正月休み
お正月休みは「玄関掃除と親族の家にいくのとうさぎの世話以外何にもしない」と決めていました。
そのおかげでどんどん変化するうさちゃんとのんびり過ごすことができました。
年末年始の2週間、うさちゃんはまずまず元気にすごしました。元気でしたが、スロープをかけ降りてきたときに弱い脚側に横倒しになってそのまま斜めになって滑り落ちました。うさぎ(に限らず、大人になった生き物が)が転ぶ姿は衝撃的です。野生でそんなことになったらあっという間に餌食になるという恐怖感も漂います。
でもうさちゃんは床で体勢を立て直して、ケージに走りこむと餌を食べ始めました。ああ、ほんとうに驚いたよ、すぐにスロープを見直すよ。
スロープの傾斜を緩め、かさ上げした分に低い階段を三段付けました。
餌入れの位置も高いのか食べているときに時々ふらつくので低い位置に置きました。
そうしたら、贔屓目かもしれませんが、スロープを降りる時も途中でゆっくり止まることもでき、餌も前足後足でしっかりと踏ん張って食べられているようにみえます。

ウサギの年齢の人の年齢への変換計算式は22+(ウサギの年齢-1)×6なのだそうです。これでいうとうさちゃんは60代後半になります。
ざっくりとウサギの1年は人間の7~8年でしょうか。
人間が「やれやれ、一週間終わった!」といっている横でウサギは「2か月近く過ぎた」と感じているのです。
暮れに作った低い三段階段、うさちゃんは真ん中の段が気に入ったと見えてよく座っています。どこが気に入るのか読み切れない、面白いなあ。
くつろいでいるうさちゃんの横に自分も座って、頭をナデコしてやると、鼻先を持ち上げて目を細めて気持ちよさそうにします。そのうち手の下から頭を抜いてちょっと離れていったかと思うと、くるっと向きを変えて戻ってきてまた頭を手の下に潜り込ませてきます。
「多分戻ってくるぞ」と手をそのままにしていると案の上ぐいっと頭を潜り込ませてくるので笑ってしまいます。
笑ってしまいます などと余裕をかましていますが、このしぐさはじつはナデ命令です。ナデてもらううさちゃんのほうが上なのです。
人間にとって10分だとうさぎにとって1時間ほどのナデタイムになるのでしょうか。それともナデタイムは厳然と10分なのでしょうか。

下僕も休みなのでのんびりとナデコを続けているとオートミールのミルク煮のようなかすかな甘い匂いがうさちゃんからしてきました。
こんなことは初めてです。
あら、子ウサギの匂い!ずーっと昔の自分が子供のころ、子ウサギが居た時にしか嗅いだことがなかったのに、子ウサギのすべすべした手触りとともに情景がうわーっと思い出されました。
うさちゃん、年を取ってかえって子ウサギっぽくなっているの?
おばあさんがかわいい服が似合うようになるみたいに、ますますかわいらしくなっているところなの?
何をしても、老化をしても、ずっとかわいいのがうさぎなのです。

















































































