Posted on 2019年1月8日 by ミカス

年の終わり・年の始まり: 今年のお正月メニュー

新年あけましておめでとうございます。
今年もミカ料をどうぞよろしくお願いいたします。
(もはや『ミカスの今日の料理 昨日の料理』が正式タイトルであるということも忘れがち)

さて、オバフォーエンジェルの皆様はどんな年末年始をお過ごしになったでしょうか。
私、年明けは、元日に妹家族がやって来て食事会をしたものの、後はのんびりダラダラと過ごしました。
それこそダラダラと続くお正月番組を見たり、ダウンロードしておいたマンガを読んだり。中でも最も血道を上げたのは、Twitterで、義実家に帰省した奥様方の愚痴を読むことでした。みんな本当に大変。負けるな嫁たち!

とはいえ、元日には妹一家(妹夫婦、姪夫婦、甥夫婦＋赤子)がやって来て食事をしたので、やはり年末と元旦はその準備に追われました。

まずは買い物。
「ちょっとばかり高くてもどうせ買うんでしょ?だってお正月だもんねぇ?」てな感じで異様に引きあけられた価格にぷりぷりしながらスーパーの店内を回るのは毎年のこと。(大晦日の海老天の値段といったら、もはやぼったくりバー並み!)
そして、元日のメニューを考えることばかりにエネルギーを取られて、
「アレ?今日(たとえば30日)の晩ご飯は何?」となるのも毎年恒例。
年末って、お正月の準備にばかり気を取られてしまい、足元が完全に見えなくなってしまうんですよね。そうなるともうプチパニック。
もう、買い物の段階で心身共にかなり消耗しています。

なのに、なのに、調理はさらなる苦役です。
黒豆、栗きんとん、煮物は大晦日に、その他のメニューは元旦に仕上げるのですが、調理中はずっと立ちっぱなしになるのが辛い。
閉経直後、更年期真っただ中の50女には辛い。
パンパンになった脚でなんとか立ちながら、回転が鈍くなってきた頭で「次は何?!」と手順を考えながら、もう這う這うの体。
一説に、「お節料理は女性たちをお正月の間休ませるためのもの」なんて話もありますが、お正月に休むために年末がこんなに忙しくなるなんて、ちょっと何言ってるのか分からないんですけど。

それでも、最近では一堂に会することが難しくなってきた面々が集まれば、テンションも上がるというものです。
紅白の米津弦師が素晴らしかっただの、那須川とメイウェザーを対戦させたのはいかがなものかだの、その合間に「煮物、美味しいね!」なんて、喋っては食べ、食べては喋る時間のおかげで、疲れは少し癒されました。全て吹き飛んだと言い切れないないところはお察しください。

というわけで、今回は、-這う這うの体でこしらえた我が家の元日メニューをご紹介します。
皆さんのお宅のお正月メニューも教えていただけたらうれしいです。

ミカス家の元日メニュー

• 豚肩ロース肉のはちみつブレゼ(暮らしの手帖からのレシピ)
• 揚げワンタンの甘酢あんかけ(レシピはこちら)
• キヌアサラダ
• 揚げごぼうの甘辛だれ(以前料理教室で習ったレシピ)
• 黒豆(こちらも料理教室レシピ)
• 栗きんとん(電子レンジで作るレシピはこちらなぜか毎年年明けにご紹介)
• 筑前煮(食材別に煮るのが面倒で、去年からごった煮)
• 刺身(盛り付けが苦手なので、買ってきたそのままで)
• 中華ちまき(冷凍。写真には写ってません)

甥っ子がぽつりと「ばあちゃんがいないのはちょっと寂しいね」と言ったのは、みんな同じ気持ち。
年末にグループホームに入所したばかりの母。入所からわずか数週間で家へ連れて帰ってくると色々混乱するだろうとの皆の判断で、今回はホームでお正月を迎えました。
来年は、みんなで迎えに行って、みんなでお正月を過ごすことができたらいいのですが。

さて、オバフォーエンジェルの皆さん、今年も、頑張り過ぎず、悲観しすぎず、
食べ過ぎず、なんとか生き抜いていきましょう。

ミカスでした。

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