「いつまでもあると思うな。ムラムラとヌレヌレ」。これ大事です。
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【カリーナ → あきら 2014.9.4】
「官能」っていうと文学的で高尚っぽい。
『婦人公論』だと「性」だろうけど、
ちょっと、ババむさい。
あきら様
昨日は、なんだかよくわかんないツイッターDMで失礼しました!
実は、あれから「ただいま、閉活中」のプリ子さんが、
————–
「官能」っていうと文学的で高尚っぽい。
『婦人公論』だと「性」だろうけど、ちょっと、ババむさい。
で、「ムラムラ」が気に入っている。
————–
ということをおっしゃったのですよ。すごく、おもしろいなーと思いました。
プリ子さんは、アラフォー世代なんですよね。
世代的な感覚なのかなあって思ったんです。
なるほどー、そうなのかーと。
わたしは、「性」という言葉がニュートラルで
無機質な感じかなあと思っていたら、
ババむさいのかと(笑)
プリ子さんが性欲一式のことを「ムラムラ」と名づけた記事は、
読者の方もたくさんコメントを寄せてくださいました。
「ムラムラ」という言葉は人の言葉を引き出す。
発見でした!ムラムラの威力、大!
メンバーのメーリングリストでもいろんな発言があって賑やかだったんですが、
そのなかでわたしは、
「いつまでもあると思うな。ムラムラとヌレヌレ」と書いたのですよ。
(下品でごめん)
閉経後、濡れにくくなるという、
からだの変化を標語風にしてみました(笑)
あきらさんにお願いしたいと思っていることも
「ムラムラとヌレヌレ」とかのタイトルで
ムラムラさせる度数とか
ヌレヌレさせる度数とか
そういう切り口でもろもろ批評したり、
書いたりしたほうがいいのかな。
あれ?昨日、ツイッターでDMしたときには、
すごくいいと思ったのですが、
そうでもない???(笑)
ま、いいや。感想、お聞かせください。
【あきら → カリーナ 2014.9.5】
湯山玲子さんは自慰のことを
光合成って言っていた気がします。
こんばんはー。
このごろはツイッターを見る習慣を失っていまして、
きのうに限って調べたいことがあってたまたま見たんです。
あー、こんなふうに関心があることには呼ばれるんだよな~と軽く思って、
メールをいただくのをたのしみにしていましたです。
ムラムラ・・・うふふーーっ、どうでしょ。なるほど、みなさん口にしやすいわけですね。
言われてみれば納得です。あ、ご承知とは思いますが、
下品はぜんぜんへっちゃらですので(笑)。
ムラムラとヌレヌレをバロメーターにもろもろ語るは、いいかもしれません。
書いてるうちにいいような気がしてきた(笑)
んじゃあじぶんの欲望がムラムラなのか?といわれれば、
ちょっと違う名前をあげたい気もしますが、
気軽、カジュアル、な感じがするのがいいんじゃないでしょうか。
ムラムラという語感から漏れてしまうのは、感情部分ですかね。
心を満たされるかどーか的な。あるいはそれが一番大切かもしれず。
ま、そのへんはわかったうえでムラムラとか洒落で
言ってんだよ、ということがきちんと伝わるのがいいような気がします。
湯山玲子さんは自慰のことを光合成って言っていた気がします。
ムラムラだろうがヌレヌレだろうが光合成だろうが、
欲望に肯定的になる姿勢が、
明るく語れる雰囲気が、たのしげかもしれません。
あとは余談ですが、「まぼろし」を見直してみました。
当時シャーロットが何歳なのか調べてませんが、
あらためてオゾン監督のことを好きになった気がします。
さだかでないのですが、冒頭夫婦はSEXしたのねとか。もうすっかり忘れていました。
ベッドに入る前にシャ-ロットが鏡に向かって、目の下のしわを撫でるところが沁みました。
あとね、岸田賞を取った戯曲でポツドールの「愛の渦」という映画があるのですが。
乱交パーティーのはなしですが。それもなかなかおもしろかったです。
あ、あと、どこかにメモしたいと思いながらしなかったことがあるので、ついでに書かせて下さい。
きのうのクローズアップ現代でJKビジネス=少女売春のことをやっていました。
