僕お利口に待ってるよ!?~ワンちゃんお泊り事情~
先日、ベビーシッター関連の痛ましい事件がありましたね…。
ちょうど先週、バトーを預けて4日間程香港旅行に行っていたので、
私にとっても何やら身につまされるようなニュースでした。
ベビーシッターを選ぶ際のチェックポイントや注意点のあれこれなど、
ニュースで色々と特集されたりしていましたが、
犬を預ける「ペットホテル」「ペットシッター」選びもほとんど同じです。
もちろん、犬と子供では様々な事情や社会的な重みも違うのかもしれませんが、
「我が子」を他者に預ける親の気持ちは全く同じですし、
預けた愛犬に何かあっても、「器物損壊」にしかならないという世の中ですから、
対子供よりも気軽(?)に悪いことが出来ちゃう訳です。
更に犬は絶対に飼い主に告げ口が出来ませんからね。
なので犬バカな飼い主は、皆そりゃあ一生懸命「預け場所」選びのリサーチをしているんですよ。
今回の我が家の香港旅行は日程が短かったこともあり、
有難いことに私の母にバトーを預けていくことが出来ました。
でも、日頃からバトーの事を知っていて、バトーも大好きな母に預けるのでさえも、
常食のフードやおやつを用意したり、かかりつけ医の診察券や注射履歴ファイルの準備、
生活の注意点を記載した書面の作成などなど…やはり様々な準備が必要です。
それでもやはりバトーの様子が心配で、香港からLINEで様子を聞いたり、
写メを送ってもらったり…という犬バカっぷりでしたが。
そして旅行終了後には、
今回のペットシッターである母から4日間の報告書!の提出を受けました。
さすが私の母!?と言いたくなるような、詳細な預かり日記でしたよ~。(笑)
(↑ 別に強要したわけじゃないんですけどね…オプショナルサービス??)
でも、このように身内に預けられない場合は、ペットホテルなどの出番な訳ですね。
こういったサービスには大まかに分けていくつかの種類があります。
以下、私の勝手なカテゴリ分けをどうぞ~。
***
1)カプセルホテル系
「とにかく安全に滞在」特化型。
これは一般的に一匹につき一つのゲージなどの空間が与えられ、
飼い主がお迎えに来るまで基本的にはその占有空間で過ごすタイプ。
ほぼ外に出ず、外部との触れ合いも少ない分、安全?といえば安全です。
(精神的ストレスなどは考えない、フィジカル面のみの安全という意味です)
料金によって専有面積の大小や、お散歩やドッグランでの遊び時間など、
細々としたところが違ってきます。
空港に併設しているペットホテルなんかはこれ系ですね。
2)自宅系
「自宅と同じように閉じ込めない」が主要コンセプト。
基本的に日中はお店の人がいる部屋などで自由に過ごします。
トリミングサロン併設などのホテルはこのタイプが多いですね。
何か特別なサービスがあるというより、その店の看板犬と同じ風な生活、
というイメージでしょうか。
これは普段からそのワンちゃんが通っているサロンだったら、
お店の人や場所への初めて感が薄いのでストレスになりにくいというメリットがありますね。
3)合宿系
こちらはあまりまだ数が多くありませんが、「有意義?な宿泊滞在」がコンセプトでしょうかね。
ホテルに特化した場所や、犬の幼稚園併設のペットホテルはこのタイプが多いですね。
こうしたところは、ペットホテル内を動画配信していたり、詳細な宿泊日誌がもらえたり、
グルーミングしてもらえたりと、色々な宿泊特典?のようなものがあったりします。
自宅系と同じく、日中はホテル内ドッグランで放し飼い状態でいられるので、
運動不足などにはなりにくいかもしれませんね。
ただ、基本的にホテルメインだと、常に他のワンちゃんも何名かは宿泊している状態なので、
犬嫌いのワンちゃんには厳しい環境かもしれませんね。
そういった意味でも、集団生活メインの「合宿」っぽいイメージです。
***
このような様々なサービスの内容や特性と、
自分の犬の個性(運動好き、犬嫌い、など)を考え合わせどこに預けるか選ぶわけです。
プラス、家からの近さや送迎の有無などの要素も絡んできますしねぇ~。
こうやって書いてみると、私を含め飼い主さんは結構大変ですよね(笑)
ただ、どんなに飼い主が誠心誠意セレクトしたペットホテルに預けても、
ワンちゃんにとってストレスがゼロかというとそうとは限らないのが切ないところ。
実はバトーをなるべく私の母に預けるようになったのは、
以前通っていた犬の保育園併設のホテルに数日間お泊りさせて旅行に行った際、
お迎えに行った私達を出迎えてくれたバトーの顔が野良犬みたいになっていたんです!
