第191回 思ったよりうまくいったこと
つまみ:
どうしても、しくじり系の方が話のタネ(ネタ?)になりやすいけど
たまに、まれに、思ったよりうまくいくこともあるよね。
ささやかだけど、スーパーに行ったら
まさに買おうとしていた食材が広告の品ですごく安かったとか
棚の奥に眠ってた収納BOXが
たまたま空いてたスペースにドンピシャだった‥みたいな。
あとさ、仕事で「おすすめ本は?」と聞かれ
その人の好みも知らずに答えざるを得ないときがあるんだけど
後日「すごくおもしろかった」と言われると
うれしい以上に、うまくいったなとホッとします。
まゆぽ:
うんうん、わかるよ、おすすめ本がドンピシャだったりすると
心の中で小さなガッツポーズする感じ。
私さ、実はたくさんしくじってるくせに、
「でも長い目で見たら成功だ」とか、
「ここでマイナスになっても死ぬ時はプラマイゼロだ」とか
自分を説得しちゃうタイプなんだよね。
だから、人生でした大きな決断は「全部正しかった」って
実は思ってる(書いてて恥ずかしい)。
猫飼ってよかった、とか
自営業正解じゃん、とか
あの人と友達になったのは偉かった自分、とかさ。
ちっちゃいことだと、
迷ったけどLサイズにしてよかった、このスリッポン、とか
朝ごはん食べてる間に洗濯機回したところが素晴らしかったな、とか
ほとんど使ってなかったインスタだけどThreadsのアカウント作る時に
役に立つなんて、棚からぼたもちすぎる、とか
いちいち小さなガッツポーズをしながら生きてる気がする。
1日に23回くらい、「思ったよりうまくいった」と思ってるかもな。
長い間、人は誰でもそうだと思っていたんだけど
10年くらい前にそうじゃない人もいることを知った時は
すごくびっくりしたんだったわ。
「うまくいったことのちっぽけさとうれしさは反比例する」
つまり、くだらない成功ほどうれしさでかいの法則ってのも提唱したいわ。
つまみ:
なんだよなんだよ。
耳かきみたいなテーマを提示したつもりが
デカいパワーショベルみたいな、生き方への展開。
そういうの嫌いじゃないよ‥っていうか
まゆぽさん、すごい!と感動した、マジで。
わたしもね、こういうテーマ出しててナンだけど
そんなに悲観的な方じゃないと思ってる。
でも、1日23回はガッツポーズしてないよ。
あと1回やって1時間に1回にしないのは節度?
そうだよねー。
夫も仕事も家も、犬と猫両方と暮らしたことも
全部、悪くない選択だったと今では思ってるし
今の住まいなんかさ、古くてちっちゃくて高級感ゼロって
自分そっくりじゃん、と愛おしいよ。
あー!元気出た\(^o^)/
ありがとう!
それを踏まえて、思ったよりうまくいったのは
まゆぽさんをこのover40に引きずり込んだこと。
あれ?なんか胡散臭すぎる展開?
まゆぽ:
そうそう、そういう胡散臭げな褒め言葉、
100%受け取りますわよ、心の中でガッツポーズしながら。
でもさ、私も引きずり込まれてよかったよ〜、ほんと。
私は「自分で調べろよ」なこともすぐ人に教えてもらいたがる
教えてちゃんなので、
オバフォーの皆さんにお世話になってるんだ。
ミカスさんにポッドキャストのことをあれこれ聞いて、
なおみさんに家庭菜園用農薬について情報をいただき、
つまみさんにも「借地の上に自宅」の場合の売却問題とか相談したよね。
自分のメモリー容量がちっちゃいから、
人の知識や知見を外付けハードだと思ってる。
だからいろんなことを知ってる人に
仲良くしてもらうのすごく大事なんだよね。
人生後半で最大のうまくいったことかも、
オバフォーに入れてもらったこと!
なんて、胡散臭さぷんぷんぽいけど、ほんとだよ。
胡散臭いくらいの自画自賛、
謙虚な遠慮より栄養価高いもん!
とんぼ 佐藤知津子さん
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