私たちが楽しければそれでいい:サーモンとアボカドのユッケ風
妹、従妹弟たちと、誰も住まなくなってしまった伯母の家の片づけに行きました。
物がたくさん溢れていることは知っていましたが、写真や手紙など、たくさんの思い出の品が出てきて(なんと昭和32年の高校入学許可ハガキまで)びっくり。作業の手を動かしながらも、思い出話に花が咲きました。
全員50を超えたおばさん、おじさんですが、子供の頃と同じようにちゃん付けで呼び合いながら「これはほら、あの時〇〇ちゃんが泣いたときの写真だよ!」「そうそう、そこで××ちゃんと遊んでる時に転んだんだよね」
誰かが思い出した出来事をきっかけに、「そういえば…」と他の思い出が芋づる式に引っ張り出されて、笑うは泣くはの楽しい時間になりました。
LINEで連絡を取り合うことはあっても、なかなか直接会うことができない私たち。でも、一旦顔を合わせてしまうと、まるでたくさんのカラフルなボールが一斉に転がりだすように言葉がコロコロと転がりだすその気持ちよさ。
そこには変な遠慮も気おくれもないのだから不思議です。
そんな気持ちのいい会話ができるのは、何も身内とばかりではありません。
身内じゃなくとも、「ああ、この人と話す時のリズム、楽しいなぁ」と感じられる人に出会うことはあります。オバフォーのメンバーがまさにそれ。
会うことが難しくなってきた昨今、Zoomを使って話をすることが時々あるのですが、これまた楽しい。
その中でも月亭つまみさんとは、カイゴデトックスのZineを作る際の打ち合わせで、Zineとは関係のない話でお腹を抱えて笑い転げてしまい、結局Zineについては何も決まらなかったということが。大声でまくし立てる私に対して、穏やかかつ知的に語るつまみさん。一見、全く違う私たちですが、なかなかどうして会話が弾むのです。
そこで、この私たちの雑談だけを配信するPodcast番組を作っちゃおうという事になりました。オバフォーのメンバーにはそれとなく話をしたこともあったと思うのですが、私たちが本当にやっちゃうなんて誰も思っていなかったに違いありません。
何やってるんだ、私たち?! 誰が聞くんだ、そんな番組?!
いいんです、誰も聞かなくても。
まずは私たちが楽しければいいじゃないか、ってね。で、もし間違って聞いてしまう人がいたとして(笑)、その人が1回でもクスっと笑ってくれたなら、それはそれで儲けものです。
もし、どうしようもなく暇で、今ならどんなくだらないことに時間を使っても構わないと思える時があったら、ちょっとだけ聞いてみて下さい。
タイトルは『That’s Dance!』
そう、雑談、ざつだん、ザツダン、ザッツダンス!です。
月亭つまみとミカスがただただ雑談するだけの番組、Apple PodcastとSpotifyでお聞きいただけます。
ごめんね。初回、調子がつかめなくて54分も喋ってます。全部聞くのは拷問だな。
さて、今日の一品は、色とりどりのボールほどではないけれど色味がきれいな『サーモンとアボカドのユッケ風』です。加熱調理をしないので、簡単に作ることが出来て、美味しい。ぜひお試しください。
サーモンとアボカドのユッケ風
- サーモンは刺身用のものをさくで用意し、2センチ角くらいにコロコロと切ってください。
- アボカドを縦半分に割って包丁の刃元で種を突き刺して取り除きます。
皮をむいて、サーモンと同じくらいの大きさにコロコロ角切りにします。 - ボウルに、醤油、酢、砂糖(少々)ごま油を入れて、しっかりと混ぜ合わせます。
- サーモンとアボカドを3の合わせ調味料で和え、器に盛りつけて白ごまをふったら出来上がりです。
【さらにおしらせ】
1.カイゴデトックスオンラインショップ大盛況です。
布絵作家・佐藤知津子さんの作品、爽子さんの絵手紙セット、
Cometさんのパートナーである加藤俊樹さんの写真集、そしてカイゴデトック
スのZineという豪華な商品ラインナップ。
ぜひ一度のぞいて、あなたのお気に入りを手に入れてくださいね。
ショップはこちらから。
2.ミカスが営む小さな英会話スクールでは、リモートレッスン受講生を募集中。
英会話初心者の方、ぜひ無料体験レッスンをお申込みください。
興味はあるけど最初の一歩が踏み出す勇気がないという方、今がチャンスです
詳しくはこちらから。
お喋りって、どれくらいカロリーを消費するのでしょうね。楽しいお喋りほど、終わった後にどっと疲れます。気持ちいい疲れ方ですけどね。
ミカスでした。
kokomo
ミカス様、昨日早速聴かせていただきました。
ミカスさんの美声に「のど自慢大会」の話も納得。
つまみさんとは守備範囲が共通しているのか、名前を出していらっしゃった方のほとんどが私も気になっていた人物だったのが嬉し驚きでした。
spotifyのカテゴリー・タグが「コメディ」(ちなみに、「over the sun」は「趣味」)となっていたのが象徴的。何よりもお二人が楽しんでいたのが最高でした。
ゆるゆるとでも続けていただければ嬉しいです。
アボカドとサーモン、まるでツマ&ミカコンビのようにベストマッチです!