しかしそれは売春の問題ばかりではなくて、買春の問題なんだと。当たり前ですねー。
少女の方ばかりではなく、買う男性のセクシャリティーの問題だと。
男性は勃つかどーかは考えてるでしょうが、
自分のセクシャリティーについて考えたりするんですかね~。
nao
光合成!すごく楽しい言い方ですね(笑)
自家発電とかは聞いたことがありましたが、光合成のほうがずっといいです。
私は若い頃、今でいう腐女子ってやつでした。
中学で「風と木の詩」、高校生の頃に「June」を愛読し、
「イブの息子たち」「パタリロ」などに萌えておりました。
漫画から離れていた時期にBLが全盛となり、残念ながらそれにはすっかり乗り遅れちゃいましたが。
そのせいか高度なコミュニケーション能力の必要な男性とのセックスは
興味が無いわけではないのだけど、あまり上手でもなく
今も二次元の世界を妄想しながらの光合成のほうが好きです。
こういう嗜好の部分って、年取っても成長しないなと思うのですが
自分だけでしょうか(笑)
りん
アラカンです。
私にとって、自分のセクシュアリティを意識するきっかけとなったのは、「まぼろし」でした。公開当時(今から15年ほど前?)に観ました。映像の中のシャーロット・ランプリングはすでに50歳を過ぎていて、この年齢でヌードシーンがなんたらかんたらと騒がれていました。
一緒に映画館に行ったやや年上の友人は、当時50歳を過ぎたくらいで、離婚後の辛い時期を経た後、新しい恋に燃え上っていました。思い起こせば私はそれを、実に冷やかな目で見ていました(50歳で恋だなんて、ありえない!)。
もっと鈍感でもっと冷酷だった20代の頃、一緒に駅ビルの中を歩いていた50代の母が突然しゃがみこんで苦しそうに喘ぐのを、私は気遣うどころか、周囲を気にして「みっともないから早く立ち上がってよ」と心の中で毒づいていました。かわいそうな母!更年期障害の真っただ中で辛い日々を過ごしていたのでしょう。
5年ほど前に、DVDを借りてきて「まぼろし」をもう一度観ました。改めて気づくところが山盛りでした。
シャーロット・ランプリングは、その表情で、こんなことも、あんなことも、表現してたのね。人間の想像力なんて高が知れていて、自分がその年齢に達してようやく実感できることってあるのよねぇ(その意味でオゾン監督はすごい!えっ、30代でこれを作ったの?ウソ・・・)。
自分について言えば、ムラムラはとうに薄れ、ヌレヌレ問題も表面化しつつあり、めっちゃめんどくさくもあり、このまま消滅してもいっかなーという感じです。あと5年経ったら、またとんでもないことを言い出すかもしれませんが。
こういうことを発言できる場を作っていただいて、ありがとうございます。
今後の展開を楽しみにしています。
あ、お二人のブログ、いつも拝見しています。隠れファンです。
あきら Post author
> naoさん
ありがとうございます! あーん、なるほど。
ワタシも去年、風と木の詩を読みなおしました。
はじめ読んだ頃に何を感じていたかもう忘れてしまったのですが、
やはり力がある作品なんだなと思いました。
嗜好、きっとそうですね。
ともだちに、いくつになっても押し倒された願望 って言っているのがいますわ。
あきら Post author
>りんさん
こんばんは。女の子としての先輩! よろしくお願いします。
『まぼろし』、そうでしたか。おともだちのことを冷ややかに見ていたと
仰るお気持ち。お母さまのことを見ていたムスメの気持ち。
どちらもよくわかりますし、見られていた方の気持ちもわかるようになりましたよね。
りんさんの仰りようが、胸に響きました。
シャーロットはうつくしいのですけれど、誰から見てもうつくしいという年齢では無くて。
新しい部屋を見学に行って、ベッドによこたわった時の表情だとか、
何だか、思ってもつらいです。
あと5年たったら・・。そうですか、わからないとお感じになりますか。
すばらしい展開があったり、どこかに辿りついたりはできないようにも思いますが、
どうぞお付き合い下さいませ。ありがとうございます。