第45回 《私の軽度腰痛ライフ》 思い込み4連発作戦でどうだ?!~の巻
腰痛とは、5~6年ぐらい前に出遇ってしまい、いつのまにかそこそこ昵懇になりました。
とは言っても、本格的なぎっくり腰にはまだ遭遇したことがありません。
あの「やっちゃった瞬間の姿勢のまま動けなくなり、しばらくはトイレも這って行き、最低でも1週間は起き上がることができない」と言われる状態は、幸いなことに未経験です。
微量の電流を誘発する「日常動作」に一貫性はありません。
布団を畳んでいるときだったり、掃除機をかけているときだったり。
日常動作とは言わないかもしれませんが、スクワットや雪かきのときもありました。
そういう、「あれ?もしかしてやっちまった?」というとき、みなさんはどうしますか。
実際、ちょっと違和感を覚えても、小事にすら至らず、無事セーフのこともあります。
極力、腰のことは考えず、私の人生、何も不安などないわとばかりに、とってつけたように鼻歌なんぞを歌ってみたりします。
われながら、わざとらしいったらありゃしません。
こうなると次の作戦【動いているうちに治るだろうと思う】に移行することになります。
ありますが、外に出る、予定通りに今日一日を遂行する、と決めた以上、心を強く持って「腰痛なんぞ屁でもない!」ぐらい強気にならなければ、怖くて電車にも乗れません。
念のため、あくまでも念のためですが、バッグには腰痛ベルトは忍ばせます。
私の持っている腰痛ベルトは「忍ばせる」という表現にはそぐわない、けっこうな存在感ですが、世の中には「保険」「転ばぬ先の杖」という言葉もあります。
もうすでに転んでるんじゃないの?という心の声は無視していざ出陣!
こうなると、もはや思い込み作戦でどうこうというレベルではない・・と言いたいところですが、それでも【一晩寝たら一気に回復していると思う】は試す価値あり、でしょう。
過去に実際にあったのです。
一日けっこう辛かったのに、翌朝、ウソのように平気になっていた、という夢のような経験が。
あれ?夢だったのかな?
若いときは無縁で、将来も知り合うことなど予想だにしていなかった腰痛ですが、こうなってみると、周囲にも世の中全般にも、腰痛者は多いなあと驚くばかりです。
でも、腰痛という辺境の奥深さにぐいぐい引き込まれ、高野さんの立ち位置の斬新さも相まって、夢中になって読みました。
腰痛物としては、夏樹静子さんの『腰痛放浪記 椅子がこわい』も有名ですが、これは未読です。
読むべきか読まざるべきか。
自分の中で寝てる子を起こしてしまいそうな、そんな怖れも感じてしまうもので。
現在、内澤旬子さんの『捨てる女』というエッセイを読んでいるのですが、ちょうど腰痛を患ったエピソードが出てきました。
それで学んだこと。
「相撲を見て、四股がかっこいいと思っても、マネしてはいけない」。
takeume
私がまず試みる作戦は【気のせいだと思う】です。
↑これ、正解じゃないけど、正解でもあるようです。
先日、老人介護関連の仕事をしてる友人が
「ボケてるとねぇ、痛み解らないみたいで、
【これ、絶対骨折れてるから】
ってレントゲン撮ると、やっぱり折れてるねん。
けど、本人は痛みないみたいで普通に生活してたらねぇ、
老人なのに、治るの早い早い!ビックリするよー。
あれよ、【ここイタイ、まだ治らない】って
普通の人みたいにネガティブな意識をそこに持っていかへんから
患部に対する治癒力上がってるとしか考えられへんよ!!」
と話してましたから。
ぎっくり腰には当てはまらないとは思いますけど。
だって、気を許したらきますもんねー。
お大事に。
あ、四股は調子の良い時からマジメに踏むようにすれば
足腰の筋力鍛えられていいらしいですよ!
つまみ Post author
takeumeさん、こんにちはー。
あっぢいですねえ(>_<) そう、そうですよね。 ネガティブな意識をそこに持っていかへんから・・・というのに、バリバリ説得力があります。 咳とかも、出るんじゃないかと意識すると出ますし、なにかに夢中になっていると体調を忘れる、というのはよくあります。 全てこの路線で行くのは危険ですけど、治癒力とか免疫力って、精神的なこととけっこう連動しますね。 四股って地道にやっていれば、ゼッタイ足腰が鍛えられますよね。 内澤旬子さんに「徐々に正しくやって」と教えてあげて下さい(^O^)
あゆ
ぎっくり腰で2回、寝込みました…
そんな私がやばい時にする技(?)は「認めて反問」です!
