Posted on by ハラミ
映画の思い出vol.6 『セーラー服と機関銃』

言わずと知れた角川映画『セーラー服と機関銃』。
1981年公開だそうです。ということは自分は高1。
面白い!と思って(人がたくさん死ぬのに…)2回観に行きました。
(同じ映画を2回観に行ったのはこれだけかもしれません)
赤川次郎の原作小説は読んでいなくて、荒唐無稽な設定に引き込まれました。
主人公と同じ年代だったので、自分もストーリーに巻き込まれていく
感覚だったのでしょうか。
カメラワークやカット割りなど映画の作りのことはまったくわからないので、
なぜいいと思うのかもわからない。映画としての評価もわからない。
薬師丸ひろ子のアップでタイトルが出るところとか、
ブリッジしたままで登場するなど印象的なシーンがいろいろと。
(エンディングの排気口のシーンも脈絡がないですよね)
先日もBSで放送していたので見てみました。
当時の服装が効いている(けっこう着替えている)。
ふつうの女子高生が着ていそうな大人びてもいないボーイッシュなファッションが、
頼りなさを醸し出していて共感するのかな。
東京のおしゃれなマンション暮らしというのも憧れだったなと。
相米慎二監督の映画はなぜか惹かれて、
『台風クラブ』もいいと思う映画のひとつです。
『台風クラブ』では白塗りの人が出るシーン、
『セーラー服と機関銃』では唐突に明治時代のようなドレスを着ているシーン。
どちらも奇妙な場面があって、記憶に残ります。