かおるん
つまみ様
ミカス様
タブレット純さん、芸は見たことはないのですが、お名前は知ってます!
しかも、お見かけしたこともあります。
落語が好きで、演芸写真家の橘蓮ニさんのカルチャー講座ニ伺った時に、純さんがいらっしゃいました。
お笑いも楽しいですが、落語めちゃおもろいです!
イケメン若手がたくさんいます。
ぜひ!
知った名前がでてきたので思わずコメントしました。これからじっくり聞かせていただきます。
って最後まで聴いてからコメントしろって?笑
ミカス Post author
kokomoさん
タグのジャンル、何にしようか迷ったのです。
ぴったりとくるものがなくて、結局「コメディ」にしました。
もし聞いてくださる人がいるなら、その人が笑ってくれることだけを考えているので(笑)
どこに出しても恥ずかしくないコメディ番組にしたいものです。
またお時間があれば聞いてやってください。
ミカス Post author
かおるんさん
意外と多くの方が知っているのですね、タブレット純。
つまみさんに謝らなければ。
落語にイケメン若手がたくさんですと?!
これは見逃せませんね。
早速Googleで「落語 イケメン」で検索してみます。
「That’s Dance!」、お時間のある時にぜひ聞いて頂ければ嬉しいです。
りかさん
知ってますとも!
タブレットもユリオカも!
耳で完結するコンテンツを求めていたので
食いつきました〜。
次回はぜひ
「リューベンって知ってる⁉︎」でお願いします笑。
ミカス Post author
りかさん
お聞きいただきありがとうございます!
タブレット純、意外とメジャーでしたね。
そして、リューベン!! 「薔薇の嵐」ですね?!
は~い、ここにいますよー
第二弾聴きました~。前回は虫かごの中でトンボが羽を震わせているような音が、今回は急須からお茶を注ぐような、春の小川が流れるような癒し音が、バックに聞こえました。つまみさん、やはり声がくぐもって聞こえますが(声質のせいではなく、時に遠くなったりする)、文の終わりのキレの良さが、私の記憶の中の、ベルばらの一路真輝を思い出させました。
中高のころ、家族が寝静まった夜に勉強していて、ちょっと孤独で、ちょっと静けさが怖いのを紛らわすのに流していた、ラジオのどうでもいいおしゃべりみたいにーなんだかそこに人がいるような感じ。人の声には文字の力とはまた違う力がありますね。私はもう長いこと、テレビや映画以外で、人が普通のおしゃべりをずっとしているのを聞いていなかったのですが、お二人の声を聞いていて、心があるべき場所に着地していくような気がしました。 ーJane
ミカス Post author
Janeさん
そこにいてくださってありがとうございます。
春の小川のような音、BGMがつけられない分(つけられるのですが、ちょっと邪魔なのです)癒しの音として捉えていただければ幸いです。
「心があるべき場所に着地していく」なんて、とてもいい素敵な表現。
本当にありがとうございます。
よければ、また聞いてください。
つまみ
kokomoさま
ありがとうございます。
私も、タグがコメディに「グッジョブ!さすが、ミカスさん」と思いました。
気になるものが共通しているって、過去を共有してきたようなあたたかい気持ちになりますよね。
そして、それを表明してくださり、すごくうれしいです。
これからもよろしくお願いいたします。
つまみ
かおるんさま
ナマ純さん(ビールみたい?!)、どうでしたか?
落語は、四半世紀前の春風亭小朝と立川志らくで止まっています(^^;)
志らくさんの落語、好きでした。
滑舌がいいわけじゃないのに、粗忽長屋などは、それがいい味になっていました。
あ、ここ数年のテレビでの志らくさんの印象で、つい過去形で書いてしまいました。
そうそう。
柳家さん喬さんも好きです。
たまには寄席もいいですよねえ。
今後とも、御贔屓に(と落語っぽく締めてみました(‘◇’)ゞ)
つまみ
りかさん
ありがとうございます&スミマセン。
リューベン、「次回」に触れずじまいで申し訳ありません。
リューベン?
