こそあどな私:椎茸の肉味噌チーズ焼
以前、若い俳優さんがすべて福士蒼汰さんに見えてしまうという記事を書きました。
「たまたま『あまちゃん』で福士蒼汰を認識したあたりで
私の顔認識能力が限界を迎え、そしてほぼ停止してしまった」と。
あれから約3年半。その間にさらにたくさんの若い俳優さんが登場してきました。もう、福士蒼汰さんどころではありません。
毎週ほぼ金曜日に月亭つまみさんと一緒に配信しているPodcast番組『That’s Dance!』。番組をお聞きいただいた方はご存じだと思いますが、つまみさんと私、そして時々参加してくれるカリーナさん3人の会話は、その半分が「こそあど言葉」なんじゃないかと思うほど「これ」「それ」「あれ」「どれ」の連発です。
「ほら、あの人。あのドラマに出てた俳優さん。ああ、顔は浮かんでいるんだけどなあ」
「え?どのドラマ?」
「だから、あのきれいな女優さん、ほらDAIGOの奥さんが出てるドラマの」
「ああ、北川景子! が出ているドラマって、あの離婚の?」
「そう、それ! リコカツだ!」
「瑛太!!」
てな具合。
そのくせ、自分が若い頃、子供の頃の話はすらすらと出てくるのだから、
もう、とほほとしか言いようがありません。
とはいえ、じゃあその「半分こそあどザツダン」は苦痛かい?と問われればあながちそうでもなく、どこかで楽しんでいたりもするのです。
すんなり思い出せたら気持ちはいいけれど、「ほらほらあの人」と誰かが言った途端に首をかしげながら全員がGoogleで検索し出すのも、おまけにダイアン・キートンを検索したいのにダイアン津田が出てきちゃってゴイゴイスー状態になってしまうのも意外と好きなのです。(他の2人も好きだといいのですが)
こそあど言葉どころではなくて、一緒にザツダンする仲間に「あなた誰?」と言うようになってしまうまでは続けていきたいものですが。
さて、今日の一品は『椎茸の肉味噌チーズ焼き』です。本文と無理矢理結びつけるために、椎茸に記憶力の衰えを防ぐ成分でもないかしら?と調べてみたのですが、動物性のビタミンD3には脳の健康を高める作用があるものの、キノコ類に含まれる植物性のビタミンD2にはその働きはないようです。とはいえ、もちろん体にいい作用はたくさん含まれているので椎茸をしっかりと食べたいものです。
椎茸の肉味噌チーズ焼き
- 椎茸は軸を取り外し、ペーパータオルで汚れを落としておきます。
- 肉味噌を作ります。鍋に油を引いて豚ひき肉を炒め、色が変わったら、酒、みりん、砂糖、水(少々)、味噌を加え、よくかき混ぜながら煮詰めていきます。
水分が飛んでペースト状になったら出来上がり。 - 椎茸のひだの部分にオリーブオイルを薄く塗り、その上に肉味噌とシュレッドチーズをのせます。
- 3をオーブントースターで焼きます。チーズが溶けて椎茸にも火が入って柔らかくなったら出来上がりです。
熱々が美味しいので、食べる直前に焼きましょう。
記憶力キレっキレの方は、「That’s Dance!」を聞きながら、「そのドラマは〇〇!その俳優は✕✕!まったく、どうしてそんなに思い出せないのかしら?!」とイライラすることと思うかもしれません。それでも当人たちは結構楽しんでいますので、広い心で見守っていただければ幸いです。
ミカスでした。