シンプルが一番…かな? : チーズと昆布のおむすび
先週はお休みをしてしまい、もうしわけありませんでした。
えっ?休んだなんて気づかなかったって?
まぁ、そんなもんですわね(笑)
で、なぜお休みをいただいたかと言うと、パソコン壊れました。
冷やし中華始めましたみたいな響きですが、はい、パソコン壊れました。
思えば、初めてパソコンを手に入れた時(でっかいディスプレーのデスクトップ)は
ちょっとフリーズしただけでこのようの終わりのように慌てたものです。
どこかを触るだけで煙でも吹くんじゃないかと。
ところが、ある程度の期間いじくって、
ここまでなら大丈夫という”パソコンの限界”みたいなものを掴んでからは
ちょっとしたトラブルにも慌てず騒がず。
なんとなく解決できるようになっていました。
「まぁまぁ、へそを曲げたけりゃ思う存分曲げなされ。
どうせそのうちもとに戻るだろうて」
と、仙人レベルの余裕もぶっこけるというものです。
<最初はこんなに大きいものでした。イラストby Apaganza>
がしかし!
電源を入れても画面が真っ黒なままうんともすんとも言わないとなると
さすがの仙人も顔色が変わってきます。
「いや、いくらなんでもそこまでへそを曲げんでも…。
あれ?これ、へそ曲げなんてレベルじゃないの?
いやいやいや、オバフォーの原稿あるし。
珍しく早めに準備した原稿入ってるしぃぃぃぃ!!」
仙人、大パニック。
電源切ったり、入れたり、ラジバンダリ!
いろんなキーを押してみたり、叩いてみたり、ラジバンダリ!
(何かと言いたくなるラジバンダリ)
それにしても、いつから私はこんなに機械に頼るようになったんだろう?
パソコン、スマホ、頼った挙句に振り回されている。
ひとつひとつキーボードの文字を探し出してはポチポチするよりも
ベンと紙で手書きする方がよっぽど楽!と思っていたはずなのに、
今やペンを手にする時間はほんのわずか。
便利で簡単なものはその実とても複雑にできていて、
ある時突然私の手には負えない暴走を始める。
その点、シンプルなものは全てがシンプルだから、たとえ不測の事態が起きても
単純な私のわずかな知恵で解決をすることができる。
オバフォーの原稿が手書きだったなら、
それを綴じたファイルが開けないなんてことは起きないのだから。
(でも、サイトへのアップロードはやっぱりできないんだよなぁ)
そう考えると、シンプルって最強なんじゃね?!
うん、シンプル最強!!
<シンプル最強!! おーっ!!>
で、最強のシンプル料理って何だろう?と考えてみました。ええ、こじつけのように。
冷奴なんて声も聞こえてきそうですが、これを「アタシの料理」と言ってしまうのは
お豆腐屋さんに申し訳ない気が…。
というわけで、ちょっとした作業も必要でありつつシンプルな料理、おむすび。
今日は『チーズと昆布のおむすび』です。
当然超簡単なので、夏休みのお昼ご飯にどうぞ。
『チーズと昆布のおむすび』
- チーズを5ミリ四方くらいに刻みます。
このおむすびではチーズをご飯に混ぜ込むので、硬さのあるプロセスチーズを
細かく刻みます。 - 温かいご飯に、1のチーズ、塩昆布、ゆかりを混ぜ込みます。
ちなみに私は「塩こん部長」がお気に入りです。 - 握る前に一口味見をしてみましょう。
塩分が薄いと感じれば、握る時に少し手塩をしてください。
ゆかりを足してもいいけど。 - 掌を水で湿らせて、2のご飯を握ればできあがり。
ご飯の熱でチーズが柔らかくなった状態が美味しいので、
できるだけ握りたてを食べてくださいね。ちなみに、「おむすび」と「おにぎり」の違いですが、
米を山型(神の形)に形どったものが「おむすび」、
三角、丸、俵型などどのような形でもいいのが「おにぎり」
という説があるそうです。
とはいえ、どんな形でも美味しいですよね。
茶碗のご飯に塩をかけただけではこうはいかない。
どうして握るとこうも美味しくなるのか、不思議です。
そうは言っても、もちろん毎食おにぎりでは飽きてしまうわけで
料理も日々の暮らしも、シンプルと複雑のバランスをうまく取って、
両方を上手に使いこなしたいものです。
うまくまとまっただろ?ミカスでした。