カレーとは アハ体験の 積み重ね
髪を切りました。
10年ぐらい前に染めるのをやめてから、すこーしずつ白髪の分量が増しています。
昨日より今日、今日より明日、黒から白への微妙なグラデーション。
知ってる? グレーって1000色あんねん(偽アンミカ)
髪を切ったあとは、グラデーションが一段階あがります。
黒に隠れてた白が見えるようになるのか。
で、髪を切って、またひとつ階段あがりました。
カットしてるあいだは、そんなに感じなかったけど、ドライヤーが終わって鏡を見たらば
お。
ぼんやりしてる。
白の分量が増えたぶん、髪の、というか頭の形の輪郭がぼんやりしてます。
なるほど、こういう段階になるのか。
テレビや雑誌やネットでお見かけするグレイヘアーの素敵な方々は
「グラデーション終了」もしくは「いい感じのとこでグラデーション固定」してるように見えるけれども
こんな風にゆるゆると変化してきて、いまも変わり続けてるのよね。
シワもシミもタルミも、そうなんだな。
ある日気づいて「わ、急に!」と焦るけど、徐々の変化に気づいてないだけなのよね。
カレーとは アハ体験の 積み重ね
まあね、生きてるってそういうことよ、昨日と同じ自分じゃないのよ、と当たり前のことを人生何度目かに思いながら、今週のカレー記念日を振り返ります。
風呂浸かりゃ 治る気するけど 多分ムリ
10月10日はカレー記念日(Jane)
「イタミイライライロイロがスーッと……うちには湯船がないので、ますます幻想のみ膨らむ」とJaneさん。あー、私の場合は、湯船に浸かってるあいだはイロイロすーっと消えますが、風呂上がりに髪を乾かしてるあいだに現実に戻ります^ ^;(Comet)
妊婦さんに 混ざっての検診 ババひとり
10月11日はカレー記念日(リョーコ)
「重い腰あげて、子宮がん検診へ。待合室に白髪頭は我ひとりでした。『オタク何ヶ月目?』などと、口が裂けても?! 話しかけないようにして存在を消して座っておりました」とリョーコさん。妊婦さんが多い産婦人科に行かれたんですね。私が検診に行くのは、近所の「検診専門」みたいな婦人科なので、年齢層高くて受付の対応がいかにも「マニュアル通り」で、何の感情もわかないようになってます。それはそれでちょっと寂しいけど。(Comet)
インスタで 生活レベルの 差にビビる
10月12日はカレー記念日(あまから)
「『インスタ映え』なんて言葉が流行ったくらいですから、当然いいところだけを切り取ってるのはわかっているのですが、たま~に『どう見てもこれは…!』というセレブ(この場合先祖代々とかではない)の匂いがする人を見つけると、あまりにも自分と違いすぎてビックリします。食器は全てロイヤルコペンハーゲンやジノリだし、家の中はホテルか?! ってくらいお花が飾ってあるし、ネイルに料理教室、友人宅でお茶会…なんやそれーー! 疲れそうだけど、ちょっと憧れる自分もいます(笑)」とあまからさん。一日ぐらいは、体験してみたいかもー。でも、そのあと1週間ぐらい疲れがとれなさそう……^ ^;(Comet)
昼下がり ぼおっとしてたら 日が暮れた
10月13日はカレー記念日(月亭つまみ)
秋の日はつるべ落とし。毎年言ってるけど、毎年驚きます。(Comet)
手が冷たい 飲んでいるのに 養命酒
10月14日はカレー記念日(Comet)
私のです。冷え性で、とにかく手足が冷えるんですよ。リハビリの仕事で、担当している方の首や肩、顔を触ることがあり、冬になると「冷たい」と言われるので、どうにかならないかと養命酒を飲み始めました。1年ぐらい前から、夏も欠かさず毎日飲んでいた。にも関わらず。冷えてきた。秋になったら冷えてきた。冷えてきたじゃないのよ!(八つ当たり)(Comet)
<もひとつおかわり>
グレイ成分が増えて、頭の輪郭がぼんやりしてきたぶん、髪の薄さが目立たなくなってきた、気がします。これも自分にしかわからない、微妙な変化。アハ体験。 (Comet)
10月4日に本を出しました。カレーはないけど、よろしくね。
「こう見えて失語症です」
こんなこともやってます。
「聴き書き工房 おむすび」
認知症、失語症、神経難病などでコミュニケーションが困難になった方から、お話を伺います。ご興味のある方は、ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。
加齢を感じたらそれがカレー記念日
気軽に送ってくださいねー。
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よろしくお願いします!
kokomo
Cometさん、我が家の犬ですが、7年ほど前に子犬で我が家にやってきました。家に来て1年くらい程経って「君、誰?」。成犬になって、子犬のときとは全く違う外見になっていました。毎日見ていたのに不思議と変化に全く気が付かなかったんですねぇ。老いも同じですね。先週、数年ぶりに知人数人と会ったときに、口々に「ねぇ、なんか変わった!変わったよねぇ?」と言われたのですが、はい、それは老いです。老いました。自分の意識がそれになかなかついていかないのが問題です。
「こう見えて失語症です」を読み終えました。失語症に関する入門書としても抵抗感なく読めましたし、とあるご夫婦の話としても楽しく読めました。『奥様は魔女』風に言うなら、「奥様の名前はコメP、旦那様の名前は加藤さん、二人は極普通の夫婦でしたが、ただ違っていたのは旦那様は失語症で、奥様は言語聴覚士だったのです。」なんていう感じ?老眼に悩む目が疲れてくるとぴろよさんの漫画がちょうどよいリズムを作ってくれて、最後まで一気に読んでしまいました。素敵な本をありがとうございます。
Comet Post author
kokomoさん
久しぶりに会った同世代が変わっていたら、「老い」の確率が高いですね^ ^;
でなければ、高級エステに行きまくってるとか、プチ整形したとか、本気整形したとか、とか(それも「老い」のバリエーションではある)。
そうではなくて、恋をしているとか、推しができたとか、何かの勉強を始めたとかで変わっていられるといいなあ。
拙書をお読みくださり、ありがとうございます。あらいぴろよさんの漫画のおかげで、リズムもできたとのこと、嬉しいです! 担当編集者(ポッドキャストにも登場した石井さん)にも伝えますねー^ ^