さて、捨てるか:いつもとちょっと違う餃子
片付かないのです。
え?年末に大掃除をしただろうって?
してないよ。
私は片付けをするのが大の苦手です。
やらなければいけないとわかっていて「じゃあ明日やろうかな」と思ったところで、その明日が来れば「やっぱり明日にしようか」と思うような人間なのです、私は。
明日はどっちだ?
インスタグラムには、きれいに片付けられた家で素敵な料理を作ったり、おしゃれなファッションを披露する人たちのアカウントが溢れています。
いや、私はそれに反感をもったりはしていませんよ。むしろ、そういう人たちの暮らしを垣間見るのが好きで、素敵アカウントをフォローしては「いいなぁー」と眺めています。私もこうなりたいけれど、所詮は生まれ落ちた瞬間から全く違うタイプの人間なのだろうなと諦めたりもして。
先日、私がフォローしている素敵アカウントの方が、きれいに片付けられた部屋の写真と共にこんなコメントをしていました。
「大切なのはリセットです」
その方は、就寝前に必ず部屋の状態をリセットするのだそうです。
夜のうちに全てのものをあるべき場所に戻し、翌朝目が覚めた時には部屋が、家全体がリセットされた状態であることがとても気持ちいいと。
まぁ、リセット=片付けるということですから、片付けられない私には簡単ではないということは自明なのですが、それでもこの言葉を目にした時、なぜか目から小さな鱗が落ちたように気がしました。
「寝る前に必ず片付けなさいよ」と言われるよりは「明日のためにリセットしてから寝ましょうよ」と言われる方が何やらちょっと気分がいいと感じている自分に気付いたのです。
言葉遊びと言ってしまえばそれまでですが、物事は言い方ひとつ、見方ひとつでふんわりとその雰囲気を変えることもあるのだなと。
とはいえ、これだけ乱雑な状態の部屋をリセットするには、要らないもの、余分なものをなくすのが先決であり、最重要課題。後生大事に抱えていたところで何の得もないものを、そろそろ手放すことにしましょうか。
さて、捨てるぞ!
今日ご紹介するのは『いつもとちょっと違う餃子』です。
何が「ちょっと違う」のかというと、まずはひき肉。普通の豚ひき肉とあらびきにされた豚ひき肉を使っています。それによって、普通のひき肉だけのものよりも歯ごたえが出ます。また、あんに五香紛を混ぜ合わせているので、甘い香りがしてちょっとエスニックな風味を楽しめます。この香りがお好きな方は多めに使うことをお勧めします。
いつもとちょっと違う餃子
- 普通の豚ひき肉とあらびき肉を合わせて使うのがこの餃子のポイントです。
私は普通のひき肉2、あらびき肉1の割合で作りますが、強めの歯ごたえが好きな方はあらびき肉を多めにするのもありです。 - 餃子のあんを作りましょう。ボウルに、豚ひき肉、あらびき肉、5ミリに刻んだニラ、塩、醤油、五香粉を入れ、しっかりと混ぜ合わせます。ひき肉は調理の20分ほど前に冷蔵庫から出して室温に戻しておいてくださいね。
- 餃子の皮であんを包みます。
私は毎回皮の枚数に合わせてボウルの中であんを分けて(皮20枚ならあんを4等分にして、4等分したもので5つの餃子を作る)、皮とあんをピッタリにすることに心血を注ぎます。だからどうというわけではないけど。 - フライパンに油を引いて火にかけ、餃子を並べます。
- 餃子の底にうっすらと焼き色がついたら、約100ccのお湯を餃子の上から回しかけ、蓋をして蒸し焼きにします。
- 皮に透明感が出てきたら蓋を取り、残っている水分が飛ぶまで焼きます。水分が飛んだらサラダ油少々を餃子の上から回しかけ、ひと焼きしたら出来上がりです。
好き嫌いが分かれるとは思いますが、私は五香紛の甘い香りが大好きです。これをなんとか焼き菓子に使えないかしら、なんて考えています。皆さんが好きな、おすすめの香辛料、ハーブは何ですか?ぜひ教えて下さい。
ミカスでした。
爽子
片付けものをずるずると先送りにしてしまう私をミカスさんに見られていたのか?
と、思うほど、よく似てます。
気がむくと頑張り、また停滞の繰り返しですが、あきらめるわけにはいきませんね。
やすみやすみやっていきましょう。
香辛料ではありませんが、ありきたりな大葉の香りが好きです。
冬は鶏もも肉のミンチにしょうがと大葉をたっぷり混ぜてお団子にするお鍋を頻回に
します。
友人たちは、「簡単すぎておいしい」「爽子さんぽい」と言ってくれます。
りかさん
私も大好きです!五香粉!
餃子はもちろん、焼豚作る時や
チャーハン、焼きそば、ガンガン振ります!
適量ってあるの?ってくらい。
姉妹や友達には絶対ウケないだろうなーと思いながら振りまくる笑。
焼き菓子だとカルダモンくらいしか思い浮かばないのでぜひ五香粉のおやつを開発して下さい!
ってくらい五香粉好き
なのでもれなくスターアニス、回香でしたっけ、も常備しています。
砂肝料理や栗の炒め物に活躍してます。
ただの中華好き、ですね。
片付けの話なんですが、
私は取捨選択が出来ないタイプで
出してはしまい出してはしまい
の繰り返し……。
でも最近「一軍を残して、残りは見えないどこかにしまっておく」というやり方を知ってから家の中や倉庫もずいぶんサッパリしました。
小耳にお届けしまーす。
そうそう、挽肉って意外と良いお値段するんで特売のこま肉を刻んで餃子の餡を作るワタクシでございます。
ミカス Post author
爽子さん
あなたもですか(笑)
休み休みやっていきたいところですが、今までずっと休み続けていまして…。
なんとかならないかな、この先送り癖。
大葉の香りはとてもいいアクセントになりますよね。
生姜と大葉がたっぷり入った鶏団子の鍋とはなんとも美味しそうです。冬のうちにぜひやってみようと思います。
ミカス Post author
りかさん
五香紛、お好きですか?!
料理に加えると途端にエスニック料理に返信。そのくせ甘い香りが焼き菓子などのスイーツにも合いそうで、なんとも不思議なスパイスです。
栗の炒め物、どんなふうに作るのでしょう?とても気になります。
昔、母が手羽元と栗の甘露煮を一緒に煮てそれに八角を加えてましたが、それに似ているのかしら?
ああ私も「出してはしまい派」です。
いるもの・いらないものを決めることができません。ほとんどがいらないものだと薄々感じてはいるのですが。
見えないどこかにしまっておくと、そこに物が溜まっていきませんか?
片付けって本当に難しいです。