寝込んだ時どうにかその痛みから逃れよう、目を背けようとしたのが
どうも裏目に出たと思い込んでる私は
腰が痛くなってきたら、まず全面的に認めます。
「そうだよねー、すごく痛いよねー」
とあくまで相手(って誰?)の言い分を全面的に認め、決して反論しません。
納得いくまで話を聞いてあげたら、そこでおもむろに優しくこう聞きます。
「で?それってどうにかできることなのかな、いま?」
決して責めることなく、あくまでさらりと。
するとなんか相手が「いえ、別に…」とかなんとか言って
諦めるような気がするんですよね。
この技で以降は寝込んでいません!
腰痛って、本当に腰に何かの病気を抱えている方はごくごく少数で
ほとんどの方は肩こりや筋肉の痛みからきているから
動かしても特に悪化させることはないと聞いたことがあるので
それを信じてるんですが、本当の所はどうなんでしょうね?
つまみさんも腰痛、気をつけて悪化させませんように。
やっぱり大切なのは痛くない時に筋トレすることですよね。
七夕の短冊に「筋肉が欲しい」と書いていた年上の友人の気持ちが
よく分かる年頃になってきました。
つまみ Post author
あゆさん、おはようございます!
もう、ビックリ((((;゚Д゚))))
私にとっては、腰痛(身体の不具合全般)対処作戦の新機軸です!!
>腰が痛くなってきたら、まず全面的に認めます。
>「そうだよねー、すごく痛いよねー」
>とあくまで相手(って誰?)の言い分を全面的に認め、決して反論しません。
>納得いくまで話を聞いてあげたら、そこでおもむろに優しくこう聞きます。
>「で?それってどうにかできることなのかな、いま?」
>決して責めることなく、あくまでさらりと。
感動してしまいましたよ。
こういう作戦は思いつきませんでしたねー。
私のとは真逆に近いですが、なんだかとても説得力があります。
いやー、脳内(体内)宇宙は無限大ですねー。
「認めて反問」作戦、試してみようっと!
あゆ
びっくりしてもらえて光栄です!
試してみてください。
ちなみに私はこれで暑さも乗り越えようと思ってます。
つまみ Post author
あゆさん、お暑うございます。
はい、びっくりしました。
そして、昨日私は衝動的にDVD付の「おうちヨガ プログラム」という本を買いました。
今まで自己流でヨガをやってきましたが(何度か習いには行ったものの)、自分の心身の声を聞く、という意味でも、あらためて「効かせ方」をおさらいしようと思いました。
暑いときも身体を動かした方がスッキリしますよね(^O^)。
ぽち
すっかり他人事と思って笑って読み始めたのですけど、「気のせいだと思う」(というか全部ですけど)は私もやってるわ~
子供のころから偏頭痛持ちだったのですが、特に夏はひどい。
頭ががんがんするのです。
でも周りの人はみんな元気。私は「気のせいだ、自分が怠け者なんだ」と思い、頭ガンガンするのに、活発に動きまわってみました。そしたら次の瞬間、ガンガンが10倍くらいになり、大変な思いをしました。その時から、ずっとアンニュイな人です。別に気取ってるわけではないのです。体質なんですよね。静かにしてないと、体が持たないのよ。
腰痛持ちの方は本当に大変そうです。
どうにか、そこそこ調子いい状態をなるべく長く保ちたいですね。無理をしないでくださいね。
つまみ Post author
ぽちさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
偏頭痛ですかあ。
つらいですね。
でも、アンニョイはちょっとカッコイイですね。
私も、睡眠不足だったり、炎天下にいると頭痛がしますが、これは偏頭痛とは言いませんかね(^^;
でも、日差しと頭痛は相関関係があるようなないような(どっちだ?)
低気圧はありますよね。
今週は仕事で無理をせざるを得なくて、現在は首から背中がもんのすごく痛かったのですが、今、脇の下を伸ばす寝違えストレッチをやったら、ずいぶんラクになりました。
ぽちさんも、無理しないでください!!