ウサギは懐いてくれるのか。
うさちゃんを膝にのせてブラッシングしながら「うさちゃんもだいぶ懐いてくれたなあ」と嬉しくなりました。
初めのころは膝の上から逃げそうになるうさちゃんを制止しながら片手でおたおたとブラッシングしていました。
手を離すとうさちゃんは膝を強く蹴って飛び降りて体をぶるぶる振って逃げていきます。うさ毛が空中に舞って、下僕が持っているブラシまで蹴られて飛んで大騒ぎ。
今は両手を離してもおとなしく膝の上にいます。あまりしつこくブラッシングしているとホリホリしたり腕を軽く噛んだりして終了を促してきますがひどく暴れることはありません。
「懐く」を調べてみると
人に対して動物や人が警戒心を解き、慣れ親しむこと
親近感をいだき近づき馴染むこと
信頼や愛情を示す行動を表すこと とありました。
「ウサギが懐いているしぐさ」としてよくあげられるのが
ゴロンと横倒しに寝る(すぐに逃げられない姿勢で寝る。安心している)
耳を寝かせる、目を閉じて寝る(情報収集をお休みする。安心している)
鼻つんつん(鼻先で下僕のことをダブルクリックぐらいの速さで押す動作。仲間として機嫌よく挨拶、もしくは通りたいからどいての意)
ナデ要求(頭を下げてぺたーっとなること。もっと撫でて、もしくは撫でろの意)
ご飯を一緒に食べる 下僕にくっついて寝る(人間が食事を始めると自分も牧草などを食べ始める。部屋んぽなどで下僕の横にくっついて座る/寝る。仲良し仲間として認識している)
人間の顔に顔を近づけてきてくれる(かすかであたたかいウサギの呼吸が感じられることも)
名前を呼ぶと来る(来てくれると下僕は心から嬉しい)
「環境に警戒心を解く段階」と「仲間として認識してもらう段階」と「仲良しとして一緒にいようとしてくれる段階」があるかんじです。
うさちゃんはゴロン寝はもともとしないのですが、立てていた耳を下げて目を閉じて寝ていることはよくあります。特に最近は目を閉じてこっくりこっくりしたり、顎をマットに直にのせて「ふー」という姿勢になったりでくつろぎ感が増しています。

うさちゃんが寝ているそばで下僕がルーチンの掃除を始めても寝つづけていて、下僕のことを仲間として(というかほんとうに下僕として?)認識しているようです。やんごとなきうさちゃんです。
やんごとなきうさちゃんですが、名前を呼ぶとお耳がぴくっと反応します。来るかどうかはうさちゃん次第です。うさちゃんが来たければぴょこぴょこ来てくれます。
楽しそうに呼ぶと、頭を振ってお耳をパシパシッと鳴らして喜んでくれることもあって、下僕はうれしくてきゃーといいそうになります。
忠誠心から来るのではなく名前を呼ばれたことが嬉しくて来てくれるのだから、こんな素敵なことはそうそうないですよ。