Posted on by ハラミ
映画の思い出vol.4 ベンジー がんばれベアーズ

小学校高学年になると洋画も見に行くようになりました。
『ベンジー』や『がんばれベアーズ』などを見に行った記憶が。
どちらも続編があるのでヒット映画だったのでしょうね。
どちらもストーリーはよく覚えていないのですが、
テイタム・オニールという名前はしっかり覚えました。
オニール→オニオンが連想されて玉ねぎを思い浮かべます^^
テレビの洋画は吹き替えですが映画館は字幕。
特に字幕か~と印象に残った記憶もないので自然に馴染んでいったのでしょうか。
テイタム・オニールやクリスティ・マクニコルといったティーン俳優が
日本でも人気になりました。
2人が出演している『リトル・ダーリング』にはマット・ディロンも出ています。

見えにくいですが、わが家の店頭の昔の写真に
『アドベンチャー・ファミリー』のポスターが。
(これも見にいった記憶あり。熊と闘うシーンを覚えている)
昭和52年くらいで、当日券は大人1000円、高校生800円。
前売りは100~200円引き?
そして、地元では映画が1本だけ公開ということはなく2本または3本立てだったような。
ぺるそな
ハラミさん、こんにちは
『がんばれベアーズ』、大好きな映画です。ストーリーが全然違うけど『カルメン
』の音楽がとても合っていますよね。
子供の頃は、いじめられっ子達が野球を通して自信をつけていくスポーツコメディだと思っていました。黒人差別だけはわかったけれど、当時小学生だった私の理解はそこまで。
大人になってから改めて観たら、ただ痛快なだけの映画じゃなかった。全然綺麗事じゃない設定の中で「綺麗事をいうのが好き」な大人がチャリティ臭ぷんぷんで寄せ集めたメンバーで少年野球チームを作る。アフリカ系の他、ユダヤ系、ドイツ系、メキシコ系… それに加えて、気も身体も小さいいじめられっ子、食い意地の張った肥満児など。チーム補強のためスカウトしてきたピッチャーはシングルマザーの家庭の女の子、パワーヒッター(ついでに強肩)は子供のくせにバイクを乗り回しタバコを吸う不良… 「真っ当な家庭」の男の子で構成されている他のチームとリーグ戦で向き合うときのベアーズの面々のやさぐれっぷりがすごい。ベアーズのユニフォームの背中には『保釈金金融会社』がスポンサーとしてがプリントされていて負け犬感が徹底しています。
それなのに、最後には子供達がどうにかこうにか心を一つにして小狡く無様に、でも必死に勝利を目指す、という嘘みたいな綺麗事が鮮やかに描かれていて感動しました。
一番好きなシーンは、9回裏、パワーヒッターまで打順を繋いでサヨナラ勝ちしたいベアーズが代打に出した、上下にギュッと圧縮したような「腰高でありながら背が低い」というストライクゾーンが異様に狭いずんぐりしたメキシコ系少年がフォアボールをもぎ取るシーン。子供なのに、おっさんのような太々しさで相手チームのピッチャーに無言で(英語が話せない)圧をかけるシーン… ああ、また観ようしかしら。