Posted on by ちまたま
うさぎの雑誌の話
子供の頃読んで
大人になってからよく思い出す小話があります。
それは
有名バイオリニストと有名ピアニストが
天才バイオリニスト少年のコンサートを聞きに行った。
演奏が進むにつれ、バイオリニストが
「このコンサートホールはやけに暑くないかね」
とピアニストに話しかけた。
ピアニストの返事は
「ピアニストには暑くない」
というもので、
矛先が全く自分に向いてこない場面で
にやっとしながら思い出すことが多いです。
さて
うさぎと暮らす という季刊雑誌があります。
うさぎ情報満載で
飼い方や介護・看病のしかたの工夫やうちの子自慢などが
飼い主さんとうさぎへの取材記事として
載っていることが多いのです。
皆さんうさぎに本当に愛情を注いで上手にされている。
うさぎに関係ない人が読んでも暑くないでしょうが
私は読んでいるうちにとーっても暑くなるのです。
私もうさぎが大好きだけれど
この人たちの足下に及んでいない、
私はこんなに上手に飼えてないよ
と、そわそわしてしまう。うちのうさぎをちらちら見てしまう。
自分が結構 得意というか
自信を持っている(好きの程度にということですが)
分野なのに人の足下にも及んでいないのは
なんともいえぬしょんぼりした気分になります。
でも勿論読むのをやめはしません。
じーんときて涙が出るようなお話も多いのです。
5月は発売月、今季号の特集は
うさぎに食べさせられる旬の野菜と野草についてでした。
別の記事で牧草好きにさせるコツも参考になりました。
この雑誌、22年前の創刊の時から知ってはいましたが
数年は立ち読みで済ませていたので
創刊号付近を持っていないのが悔やまれます。