もちろん別に虐待されてたとかじゃ全然ないんですよ~。
いつもの保育園でいつものお友達といつものスタッフさんと楽しくしていたはずなんです。
なのになのに、目の大きさは三分の一くらいになって形も吊り上り、
精神状態を反映する毛並はバッサバサに。
やっぱりきっと何かがいつもと違って不安だったんでしょうねぇ~(涙)
その顔が今も忘れられず、それまでは結構へっちゃらで旅行に行っていたのが、
そこからもうなかなか置いては行けなくなくなってしまったのでした。
今年など、夫の勤続20年記念のハワイ旅行10日間を意を決して企画、
頭金まで払っていたというのに、キャンセル料発生直前に、
やはりバトーを10日間も置いていけない~!
ということになり、「八ヶ岳旅行withバトー」に変更してしまったという…。
もう私ってばせっかくのハワイだったのに~!
もうバカ~!バカバカ~!
…ま、いっか?バトーのためなら別にバカでも!(爆)
さーて。
バカバカ連呼しちゃいましたが(笑)、
皆さま今日も頑張っていきまっしょい~!!
ふぇんふぇんさんのプロフィール
大阪のおばちゃん予備軍な40代前半。
30代は中国4都市に「なんちゃって駐妻」として7年ほど生息。
帰国と同時に犬と暮らし始めて「正真正銘の犬バカ」に。
現在の犬バカ活動?!は主にInstagramで行ってます♪
犬バカ指数100%な「#犬バカばんざい倶楽部」ハッシュタグ主催(笑)
Instagram ID:kamayuko
★ああ、旅行のことわかるなあ。犬を飼っていると悩ましい所です。それにしてもお母さんの報告書がすばらしい。byカリーナ
みーる
初めまして。
お気持ち、わかる!と思ってしまい、勢いで書き込みさせて頂きます。
うちもMダックスを飼っていますが未だにペットホテルには預けられません。ふぇんふぇんさんがご経験した【犬の顔つきが変わる】っていう話、よく聞きます。一時的なものならまだしも性格が激変してしまったなんて話も聞いたことがあって、飼って10年になりますが未だに実家以外の場所には預けて外泊できません(涙)
いかにして犬と外泊するかに重点を置いちゃいますし、置いていくときは2時間かかる実家まで電車でエッチラオッチラ背負って連れていきます。
昔のように数世代で犬を飼っていた時代にはあまり考えられないことでしょうね^^
そうそう、まだ未経験ですがかかりつけの獣医さんの処、治療目的ではなくても預かって貰えます。
比較的営利目的ではない獣医さんなど、預かってもらえるのはいいなぁと思いました。
ふぇんふぇん Post author
>みーるさま
コメントありがとうございます!勢い出していただいて嬉しいです~(笑)
Mダックスと暮らしてらっしゃるんですね♪♪
「いかにして犬と外泊するか」ってホント重要ですよね~。分かります分かります!
私もあちこちバトーと行きましたが、なかなかドッグフレンドリーな宿泊場所って少ないですよね。
それにしても、ご実家まで2時間電車で連れて行ってらっしゃるなんて、ワンちゃんへの愛を感じますぅ~^^
さちまま
こんにちは。 毎回楽しく読んでいます。
みーるさん同様、「わかる!」の勢いで書きました。
我が家もMダックスがおりますが、おばあちゃん保護犬(16歳くらい?)なので
家での留守番も外泊も苦手です。
以前何度か獣医さんに預けましたが、「ごはん食べず、排泄もなし」の報告を受けたり
帰ってからも様子がおかしかったりで、何となく預けるのがこわくなってしまいました。
かかりつけの病院だから安心と思っても、それは飼い主側の気持ちですもんね。
ほんの数時間の外出でも、どうしているかと気になる時があります。
「犬がいるのでお先に」と言うとけげんな顔をされますが、最近はそんな冷たい視線もなんのその!。。。ちょっと甘やかし過ぎですね。
ふぇんふぇん Post author
>さちままさま
コメントありがとうございます!毎回読んで下さってるだなんて嬉しいです♪♪
さちままさんもダックスと暮らしてらっしゃるんですね~。
そうそう。外泊で「飲まず食わず」になってしまって旅行先に連絡があって、
途中で帰った…なんて話もほんとによく聞きますよね!
うちのバトーも外に預けると、帰ってからも3日間くらいは私に怒ってるんですよぉ~(汗)
ワンちゃんって本当に繊細な心を持ってますよね。
私もさちままさんと同じく、バトーと暮らしてから飲み会や夜の外出がめっきり減りました~!
犬バカさんはみんな同じですよね。ふふふ♪♪