリーが作られてますが
だいぶ前に放送された経済成長をテーマにしたもので、
スタジオに登場したタモリさんが「戦後の経済成長って、
ひたすら働いていれば文句は言われなかった男たちによるものだ」
というようなことをおっしゃっていたそうです。
反省も分析もせず、ひたすら働く。目をそらして、逃げるように。
これもまた、自分の気持ちを把握できないためなのかもしれないですね。
あきら Post author
>祥子さん
コメントをありがとうございます。とってもうれしいです。
ここはカリーナさんがお返事されるのがいいでしょうが、でばって失礼します。
そうそう、ワタシもそのタモリさんのそのコメントは膝を打って聞きました。
そういう部分が無くなっているから男の人は生きにくくなっているのかもしれないですね、
それで何処かで戦争をしたがるのかな。
人に伝えられるようになると、暴力をふるわなくていいようにも。
特に女に対して。
ワタシの風変わりな連れ合いなども、内実はどうでも右左を言わせてくれないと
男というものはダメなんだ、なんて臆面もなく申します。
女からは嫌われるらしいけど、わー凄い! へー知らなかった! なんて
言われたがるんだ男はなどとも。
もちろん甘えて言っているというのはわかりますが、どうしようもなくそれが
ホンネなんです。
男というものはいいものだとも思いますが、どうしようもない(笑)