五葷
「五葷」ごくん とはニラ・ニンニク・ラッキョウ・アサツキ(またはタマネギ)・ネギなどの匂いや刺激が強く精進料理では使われないタイプの野菜です。
この五葷のなかまを年をとるに従って食べられなくなりました。
お腹が張って痛くなり、カラダがネギっぽくなり気分が悪くなります。生のタマネギに始まり、加熱したタマネギも怪しくなり、今年になってニンニクがだめになりました。青々とした九条ネギも。
腹痛と気分の悪さは半日以内に治まりはするのですがそこそこつらく美味しさよりも食べたくない気持ちが勝るようになりました。
それで、数ヶ月前から五葷断ちを試しています。わざわざ精進料理を作るわけではなく、普通の料理にネギ類を入れないだけです。味は案外大丈夫で、お腹も痛くなりにくく良い感じです。
自分で自分が小うるさい感じがするのがイヤなだけです。
イヤではあるけれど、「これはウサギと一緒だ」と思うと悪くない。
ニラ・ニンニク・タマネギ・ネギ・ラッキョウ・・すべてウサギが避けるべき野菜です。これら「五葷」に加え、じゃがいもの芽と皮とかトマトの葉や茎と未熟な実、ほうれん草、アボカド、豆類(枝豆・落花生など)もリストにあがります。
野菜の他にもオナモミとかスイバ、アジサイ、アイリス、サフラン、桔梗、水仙、チューリップ、スズラン、パンジー などなど・・、こりゃ結構ある。このほかにももっとある。
うさんぽは勿論、ヘやんぽやべらんぽでも遭遇する可能性があります。要注意度は茸刈りレベル、初めての植物は都度調べたほうが安心です。
食べ物もそうですがアロマ系も要注意です。ウサギに限らず動物の嗅覚はものすごく鋭いし、本当に成分が害になったりするみたいです。とくにアロマオイルやお香など燻らすものは強すぎるようです。
アロマオイルも調べてみるとクラリセージとかミントとか沢山出てきました。ミントについてはちょっと思い当たる節があります。蚊にさされた膝にすーすーする塗り薬を塗って、うさぎの部屋で正座していたら、うさぎがふんふんと寄ってきていきなり膝をパクッと噛んだのです。一回だけ、洋服越しでそれほど本気噛みではありませんでしたがそれほど不快だったのか、それとも薄荷にすい寄せられたのか。
直接噛んでうさぎにすーすー成分がついたら大変なことでした。
下僕は香水とかお香が大好きなのですがやめました。(香水はほとんど付ける機会はなかったけど好き。お香は今住んでいる住宅密集地だと近所迷惑にもなりそうです)
うさぎまわりの物を洗濯するときもやさしげな洗剤を使います。「うさぎが口にするかもしれないものですから」なんて答えそうな自分が小うるさくて権利意識が高そうで鬱陶しいのですが、よいのです。
SHOJI
ちまたまさん こんにちは!
ウサギが避けるべきものって本当にたくさんあるのですね。外にいる野ウサギならともかく、お家では人間が持ち込むと避けられないから要注意なんですね。好きなお香や香水も止めるとは!
ウサギの性質体質を知り尽くして、共生していらっしゃる。ちまたまさんにお会いしたことはないけれど、かわいいちゃんを読むたびに、下僕というより有能な執事を想像しています。
五葷というのはアリシンを含んでいる野菜のことでしょうか。
私は、ニンニクと九条ネギでお腹が張りガスが溜まって体調が悪くなります。少量なら食べられなくもないのですが、出先では避けています。
ちまたまさん同様、私自身も注文が多くて小うるさいと思いますが、リカバリーにも時間がかかるので、気にしていられません。
ウサギも人間も体調ファースト!
ちまたま Post author
SHOJIさん こんばんは。いつもSHOJIさんのアニメ作品の守備範囲の広さと深さに感嘆しています。TVや配信で手に入るものは観ています!
伴侶としての飼いウサギが増えてきて、ネットや本の情報も多くなっていて心強いです。
そして、アリシン! お腹痛いの結構つらいですよね。私も少量だましだまししていましたが、ニンニクでノックアウトされました。料理に入っているとコクが出ておいしくなるから外食には沢山入っていて避けるの大変です・・。 ちまたま。