欲望だのSEXだの、 そういうことばかりでなく。
1回めからご覧になる方はこちらからどうぞ。
2014年11月にはじめた、あきらさんとの往復書簡。連載をお休みしている間もメールのやりとりは続けていました。そんなこんなでメールが少したまったので公開したいと思います。今回は、あきらさんの「ホルモン療法体験レポート」もしっかり。
【あきら → カリーナ 2014/11/19 (水) 14:26】
欲望だのSEXだの、
そういうことばかりでなく
藁をもつかむきもちがあるのかもしれません。
カリーナさんがブログに書いていらした
ずるさもやさしさも全部の能力を総動員して頼むの件で、思い出したことがあります。
以前のことですが、つらい時期があって、
その頃にメールをやりとりをしていた同年代の男子がいました。
互いに親しみを持っていました。
恋愛感情というのとは違っていて、その男子にはちゃーんと恋人もいました。
なので、親しみといっても、
ワタシに親切にしてくれなきゃならない義理も理由も彼にはありませんでした。
でもね、ワタシときたら、ちょっと今、ワタシと全く関係ない人になられるのは困るぞ!
と真剣に思いました(笑)。
あなたが同性ではなく異性だから、話し相手になってくれることで
救われてるところがあるということを正直に言っていました。
そして、運動会とかに張るテントの話をしました。
柱が4,5本あって、その柱を細いロープがそれぞれ引っ張っている。
それは細いロープだけれど、どれかのロープが引っ張らなくなったら
テントは傾いてバランスを崩し、倒れてしまう。
だから、細いロープでひっぱっていて欲しいと。
寄りかかるわけじゃないから、と。
欲望だのSEXだの、そういうことばかりでなく藁をもつかむきもち。
少しでも自分を救ってくれるものは手放せない。
異性だからこその、執着だったと思います。滑稽ですけど、たぶん。
一昨日、過ごしやすくなるきっかけが欲しかったので、婦人科に行きました。
がん検診もして、更年期のはなしもしました。
夏のおわりに初体験したホットフラッシュやのぼせは
今は収まっているのですが、今までは耐えられていたことに耐えられなくて
こころが沈むというはなしをしました。
なんのこともなく、ごく自然にホルモン剤が処方されました。
ホルモン剤はのぼせとかがつらい人には圧倒的に効くようです。
うつ傾向などには効き目が微妙だそうです。
よくならないようなら、うちで言われたといって、
近所の心療内科に行ってはなしを聞いてもらいなさいと
紹介というか、クリニックを教えられました。
婦人科と心療内科、どちらに先に行こうかと思っていたので、
たぶんそのうち行ってみます。
ホルモン剤も、人体実験してみますね。
nao
オバフォーのあちこちのコメント欄で言いましたが
私は、ホルモンが原因と思われる不調があるとき命の母Aを飲んでいます。
のぼせや発汗にはあまり効果は無いのですが
私にとっては気持ちの安定にはてきめんなのです。
ホルモン剤も効果があるかもしれませんが
漢方も機会があればお試しください。
あきら Post author
> nao さん
やっとまた、ぼーんやりと始まったこの記事に、コメントをありがとうございます!!
心強い経験談、うれしいです。何と言ってもやはり定番ですものね。
市販薬にもそれぞれ特徴があるということまでは調べてみても、ひとつひとつ試すわけにもいかず。
はい!機会があれば試してみます!! お陰で、そうらしいよ、と友達にも教えてあげたいと思います。
初回はぼんやりですが、次回はカリーナさんの書簡ですのでおたのしみに。
ぜひつづけてお付き合い下さいませ。