環境変化は犬も大変! 〜一難去ってまた一難〜
皆さまこんにちは!ふぇんふぇんです。
日本は今とっても暑いんですよね?実はバンコクより日本のほうが断然暑いみたいなんですよー。夏休みなのでバンコクから一時帰国してる人が多いのですが、皆こぞって「バンコクのほうが涼しい…」と言ってます(苦笑)
そんな意外に過ごしやすい⁈バンコクに来てもうすぐ4ヶ月。バーくんもすっかり慣れてご機嫌に暮らしてくれていますが、バトーのシニアボディはこの短い間にあれこれ災難に見舞われ続けております(泣)今日はそんな頑張るバーくんをどうぞご覧くださいませ〜。
+ + +
1)謎のくしゃみ鼻水事件
バンコクに来てからすぐ、しょっちゅうクシャミをするようになったバーくん。それも盛大に鼻水をとばす系のやつ。日本にいたときはそんな「くしゃみしてるー」という記憶もなかったので、こちらに来てから始まった模様。気になりながらもしばらく放っていたのですが、シーツに飛び散っている鼻水が茶色く変色している上に、なんとなく粘り気まであるじゃありませんか!
こりゃいかーん!ということで、以前のバンコク環境調査の際に見学に行っていた、24時間営業・予約制・外国人対応と3拍子そろったぼったくり動物病院へ行ってきました!ペットタクシーもあるから家まで迎えに来てくれてこりゃ便利だな〜(普通のタクシーの10倍価格だけどね!)
ここは診療科でそれぞれ診察が細かく分かれているのですが、とりあえず診察…という場合は「Medical Clinic」という総合診療科みたいなところの先生が担当してくれます。先生は何人もいるのですが、どうやら最初に診てもらった先生が自動的にその後の担当医師になる模様。バトーの担当医師はとってもキュートな女性のK先生になりました(たぶん)。
先生はタイ語・英語なので、必要な場合は日本人通訳さんを事前予約でお願いするシステム。もちろん我が家もお願いしちゃいますよー。通訳さんは10時〜15時までと対応時間は限られていますが、だいぶ心強いことには変わりありません。
鼻水は原因を詳しく調べるというよりも、とりあえず対症療法で飲み薬をもらって様子を見ることに。服薬後はくしゃみはまだあるものの茶色い鼻水は治まったので、「まあバンコクだし空気悪いのかなぁ」とか「エアコン古いから風が汚いのかなぁ」とか、今のところとりあえず玉虫色な着地点に到達しています(苦笑)
2)びっくり仰天!お腹に腫瘍事件
くしゃみがようやく治ってほっと一息…と思った頃。いつものようにバトーをナデナデしていたら、何やらお腹の真ん中がぽっこりしているんじゃーありませんこと⁈ オットくんにも触ってみてもらったけど、毛もあるしよくわからない…というなんとも頼りないお言葉!ここは母の直感でまたまた病院へGO!
担当のK先生に「ここのへんになんかある気がするんですけど…」と触ってもらったら、即座に「ある」と。ほらーほらほらー!こういうときオット陣は当てにならないものですわね!(でも出張続きで疲れてるのに毎回ついてきてくれるのには感謝ね!と謎のフォロー)
速攻でお腹の毛をジョリジョリ剃られ(泣)全貌を現したお腹のデキモノ。こんなおっきいのが突然できちゃったなんて、やっぱりバンコクに来たからなのかしら…とまたも飼い主の心は千々に乱れます。
その上、先生がそのデキモノに注射針を刺して中身を吸引し、悪いものではないか調べるというではありませんか!そんなー!怖すぎる!でもまあそりゃそうよね。良性か悪性か調べないとわかんないもんね。
でも先生によると、このデキモノがもし「膣ヘルニア」なら吸引するとよくないので、まずは「膣ヘルニア or 腫瘤」かを超音波検査で診断したあと、腫瘤なら吸引して「良性 or 悪性」を検査する、とのことですぐにバトーくんは超音波検査室へ。設備が整ってる病院はこういう時はやっぱりありがたいよね〜!(と謎のヨイショ笑)
超音波によると膣ヘルニアではないとのことで、いざ注射針による細胞吸引!麻酔も何もないのね!(これは日本でもきっとないのかもね、見たことないだけで)そして病院大嫌いバーくんは看護士さんだと暴れまくるため、結局ママ抱っこのままやることに!私が抱っこするバトーのお腹におもむろに注射針を突き刺す若くキュートなK先生。すみませーん!シュールすぎて飼い主結構怖いんですけど〜(汗)実はこのときの写真があるのですが、お茶の間の皆様に刺激を与えてはなんなので控えさせていただきます(笑)
同時に血液検査もして「5日程で結果が出るので、分かったらご連絡します」と通訳さん。なので一週間結果を待っていたのだが…連絡が来ない…待てど暮らせど来ない…通訳さんに連絡してみたけど、その日は先生がお休み(残念)でその後はやっぱり来ない…ということで!改めて診察予約して聞きに行きました!(診察予約はサクサク取れるのよね…笑)
結果は悪性ではないということで、「脂肪腫(lipoma)」という診断。「分からなかったらこの単語ググってね!」でサクッと説明を終わらせるK先生。このK先生、すんごいキュートなのに対応がものすごく男前系ですんごく私好み(笑)たまたまだけどK先生が主治医でよかった!
