迷言集 : ぶりのソテーねぎソースがけ
料理したくないだの、忘れん坊将軍様の愚痴だの、
ここのところお見苦しい記事が続いてしまったと反省しているミカスです。
というわけで、今日は皆様にちょっと笑っていただくべく、なんともおポンチなお話を。
25歳になる姪がいます。
子供のころから「この子はちょっと変わってるな」と思っていたのですが、
その変わった部分が未だに消えることなく、
25歳になって結婚した今もギョッとするような迷言を生み出し続けているという、
稀有な(おバカな)存在です。
どれだけおバカか、彼女の「お言葉」をいくつか紹介しましょう。
【お言葉その1】
姪 「この間、初めてアレを食べたよ」
私 「何?」
姪 「タイのヌー」
私 「???」
ひょっとしてそれは・・・
ベトナムのフォー!!
【お言葉その2】
実家(私の妹の家)に帰った姪、用意された夕食を見て・・・
姪 「おっ、今夜のご飯はオカピですね?!」
妹 「オカピ?」
それは
ピカタ。
オカピは
これですから。
【お言葉その3】
共稼ぎの姪夫婦。平日の夕食はたいてい旦那さんが作ってくれるそう。
姪 「この間Tちゃん(旦那さん)が不思議なお肉を焼いてくれたの」
私 「不思議なお肉?」
姪 「うん。なんて言えばいいのかなぁ? ヤクザの小指みたいなお肉」
私 「はぁ?!?!」
ヤクザの小指って・・・
鶏ハツかよ。
こんな姪ですが、去年、初めて授かった赤ちゃんの死産という悲しい経験をしました。
赤ちゃんの死を知った時も、分娩後にも取り乱すことはなかった彼女が、
退院して旦那さんとの家に戻った夜
「私も赤ちゃんと一緒にいく!!」と激しく泣いたそうです。
どんな言葉をかけてやったらいいのかすらわからなかった伯母ちゃんは、
ただただ彼女の心が静まる時を待つしかありませんでした。
そして、彼女から最初に送られてきたメッセージは、ひと言
「スコーンを焼いてよ」
食べようとしているということは、生きようとしているということ。
伯母ちゃんは、ほっとして泣きました。
大笑いしちゃうようなおバカなことも、心が粉々になりそうな悲しいことも、
生きていればこちらの都合なんぞお構いなしに押し寄せてきます。
しっかり笑えてしっかり泣ける力で奴らを迎え撃つために、
毎日しっかり食べましょう。
今日ご紹介するのは「ぶりのソテーねぎソースかけ」です。
姪と一緒に行ったカフェのプレートランチで出たものを真似てみました。
『ぶりのソテーねぎソースかけ』
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そういえば姪っ子、スペアリブのことをスペリアブと言ったこともあったっけ。
つくづくカタカナに弱い性分なんでしょうね。
頑張ってほしいものです。
ミカスでした。
れこ
ミカスさん、こんにちは。
今回は姪御さんの「ちょっとオトボケ言い間違いシリーズ」と思い、
ニヤニヤしながら読んでいたのですが、
途中からディスプレイが滲んできました。
でも、生きることは、食べること。
ミカスさんの優しいまなざしを感じます。
さて、私もOKストアにぶりとネギを買いに行くか!
ミカス Post author
れこさん
ありがとうございます。
昔、とてもしんどいことに出くわしまして、
もうどうなってもいいやくらいの。
その時、友人に「その気がないなら仕方ないけど、生きる気があるなら食え」
と言われました。
それ以来、生きるなら食べなきゃ。食べるなら生きられる。
って考えるようになりました。
OKストア、好きです!
mikity
ミカスさん、こんにちは。
おとぼけ発言ならうちの父も負けてませんよ。
シクラメンを買っていったら、
「ありがとう、クラシメン」
母がめまいがすると訴えたときは、
「あれだろ、ほらエルニーニョ」
(それはメニエール)
北朝鮮の報道をみては、
「怖いよな~、デコポンが飛んできたら」
(テポドンだって)
おとぼけは世界を救う!
ミカス Post author
mikityさん
ビバ、お父さん!
本当に、おとぼけは世界を救いますね。
デコポンが飛んできたら、あの国とも仲良くできそう。
クラシメンは、映画のヒーローみたいだものなぁ。
爽子
とてもたのしい姪っ子さんですね。
昨年は、悲しい経験をされたんですね。
それはそれは辛い思いをされたことでしょう。
何倍もいいことが起きると信じます。
うちも義母がカタカナ表記かすってる(惜しい!)症候群です。
わたしは、自分で変換して話をきらないようにしていますが、シュジンは面白がって
突っ込むので、むきーーー!です。
ITにとても明るい義母ですが、何度か訂正してもグーグルのこと、ゴーグルと言います。
オカピ。。。先週、孫の病児保育の遠征をしていたので、「おかあさんといっしょ」の
終わりの体操がエンドレスで流れて来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=moVoE2rrroc
アルパカパカパカちょっとオカピー
ミカス Post author
爽子さん
ありがとうございます。
かすってる症候群(笑)
カタカナ語は言葉の意味より音が優先になってしまうから、かすり現象が起きてしまうのかもしれませんね。
そして、アルパカパカパカちょっとオカピー、しばらく脳内音楽になりそうです。
桜子
こんにちは~!ミカスさんの文章もお料理も、毎回楽しみにしています^^
「ぶりのソテーねぎソースかけ」ようやく作ったのでコメント残しておきます~。
いざ作り始めたらお酢が本当にちょびっとしかなくて(-_-;)
仕方なくレモン汁を足しましたが
レモンの香りが勝ちすぎることもなく美味しくできました!
ミカス Post author
桜子さん
こんにちは!
ぶりのソテーねぎソースかけ=ぶりのねぎまみれ(byじじょくみさん)を作ってくださったのですね。
ありがとうございます。
しかも、付け合わせにお野菜がたくさん!
私なんてこれ一品でぽん!です(笑) バランス取れてていいですね。
レモンか。
さっぱりしていいかもしれませんね。今度試してみます。
アイデアありがとうございます。