第184回 タイミングが合わない
つまみ:
勤務先の中学校の図書担当の先生(40代後半ぐらいの男性)
悪い人じゃないし、細かいこと言わないし
仕事がやりやすい…はずなんだけど、さにあらず。
なぜかというと、会話のタイミングが合わないの。
黙考時間が、私の周囲の人たちより明らかに長いんだよね。
もうわかってるんだから、いい加減慣れろ、なんだけど
こっちが何か言って、反応が返ってくる時間が待てないのよ、わたし。
で、よけいなことを付け加えて「えっ?」って顔をされて
そうだ、わたしの説明がわかりづらくて黙ってるわけじゃないんだ
考えているんだ、とハッとして、「あ、今のは別に」と取り下げるんだけど
先生は、わたしが付け加えたこともコミでまた熟考(?)に入って
話がいっかな進展しない、みたいな。
打ち合わせはその繰り返し。
人でも機械でも本でも、なんだか自分のタイミングに合わないのってない?
まゆぽ:
わかる〜(カリーナ口調で)。
それって、相性なのかなあ。
わたしも過去に何人か「どうしてこの人とタイミングが合わないんだ!?」って
思った人に出会ったよ。
わかってても合わないんだよね。
相手にボールを投げたと思って、ボールが戻ってくるまでは
もう投げるボールを持っていないとイメージトレーニングしてみる?
口も手もぷるぷるしちゃいそうで、かえって不信感持たれるかな。
わたしの最近の「合わない!」は
仕事で使ってるサブスクのサービスがあってさ、
9月27日で契約が切れて、更新しなくちゃならなかったのね。
ところが、そのサービスが9月いっぱいで終了して
別のアップグレードしたサービスに代わるっていうお知らせが来て、
「なんでこのタイミング!?」と思わず声が出た。
更新を待って、10月から新しいサービスに変える選択肢もあるけど、
28〜30日の3日間に納品する仕事があって、どうしてもそのサービスを使うんだよ!
提供してる会社に問い合わせたら、
更新しなければ使えないし、更新するなら、来年の9月28日までは
古いサービスで我慢しろって言われて、泣く泣く古サービスを更新しました。
わかりにくい話で悪いんだけど、
勝手にサービス内容を新しくするなら、救済策をもうけろよと思った。
これに限らず、ポイント貯めてたのに、急に「終わるよ〜」って言われたり
もらった商品券、気がついたら期限切れてたりして
形のないものや、紙のものって怖いわ、と思うこと多し。
つまみ:
わかる〜(わたしもカリーナ口調で)。
特にドラッグストアの割引関係、日にちと対象商品のタイミングが合わない!
医薬品の15%引き、昨日までだったかーとか(セイムス多し)
割引ハガキが来るならシャンプー買うの待てばよかったとか(マツキヨによくある)。
サブスクは、もう捨ててる。
我が家では上手に利用できるとは思えず
ゴメン、まゆぽさんのを聞いても、共感が他人事かも。
そういえば、唯一利用しているAmazonプライムも
契約内で視聴できる期間のタイミングが合わない。
あ、これ、見れるんだと思って数日後に見ようとしたら
有料になってるってよくある。
こっちの傾向を先読みしてる疑い濃厚だよ。
まゆぽ:
アマプラとか知らないで無料だと思ってたら
後から請求きてびっくりパターン、わたし、多いよ。
どこで「いいよ、お金払う」って言っちゃったんだろう?と何回も思ってる。
わたしもサブスクは捨てた方がいいのかも。
タイミングってなんだろう?
運命?
だったら、逆らっても無駄だね。
「前世の因縁だからしょうがねぇ」って諦めるのがストレス最少かも。
こういう時はこう思えの公式っていくつかあるんだけど、
昔、つまみちゃんに教えてもらって
ずっと愛用してるのがこれ↓。
「なんだ、こいつ、むかーっ!」って思ったとき、
「うんこ踏め!」って心の中で思うやつ。
「転べ!」とか「呪われろ!」より罪の意識が軽くて済むし、
その割にもし踏んだらダメージ大きいでしょ。
教えてくれてありがとね〜。
つまみ:
そんなこと言ったんだ。
われながら、いいこと言った!
ムカついたときはつぶやきシローのネタの
「お前なんか、周りにイエスマンばかり置いてダメになれ」もよく使うよ。
地味だし、本人は無自覚かもしれないけど、蔑み感がちょうどいい。
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Jane
カリーナ口調の「わかる~」って、私も真似して言いたくなるくらい、わかる~。
「枯野」の白くなった植物も、その葉のカサカサになって縮れた感が手で触るかのように、わかる~。よく布であの感じを再現できましたね。
つまみ
Janeさん、コメントありがとうございます。
「わかる~」って、思わず漏れ出た共感の言葉でもあると同時に、言ってもらった発言者の言葉尻が安心して着地できるセイフティネットでもありますよね。
ふたつがブレンドされたクイック攻撃(?)なので、そこに過度な忖度や粘着質的な後味を感じることなく、流せる…それでいて心地よく残るのだと思います。
カリーナさんのそれは「~」のニュアンスが独特なので、もうひとつステージが上がり、思わず「っよ!出ました!」と言いたくなります。
まゆぽ Post author
Janeさん、いつもコメントありがとうございます。
「枯野」いいですよね。
私もすごく好きです。
枯れてる寂しさ、荒涼感がありながら、
どこか突き抜けた華やぎや明るさがあると思いました。
なんとなく、オバフォーにぴったりじゃありませんか!