第5回 渡河報告と退団発表
前回のヅカトークから半年後、 ついに、カリーナ部長が宝塚観劇です!
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10月某日、小春日和の宝塚大劇場に、
カリーナさん、ふぇんふぇんさん、ふぇんふぇんさんのお友達のキヨミさん、
そしてプリ子が集合しました。
まずは近くのお店でランチ♪
<長江を渡りました!>
カリーナ:ふぇんふぇんさんはついに渡河 されたんですね。
ふぇんふぇん:そうなんですーー。プリ子さんのせいですよ。
プリ子:ええっ。
ふぇんふぇん:最初、ブロマイド(舞台写真)買うのは勇気いりました。
プリ子:最初のお目当てだったBebeちゃんのは買わずに、クーブルちゃんのを買ったんですね!
ふぇんふぇん:今は見ないで買う、 クーブルちゃんが写ってればとりあえず全部買う(笑)。ほらっ(と、クリアファイルに整理された膨大なクーブルちゃん舞台写真)
プリ子:素晴らしい成長ぶり!
カリーナ:それで、どうですか、長江を渡り切ってからの眺めは? 壮大なレポート 書いてますか?
ふぇんふぇん:レポートね!全然書いてない!(笑) というか、アドバイス系は何も書く気にならない~。 クーブルちゃんに関しては何度舞台を見ても、 ただただ「カッコいい~~!!…はぁと」みたいなスーパーボキャ貧の感想しか浮かばないんですよぉ(笑)
プリ子:やっぱりクーブルちゃんが本物の恋だったんですね~。 この公演でもクーブルちゃん、大活躍ですね。
ふぇんふぇん:初日はクーブルちゃんをガン見しました。 2回目も引き続きガン見、3回目でやっとトップさんが何してるのかちょこっとだけわかったぐらい。
プリ子:あるあるー(笑)
ふぇんふぇん:ファンっていろんなことが気になっちゃいますよね~、ショーでは銀橋を渡るかしらん?とか、 フィナーレで大階段下りてくるときは何人でかな~?(一人降りはスターさんの証)とか。 それぞれに勝手に一喜一憂したりして。
しかもたくさん素敵なジェンヌさんがいるのに、 見せ場には限りがある相対評価だから、 各生徒さんのファンが同じ空間で一喜一憂してる感じというか。
プリ子:ああーー、一人の人を応援するって、 そういうことが気になっちゃうってことなんですよね。
カリーナ:絶対評価と相対評価の狭間でもだえる親心ですねえ。それに、やっぱり階級のピラミッドを上る出世街道があるんですね。
ふぇんふぇん:いつかそういう一喜一憂に疲れたら、 もうすぐトップ間近!!みたいな2番手さんとかのファンになろうと思います(笑)
プリ子:でもハラハラしないからつまらないかも?
ふぇんふぇん:やっぱり?ですよねー(笑)
<ピラミッドは一つじゃない>
ふぇんふぇん:プリ子さんのご贔屓であるゴーディ様はそのピラミッドではなく…
プリ子:トップスターを狙うのがピッチャーやバッターなら、 それとは別にキャプテンっていうポジションもあって、 ゴーディ様は副キャプテンてところです。
カリーナ:複数のピラミッドがあるんですか?
プリ子:そうなんです。 それに、トップスターを狙う人たち以外のところにも、 好みの人が見つかっちゃったりするものです。
カリーナ:ああ、たとえば、「パッと見るとマツジュンが華やかだけど自分は大野君が好き」、みたいな?
プリ子:そうそう! 上手いこと言いますね。
<白装束でお見送りします>
ふぇんふぇん:ゴーディ様はこの公演で卒業なんですよね。
プリ子:そうなんです。きのうが最後の「ムラのお茶会」でしたあ(>_<)
カリーナ:ということは、退団なさる??
プリ子:女学校がモデルだから、前向きにとらえる場合「卒業」って言いますね。 巫女さんが還俗する、みたいな感じですかね。
カリーナ:プリちゃんの表現が・・・(笑)。還俗ですか。ふつうの会話で初めて聞いたかも。その言葉。
プリ子:じゃ、じゃあ…(汗) キャンディーズの「普通の女の子になります」ってところかな?
カリーナ:まさに還俗ですね~。
ふぇんふぇん:ゴーディ様は寿退団なのかな?ゴージャスだから素敵なマダムになれそうですよね。
プリ子:退団後のことはまだ全然わからないのですが、多分、美学なんだと思います。 いつかは辞めるところだから、できるだけいいタイミングで、という。武士の切腹みたいな?
カリーナ:武士の切腹!?巫女の還俗につづき!?
プリ子:え、えっと…(汗) じゃあ原節子の引退みたいな美学ってところでしょうか。 うーん、どう譬えても、つくづく特殊な世界ですよね~~
カリーナ:ああ、でも、出てくる比喩がことごとく「覚悟」を帯びていることを思うと、やっぱり、そういうものなんでしょうね。ファンのプリちゃんとしては失恋みたいな感じなんでしょうか。
プリ子:失恋だとふられちゃって悲しいけど、むしろ心中ですかね。わ、また変な譬えでお恥ずかしいのですが。 ファンも最後の日は白い服を着てお見送りするんです。
カリーナ:そっか。心中かあ!だから、白装束なのか。心のなかは、「殉死」なのかも。そのときは、どんな白い服でもいいんですか。フリフリでも、スーツでも、白であれば?
プリ子:そう、フリフリでもスーツでもパーカーでも。しかし、over40でオールホワイトコーデはキツイっす(笑)。
プリ子:別れを惜しむ中で、絆が深まったりもするんです。 この大イベント含めてのファン生活というか。 いろいろ儀式があるし、最後だからいっぱい観たいしで、これから忙しいです~。
カリーナ部長がブログで書いてらした「極甘の物語」 の主人公ですよ、気分は。 で、最後は燃え尽きます。
カリーナ:あ。あの記事!あれ、わりと好評だったんですよ。 みんな、プリンセスなんだなあと改めて思いました。 わたしも、ひとが何と言おうとプリンセスですよ(笑)そして、最後は燃え尽きるんですか。
ふぇんふぇん:私にもいつか来るその日…。 想像しただけで怖い!だから想像しない~!(笑)
カリーナ:それにしても、年明けには、プリちゃん、ぬけがらになってるかもしれませんね。
…以上、ぬけがらと化したプリ子が時差でお届けしております。
okosama
プリ子さま、お久しぶりです。
いやぁ、興味のあることに身を捧げる姿は、対象が何であれ感動しますわ。
ふぇんふぇんさんとプリ子さんのオタク気質がたまりません(笑)
カリーナさんの分析がまたわかりやすい!「絶対評価と相対評価の間で身悶えする」(笑)「覚悟をおびてる」って、なるほど〜。
最近なんだかバカが足りないと感じていましたが、満たされました( ´▽`)
心からの賛辞のつもりです!
続きも楽しみにしています。
プリ子 Post author
okosamaさん、コメントありがとうございます!
我々のバカっぷりを楽しんでいただけて、本望でございます(笑)
カリーナさんの適格な分析はこれからますますさえわたりますよ~~
ご期待ください!!