ゾロメ的つれづれ・ずれずれ・ブレブレ日記⑨ 人生はカンタンな英語だ!?
◆6月某日 So cool!!
先日、夫とライブをした御大ピアニストが、なぜかマツコ・デラックスの夜中の番組に登場。御大は、俗世を俯瞰する仙人みたいに映っていた。要するにいつもどおりだった。
ジャズ界では偉人的なドラマーであるエルビン・ジョーンズが来日した際に、エルビンの希望で全国ツアーを一緒にまわったのが御大。だが、そういう「伝説的な人物に名指しされた」ことで御大のスゴさを語るのってちょっとどうかと思うし、「うちの夫はそんなスゴいピアニストとトリオを組んでライブをやった」と間接自慢してると思われるかもしれないじゃないか。
でも、じゃあそういう気持ちが全くないのか、と問われると「あるわけないじゃないですか!」と澄んだ目で言えるほど自分はいけしゃあしゃあ体質でもないので、いろいろめんどくさいところだが、要するに、御大のピアノはものすごくかっこいい、ということだけは声を大にして言いたいのであった。
◆6月某日 miracle!!
じじょくみさんの祝宴の日。
披露宴だけではなく午前中の式にも列席させていただく。式は、都心の神社で行われた。一大ターミナル駅に程近く、すぐそばを幹線道路が走っているにもかかわらず、都会の喧騒とは無縁の緑濃い神社で、そこにいるだけで心が穏やかになるような静謐な空気が流れていた。
神社での結婚式に出るのは久々だったが、式が行われているすぐ近くで、一般の人々がふつうに参拝していたり、そのついでに式を眺めていたりするのがいいなあと思う。
通りすがりに結婚式を見かけ、厳かな気分になったり、見知らぬ誰かの幸せを願う瞬間を持つのは、ものすごく心豊かなことのような気がする。
じじょくみさんの神々しい美しさに心打たれながら、そんなことを思った。
披露宴は期待していた以上に楽しく心地よかった。この日に賭ける自分の期待値はやたら高かったのだが、軽くクリアしてしまったのであった。
新郎新婦の身内や親戚、古くからの友人、仕事関係者、もれなくキャラが立った島のみなさま・・などなどの「これまでに二人と深く関わってきたorこれから関わっていくであろう」方々と一緒に、このwebサイトのメンバーがいることが、光栄で誇らしくて奇跡のように思えた。
確かに、サイトのメンバーはじじょくみさんと時に濃密なやりとりもしてきた。弱音や愚痴を言い合い、実際に何度か会って、旧知の仲のような気持ちになっている。でもその程度(と、あえて言わせていただく)なら、じじょくみさんには披露宴に呼びたい人が他にもたくさんいると思うのだ。
今回列席した私たちは、じじょくみファンの代表だ。「崖っぷち・・」が盛り上がり、たくさんの人が彼女の婚活に一喜一憂し、結婚を心から祝福したことが、私たちをこの宴に押し出した気がしてならなかった。
通りすがりに結婚式を見かけて祝福の気持ちを抱くのも本当なら、webサイトを通じて知った、真摯で不器用な女性にエールを送るのも本当。どちらも自然な感情だが、今回のじじょくみ騒動(騒動かよっ!?)では、自然な感情の持つパワーに驚かされた。
いわゆる「ネット上のお約束めいた距離感」・・優等生的だったり差し障りがなかったり感じが良すぎてむしろうさんくさかったりもするネット安全圏の柵を、今回は多くの人が軽々と飛び越えてきた気がした。しかも無自覚に。しかも絶妙に。そこにビックリしつつ感動している。
やっぱり奇跡だ。
※全くザビってはいらっしゃらなかったザビ男氏、ワクワクさんというより、私は(香川照之+えのきどいちろう)÷2だと思いました。
◆6月某日 nervous!!
猫が来て1年が過ぎたので動物病院に行く。
このところ、ちょっと不安定なので、予防接種がてら相談してみる。今日行ったのは、14年飼っていた犬の体力が衰え、遠い病院に行けなくなったので新規開拓した近場の病院で、4年ぶりになる。
なつかしいような、まっさらな気持ちのような、犬を愛おしく思い出すような、猫にかまけきっているような、定まらない気持ちの自分にちょっと混乱する。
◆6月某日 Are you all right?
義父のリハビリ見学最終日。
しかしなんだな。福祉関係の施設の人の感じの良さは尋常じゃないな。中にはそうでないところもあるのかもしれないが、義父母がらみでたくさんの施設に関わったり見学に行ったりして、どこもすこぶる感じがいいので驚いてしまう。
特に若い男性。却って「大丈夫?ふつうでいいんですよ」と言いたくなるほど。ありがたいけれど、ちょっと心配。
by月亭つまみ
こんなブログもやってます♪→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」