薔薇の嵐?
知らない人でしたゴメンナサイ。
つまみ
Janeさん
お聴きいただき、ありがとうございます。
そうですか。二回目もくぐもって聴こえますか。
くぐもった声ってことなんでしょうかねえ。
花粉症で鼻はつまりがちですが、そういう問題でもないのでしょうね。
どうしたもんか。
それはそれとして、Janeさんのお書きくださったこと、本当にうれしいです。
>ちょっと孤独で、ちょっと静けさが怖いのを紛らわすのに流していた、ラジオのどうでもいいおしゃべりみたいにーなんだかそこに人がいるような感じ
この感じが、まさに自分が思い描いていたイメージなのです。
そして、あんまりバカっぽくて書くのも憚れるのですが、二回やって、それを聴き直した自分もちょっとその感じがしたのです。
話しているのは自分だったりするのに、それを後で聴くと、その過去の自分に寄り添われているっていうか。
ちょっと鬱陶しい寄り添い方(なにしろ自分)なんですが、自分が話したことに自分で笑ったり、この人、ちょっとおかしいんじゃないの、とツッコミたくなったり‥そんな、自作自演の一人芝居(ミカスさんと二人ですが)が、夕暮れの人淋しさみたいなものを少しやわらげてくれて、自分でもびっくりしました。
我ながら、何言ってんだか、なんですけど。
Jane
つまみさん
面白かったのは、「最後になんか出てくるのではないかと思って聞いている方もいると思いますが、何も出てきません」というようなことをおっしゃったところでした。まさに私はそうやって待っていた人でしたから!これは特に台本とかなくてその場のノリだけでやっているんですよね。それもつまみさんとミカスさん、対面じゃなくてやっているんですか?なんでもないようで結構、普通の人にはなかなかできないことだと思いますよ。
つまみ
Janeさん
その場のノリだけで、台本もなくやっています。
最初は、実はちょっと台本を考えてみたんです。
でも、なんだか行き当たりばったりの方が面白い気がして、最初の始まりだけで書くのをやめました。
でも、台本のある面白さ、というものもあると思うので、もしかしたら、これからまたやってみるかもしれません。
ZOOMで顔を見ながらやっていますが、声がカブるという弊害(?)はあるにせよ、たぶんそれは、完全に対面でやってもカブる気がします(^^;)
まだまだ、「この路線で行こう」というのは何もないのです。
聴いてくださった方の中にも、もういいやと思った人もいるのではないかと思います。
そういう方には「ご期待に添えずすまぬ」と言いたい。けれど、これからはもっと工夫して面白くしたいです、と言えないし、こんな感じでこれからもやります、とも言えないという、すごく無責任な感じなのですが、自分に目指すことがあるとしたら、友達と会って、わーっとおしゃべりして別れると、何を話したのか全然覚えていないのに、楽しかった気持ちだけはよおく覚えていて、余韻もずっと残っている…あの感じですかねえ。
抽象的で申し訳ありません。
jane
3回目ともなると、お二人の掛け合いもどんどん息が合ってきましたね。
私のコメント紹介いただきましてありがとうございます。
ミカスさん、私とほぼ同じタイミングで髪を切られたと思います。春になると、なんだか軽くしたくなりますよね。私はもう数年ぶりにロングをショートにしました、自分で。3回も切りなおしたので、そのたびに短くなり、大失敗の感強しですが、コロナがおさまるまでズームの画面を暗くして伸びるまで待つつもりです。でも短くなると楽ですね、色々と。
神の声といい、アラームといい、臨場感いっぱいの回でした。
ミカス Post author
janeさん
毎回聴いてくださって本当にありがとうございます。
万が一ザツダンオフィシャルグッズ(ステッカーとか)を作った暁には(あくまでも万が一)、
まずヘビーリスナーとしてJaneさんにお送りしますね。
Janeさんも髪を切ったのですね。春になると軽くしたくなる気持ち、よくわかります。
切った直後は短すぎると感じても、もう少しするとちょつと伸びて落ち着きますよ。
私はそう信じたい(笑)
これからも、生活感&臨場感満載の雑談番組になりますが
お時間のある時に聞いて頂ければ嬉しいです。