Posted on by ハラミ
同窓会に出席 後編

30歳くらいで一度同窓会に出たときは、皆盛んに名刺交換し合っていました。
(接点がないであろう会社の名刺をいろいろもらったな)
仕事に油がのる年齢、いま自分はこれをやっているというのをアピールしたい年齢だったんですね。
話題も仕事のことだったり。
そして60歳です。
ぱったりと誰も名刺を出さない。
そろそろ会社での仕事も終わりに向かっている。名刺を配る必要がない。
再雇用の話題がちらほら。
会社勤めで個人情報やコンプラ意識も根付いているのか、
家族のこと、住まいのことなどもあまり深く聞かない。
よく聞く病気や体調の話もあまり出ませんでした。
ただただ学生時代の思い出話をしている。なんなら小学生の時の話まで。
こんなことあったよねと楽しかった思い出話が飛び交うすごく心地よい空間。
(久しぶりなのにあだ名で呼び合って…)
そして何十年も会わなかったくらいだから、
これからまた友達付き合いも復活しないだろうとわかっていて、あまり連絡先交換もしない。(大人になったんだなぁ…)
ノスタルジーに浸って皆ほんとうに楽しそうでした。
会わなかった時間に自分で作った世界があることをそれぞれ自覚しつつ、
楽しいけど若かった頃には戻れない、ここにずっと居られないという切なさも頭の片隅にありながら…。
小中学生くらいから知っている人の雰囲気は意外と変わらなくて、
陽気だった子は陽気におしゃべり、お茶目な子はいまも茶目っ気があり、
おとなしい雰囲気だった子はやはり落ち着いていました。
(人の雰囲気って子供の頃とそんなに変わらない、変われないのでしょうか)
余談ですが、この歳になると服やメイクより大事なのは「姿勢」かもしれない!と気づきました。
あとで写真を見たら背中が丸まってました^^; 年齢もありますが、
片想いの人や元彼だとかが出席していなかったので緊張がなく
すっかりリラックスして楽しんでいたんです。
(気になる人以外にはよく見られたいという意識がない^^;)
背筋伸ばして写真に収まればよかった〜。
















































































