「服選びはLOVEかどうかだ!」プリ子さんが古着愛を語る連載、スタート!
突然ですが、上のイラストは、3年前のじじょうくみこさんのウェディング・パーテイーのものです。
向かって右側に立ち小首をかしげて清楚にほほえむ花柄ワンピースの女性が「ただいま、閉活中」でアラウンド閉経世代の共感を集めたプリ子さん。(お隣は、このサイトが全面的にお世話になっているウェブデザイナーのNaomiさん)。(そんなにいないとは思うが、わたしを含めて他のメンバーのファッションを見たい方は、こちらからどうぞ!中島慶子さんの描く女性はみな美しい!)
なぜ、3年も前の話を持ち出すか…とお思いでしょうが、もうちょっとだけおつきあいください。
このときの装いについてプリ子さんはこう語っていたのです。
このワンピースは50年代フランスの古着。映画「狂った果実」で北原三枝が裕次郎と踊る場面で着てたのと同じデザイン! 無理やり、ボレロの上から共布リボンを出して着てました。横浜は桜木町の古着屋「キャトル・ヴォン・ビス」で購入。セールで1万5000円ぐらいでした。外国の古着は高いものが多いですが、このお店はそうでもないのでオススメです。
ブレスレットは神戸の「デコパージュ」というお店で、「遠征」時に買いました。このページの一番上の段の右から2つめです。初期プラスチックで、今は作られていないベイクライトという素材だそうです。宝石ではないアクセサリーのヴィンテージを「コスチュームジュエリー」と言うそうなんですが、どれもこれも、(お値段も)素敵で、はぁ…(溜息)…
ピンク色の強調はカリーナによるものです。この続きは、メルマガのバッグナンバーでお読みください。(右サイドバーのアーカイブから、2015年6月22日配信のメルマガをクリック)
どうです?この古着愛!ヴィンテージ愛!映画「狂った果実」の北原三枝と同じデザインなんて渋すぎる!下の写真が、そのときの北原三枝。ドレスは見つけられませんでしたが、雰囲気だけでも。
さらに去年の食事会でも、
リバティプリントのトップスのことですね。表参道のakariというお店で数年前にオーダーしたものです。このお店には、10年ぐらい通っています。デザイナーとお針子さん二人だけでやっていて、普通に売ってるのもあるし、それの色違いとかサイズ違いも頼めるし、いちからオーダーもできるし、すでにある服をリメイクしたいとか、いろいろ頼めるんですよ。値段も良心的です(中間マージンがないぶん)。世間で売ってる服が全然好きじゃないなあ、とか、サイズが合わないなあ、という方には、絶対オススメです!
デザイナーとお針子さん二人だけ…なんて魅力的な響き。そう。プリ子さんの装いは、はじめて会ったときから感じていたけど「ちょっと違う」のです。そのワンピース、そのアクセサリーに「愛が練り込まれている」のです。それが、風情として醸し出されるのです。愛を別の言葉でたとえるなら物語でもいい。記憶でもいい。大げさにいうなら、「プリ子的服飾史の編集」といってもいい。「それについての『語り』も面白いおしゃれ」なのです。
そんなプリ子さんが、お盆明けの8月20日(月曜日)から古着愛を語る連載をスタートします。
タイトルは、「日々是LOVE古着」。「古着、色柄、ワンピース。服選びはLOVEかどうか。似合うかどうかは二の次だ。古着など、服への愛について語ります」とのこと。「閉活」から「古着」へ。古くなりつつあるもの、すでに古いものを愛でるあたりに共通性があるとでもいいましょうか(あるのかな 笑)。
ちょっと古くてラブリーな世界。ああ、楽しみ。みなさんもいっしょに楽しんでくださいね。
今日は、ゆみるさんの「黒ヤギ通信」が公開されています。ゆみるさん、「カイゴ・デトックス」にいらしていて、手書きのカードをくださいましたー\(^o^)/ 「あ、本物もらった!」って思った(笑)。「おしりたんてい」子どもたちのこころをとらえてますよねー。子どもたちといっしょにおもしろがるゆみるさんが素敵だ。
オバフォーは、10日からお盆休み。それまで毎日コツコツと更新します。あそびにきてくださいねー。