在宅デトックスからピクニックへ。はしゃぐ週末。
こんにちは、カリーナです。
昨日は、同じマンションに住む友だち2人と自転車でピクニックに行きました。目的地は、近所の公園。まずは、すぐ近くのお店で500円のお弁当を買います。友だちの一人が誕生日だったので「誕生日やから、おごるよ」「ドーンと一人250円ずつな!」と小さな金額を大判振る舞いのように大げさに言いたてるおばちゃん風味を効かせた軽口ではしゃぎます。
公園は、ごくまれにジョギングする人が通るぐらいでほぼ無人。梅雨とは思えない快晴、木々の若葉から漏れる柔らかい光。3人のうち、最も若くおしゃれな友だちが持ってきてくれた椅子を組み立て、テーブルを組み立て雰囲気のいいピクニックができあがりました。
気持ちの土台がはしゃいでいるから、椅子に座って景色を見ても「ああ。最高!いい気持ち」、お弁当を開いても「美味しい!量が多い!この値段でよくやっていけるねえ!」、コーヒーを飲んでも「香りがいい!コーヒーって味と温度が奇跡的に最高のバランスになったとき、ゴクゴク飲みたくなるよねえー。いまがまさにそれ!」、おやつを食べても「おいしい!これが『クルミっ子』かあ!友だちにおいしいって聞いていて食べたかったのよねえ。このキャラメルのとことクルミが絶妙」、さらに季節についても「梅雨ってジメジメしてるっていうけど、そうでもないよね。雨もザーザー降ると滝に打たれているみたいで気持ちいい。今日の天気なんか言うことないわ」…もう何から何まで絶賛です。
われながら上機嫌。われながら単純。幸せをがぶ飲み。
前日の土曜日は、在宅デトックスでした。カイゴデトックスが東京新聞をはじめ各地の新聞に掲載されたこともあり、初めての方ともお話しできました。ミカスさんに進行の責任はすべて任せて、わたしは、毎度のことながら調子にのってしゃべりすぎたかも…。すでに何度か参加してくださったことのあるおなじみの方の説得力ある発言や思いやりもありがたくうれしく、今思えば、「はしゃぎ」はこの段階から始まっていたのかもしれません。
ピクニックから帰ると義母から大量の食品が届きました。高齢の義母にとって毎月、こんなにもたくさんの食品を選び、購入して配送の手配をするのは、並大抵の苦労ではないはずです。テーブルを埋め尽くす野菜や乾物や総菜を目に収めて仁王立ちし、「すべて一人で食べ尽くす」と運命を引き受けるように心に固く誓いました。
明日から6月。言葉そのものには大した意味なんかなくていい。一見、中身のない、どうということのない会話を大事に慈しみ、できれば、そのなかに、さりげない敬意や応援や共感を込めて、身近な人々と時を重ねていきたいと思います。
今週もオバフォーは、コツコツと更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってます。
Jane
素敵な週末~。
もうこのピクニック自体が、「味と温度が奇跡的に最高のバランスになったとき、ゴクゴク飲みたくなる」コーヒーと同じで、いろんな要素が最高のバランスになったひとときですよね。
そんなひとときって一年に、そして残りの人生に何度訪れるでしょう。
3日前、数年来の友達が亡くなりました。
最後に会ったのは、去年の11月、その人の自宅の庭で。それからコロナと寒さの厳しい冬を越え、そろそろまた会うかと思っていた矢先でした。なんの気なしに別れたけれど….。
屋外で臨時カフェテリアを開くかって案も昔書かれていましたよね。実現するといいなあ。