思わぬ放水と望まぬ湿り気の悩み。つまりザ・尿漏れ現象。
こんにちは、カリーナです。
土曜日に更新された「カレー記念日 今週のおかわり」でこめPがデリケートゾーンの痛みについて書いておられました(コメントも役に立つのでぜひ読んでいただきたい)。女性ホルモンのエストロゲンが減ったことによる陰部の感想で起こる「萎縮性膣炎」と呼ばれるものだとか。そうなんです。乾燥するんです。あちらも、こちらも乾燥するんです。
以前、格式あるお屋敷をお邪魔しましたが、門から続く路地の緑のみずみずしさよ。朝露のようなほどよい湿り気、そこを歩く人々の真っ白な足袋のまぶしさ。
温暖湿潤気候の国が培ってきた美は、ほどよい光と風と湿度なり。
まこと憎きは乾燥!と思いきや、乾燥の反対、と申しますか、「思わぬ放水」の悩みも出てくるから、一筋縄ではいかないのが加齢の世界です。からだの変化の百花繚乱。
尿漏れですよ。望まぬ湿り気。
夕方、スーと散歩すると、必ず後半尿意待ったなしになります。特にスーが走り出したとき。そのリズミカルな歩調に合わせて走ると、微妙な放水の予感。や、やばい。「吸水パッド(3㎜)、頼んだよ」と心で声をかけ、何事もないように歩きますが、家についたらスーのカラダを拭くか、トイレに行くか、もだえ苦しみながら迷って、なんとかいけそうなら体を拭き、無理なら「ちょっと待っててや」とほっぽり出して90度前傾姿勢でトイレへ。
なんとか用を済ますと放水による放心。「あああ、年はとりたくないもんだ」と心の底から、いや膀胱の底から声が出ます。
腹圧性尿失禁というやつらしいですね。「括約筋の筋力低下からランニングの反復する振動で膀胱が圧迫され、尿漏れしやすくなっている」と書かれていました。
ああ、もう乾いたり、湿ったり…忙しいな。
そうなんですよねえ。みんな、忙しいんです。街を行くおばあちゃん、おじいちゃん、みんな忙しいだろうなあ。忙しくてたまらんと思う。忙しくて、ほかのことなんてやる時間ないですよ。
体は、毛穴を含めて大量に蛇口のある複雑な精密機械。あっちが緩み、こっちが詰まり、緩んだところからは望まぬ体液が漏れ、詰まったところは老廃物をため込んで膨らみ、イボだのなんだの望まぬ突起物になる。
あっちを気にして、こっちの様子を見て、そっちを治す。もう、忙しいわ。
そういうわけで日々、ご多忙のみなさん。お疲れ様です。おかげさまで、わたしも快調に忙しくしております。
オバフォーは今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びにきてください。待ってまーす。