脂肪腫はなくなることはないし、今後たくさん出来たり大きくなる可能性もあるけど、バトーはもうシニアなので手術で取り除くことは勧めない、とのこと。K先生のこういうあっさりしたところも好き。足関節が良くないのでリハビリしたほうがいいですか?と聞いた時も(リハビリセンターがある病院なので)、「今はまだ歩けてるから必要ない。その代わり家の中にはカーペットを敷いたりするように。」という指示だったしね。(お金を払う気満々のカモ飼い主が目の前にいたというのに!)
ということで、お腹にオデキを抱えたままこの先生きていくことになったバーくん。悪いオデキに変化しないのを祈るばかりです。
3)かい〜のかい〜の!耳ダニ事件
いきなり間寛平ちゃんの往年の持ちネタで失礼いたしましたが、ついて来れた人手をあげてー!(爆)そーなんです!バーくんの受難はまだまあるんですよー!
お腹の脂肪腫と時を同じくして、お耳が痒いのか頭をしょっちゅうプルプルふるようになったバトー。毎日お耳掃除してるのになかなかスッキリよくならないのでこれまた病院へ。
結果、「耳ダニ」ですってよー!ちょっと奥さん!
K先生によると、顕微鏡で見ないと見えない耳ダニ(ヒゼンダニというのかな?Google調べ)らしく、「見ますか?」って…見ませんからー!キッパリ!(笑)
犬がいっぱいいるトリミングサロンにも行ってるし、ご近所周りには野良猫だらけだし、なおかつ垂れ耳のダックスフンドだしで、耳ダニ要素満載なバトーくん。これまた2週間の点耳薬と服薬になってしまいました。あと先生に言われたのは「耳を毎日掃除しないこと」。どうやら耳掃除しすぎていたらしく…だって汚れてるんだもん…どうしたらよいのじゃ⁈
2週間後の再診でお薬はいらなくなったけど、環境が変わらない限りまたなる可能性もあるので、今後も適宜の耳掃除をしてよく耳を乾かすようにとの指示。そして「毎日やらないようにね」とK先生からの念押しふたたび(笑)
何事もついついやりすぎてしまう私。「過ぎたるは及ばざるが如し」ということなんでしょうかねぇ。バトーくんが身をもって教えてくれてるのかもしれません。犬って偉大よねぇ。
+ + +
さて。
実はもう後ひとつ、バトーくんに災難が襲いかかったのですが!なんだか長くなっちゃったので(いつものパターン)それはまた次回に!
よいこのみんなはこちらで予習しててね〜!
↓↓↓
さてさて。
どんな災難がバーくんに襲いかかったのか⁈
来月もまた元気でお会いしましょう〜!
ふぇんふぇんさんのプロフィール
40代後半な大阪マダム(別名:大阪のおばちゃん)
中国駐在からの帰国と同時に家族に迎えた愛犬バトーも11歳。犬バカ歴10年超えともなるとイタズラすら愛しい今日この頃。そうこうしてるうちに、2018年春から家族でのバンコク暮らし始まりました!私は大阪マダムからバンコクマダムになれるのか?シニアなバーくんはバンコクで大丈夫なのか?どうするどうなる?な犬バカライフをお届けします!