Posted on 2026年3月10日 by ちまたま
スラッジ(sludge:泥状の廃棄物)
ウサギは余剰カルシウムを尿から排泄しています。
尿が白濁していたり、トイレシーツに白くコナコナと石灰分の丸いスポットが残りますが、ウサギの尿はそういうものなのです。
ウサギは「カルシウムをほぼ無制限に腸から吸収し、余った分を尿で排泄する」という独特なカルシウム代謝の仕組みを持っているそうです(ヒトやイヌネコは必要量に応じて吸収しています)。
食べたカルシウム量がそのまま血中カルシウム量、ひいては尿のカルシウム量に反映するので、高カルシウムの食餌だと排泄されるカルシウム量も増えるのです。
尿のカルシウムがあまり増えると、膀胱内スラッジ(泥状尿結晶 尿泥?)や結石になるおそれがあります。
どこからが異常なレベルなのかは尿とウサギの状態にもよりますが、尿がトロっとクリーム状で、排泄されたものが固まる(お菓子のアイシングにそっくり・・)とか、ウサギに排尿のしづらさや痛み、食欲不振が出ているという場合は要治療です。
先代のうさぎは水や生野菜好きで、あまり石灰を感じさせない薄い尿をたくさんしていました。
うさちゃんは生野菜より乾物好きで尿も濃いめです。濃いめを通り越してスラッジレベルだったようで、うさちゃんは先週とうとうおなかを痛そうにして、食事を食べなくなってしまいました。
尿がちょっとずつしか出ていないことがしばらく前から気になってはいたのですが、年のせいかと勝手に解釈していました。
夕ご飯を出すときに食欲低下に気づき、動物病院に慌てて連れて行った(診療時間に間に合ってよかった)ところスラッジがたくさん膀胱にたまっていたのでした。
点滴をして食欲は戻りましたが、尿はまだとても濃く、結局二日連続で点滴してもらい、飲み薬ももらってきました。

スラッジになる原因には ①カルシウムの摂取量が多い②水分摂取が少ない③運動不足④排尿力の低下 などがあげられます。
①食べ物には気を付けてはいたのです。主食はカルシウム含量低めというイネ科牧草にして、ドライフードも低めのものにしています。
(ただ最近はオヤツがわりの乾燥葛の葉を一日何回もうさちゃんが欲しがるたびに与えてしまっていました。牧草でもマメ科のアルファルファはカルシウム含有量が高めといわれているので同じマメ科の葛はもしかしたら高いのかもしれません)。
②水分摂取については個体差もありそうですが、飲み水は変えられます。関東の水道水は硬度が高めなので、軟水を作ることができるろ過ポットを購入していたのにカートリッジを買い替える時期になんとなく使わなくなっていました(怠惰な下僕です。慌ててカートリッジを買いなおし、水飲みボトルに軟水を注ぎ入れると、水道水より良く飲むような気がします。多く作って余った軟水でお茶やコーヒーがおいしく淹れられます)。
③運動については、獣医師は運動の大切さを強調していました。ウサギが『ウサギ小屋』でじっとしているしかない状態だと膀胱内で沈殿して固まりやすいのだと。
④うさちゃんには尿を出す力の低下(脚の力が弱くなっているのと並行して尿を出す力も弱くなる可能性あり)もあるかもしれません。

動物病院で相談して、しばらく薬(猪苓湯と膀胱炎用のサプリメント)を飲ませて変化を見てみましょうということになりました。
今、せっせと軟水を作り、うさちゃんを捕まえては薬を飲ませています。軟水と薬を飲ませた経過と④尿を出す力の低下のほうのお世話について、また書きます。














































































