ライフステージごとの問題を世代間で語りあうのは意外に難しい。だからこそオバフォーで。
ウェブマガジン「どうする?Over40」は、不定期にメルマガを配信しています。先週の火曜日は、オリンピック特別号でしたが、次はたぶん「わたしが70歳になったら…」というテーマで配信する予定です。(購読無料かつ解除も簡単なので、よかったらぜひ。バックナンバーが読めます)。
そのメルマガは、自然発生的な雑談風やりとりから始まるものもあるし(「ゆれるオバフォー、葛藤するオバフォー…親と介護と食事とワタシ」はそうでした)、「こういうテーマはどうですか」と主にメルマガ担当の権太さんが提案する場合もあります。
先日、権太さんが提案したのは、「お墓問題」でした。お墓問題は、まだ一度も扱ったことがなかったよ!お墓かあ!
実は、オバフォーは、意外に年齢差があって一番上と下の差は、15~6歳程度なんですよ。女優さんにたとえると黒木瞳さんと篠原涼子さんぐらいの差。例が美人すぎて「なんだ、どっちもキレイじゃないか」ってことになるけれど、でも、おふたりの子どもさんの年齢はまったく違います。子育て真っ最中と子育てほぼ終了期。
黒木さんはお墓問題も考えておられる可能性が高いが、篠原さんは考えていないだろう。墓より、子どもの進学だろう。やっぱり15歳差って「見つめる未来」が違うんですよね。(たまたま子どもの年齢を例にしましたが、それ以外でも「見つめる未来」は違うでしょう)
話はちょっとずれますが、今日の「とくダネ」では「呼び寄せ高齢者」問題をとりあげていました。都会に住む子どもが高齢になった親を呼び寄せる場合のメリットとデメリット。これも年齢によって「自分が呼び寄せる」側として見るか「呼び寄せられる側」として見るかで受け取り方は大きく変わります。
このようにライフステージごとに解決が求められる問題は、その人の年齢と立場によって見方がまったく変わる。ある時期までまったく関心のなかった問題が、急に差し迫った問題となって立ち現れることもあるのです。そのときになって慌てると人間ってどうしても「何となく窮屈でイヤだと思いながらも世間一般の方法を取り入れがち」なので、わたしも自分の老後やお墓問題はちょっとずつ考えておこうと思いました。「ああ、こういう方法があるんだ!」って目の前が広がる方向で考えたいなあ。
というわけで、そんなふうにいろいろ考えられる場所に、このオバフォーがなったらいいなあと思います。わたしの加齢とともに問題がひたすら高齢化するのでなく、上下の世代を行き来しながら、それぞれの年代でコミュニケーションしながら視野が広がるみたいな、そんな場所。
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先週の火曜日は、10月に東京で開催するこのウェブマガジンのイベント「オバフォー祭り」の会場下見に行ってきました。来月の半ばには詳細をお知らせ出来ると思いますので、お近くの方も、そうでない方も、ぜひいらしてください。
今日は、KEIKOさんの記事「駅のホームではちょっとひと声も!」もアップされています。東京メトロ銀座線の駅で視覚障害者の方がホームに転落して死亡した事件とからめて書いてくださっています。とてもいい記事です。こちらもぜひ。
きゃらめる
お墓問題!
いろいろあれこれ思ってますよ~!