もう年末
もう年末。なんだか猛暑に耐えているうちに一年が過ぎたように感じます。去年は暑くなった頃、ツメダニ爆増でうさちゃんに痒い思いをさせてしまいました。今年はエアコン設定温度を少し下げ、エアコンが全力で頑張ってくれたおかげで大丈夫でした。
本当に半年ぐらい冷房が必要で、そして何もつけない日が一週間もないうちに今度は暖房運転です。
その頼もしいエアコンのおかげでうさちゃんは一年まずまず無事に過ごせました。
軽いうっ滞が二回ほどあったり、目の角膜に傷がついたりしましたが何日も食欲が落ちるようなことはありませんでした。本当にありがたい、何よりもありがたい。
下僕が不在の時も放し飼いにして常にうさぎ部屋で自由にできるようにしたのも悪くはなかったのかもしれません。うさちゃんはいくつかあるお気に入りの場所を適宜移動しています。下僕に解明できない規則性があり、思い当たるところにいなくて探してしまうこともあります。
(実家にいたうさぎも放し飼いでした。日当たりに合わせて移動するうさぎで「あの場所にいるから今何時ぐらい」と分かるほど。うさぎ日時計でした。)

一年の終わりの12月、季刊雑誌『うさぎと暮らす』冬号が出ました。今回はあるウサギショップについての記事が心に残りました。そのお店では牧草やおやつの袋詰めを委託会社を通して就労支援作業所に頼んでいるのだそうです。かかわっている人達みんな立派だな。紹介されていたのは発売予定の袋詰め牧草でした。発売されたら買おうかな。
ほかにも小さな記事ですが、イギリスの獣医師が発表した『ペットウサギの知的能力に関するアンケート調査』の記事も面白かったです。
「ウサギは意外とこんなことができます」ではなく飼い主がどれだけウサギを知能的と認識しているかということなのですが、私がうさぎたちに感じていることがほぼそのままでした。洋の東西を問わずウサギは一緒にいてほんとうに楽しい興味深い動物なのです。
しかしその知能的なウサギであるはずのうさちゃん、ご飯となると視野が狭まり、気が短くなります。
ご飯タイムのフード計量に下僕が手間取っていると計量中の食器に顔を突っ込んできて重さが全く定まらなくなります。食器をケージにセット(放し飼いだけどご飯はもともとのケージで食べています)するときも待ちきれず、とにかく確保しようと両手でとりに来ることもあります。これはうさぎの体の構造上、両手で食器を叩き落とすことになり、大事なフードが散乱します。
とほほ、拾い集めながら「うさちゃーん、かえって時間かかるよ」と言っても意に介さず、強いです。
こんな強さもウサギの魅力です。


















































































