弱っている時に突き刺さる苦手な人の言葉
8月中旬にマメオ君に5泊6日のショートステイを利用してもらいわたしは夏休みをとりました。この5年間ではじめての本当の夏休みでした。。
前半は介護ブログをきっかけに知り合いになり今は毎日のようにLINEのやり取りをするようになった北海道の友人に会いにいきました。実際に会うのは初めてなのにずっと前から知り合いだったような感覚。2泊3日の充実した北海道でした。
その後も予定はあったのですが帰宅してから体が怠い。夏バテかなと思いなんとか翌日に用事を済ませました。がやはり怠い、喉もちょっと痛い。でも今日はもうマメオ君の帰ってくる日。幸い熱はでていないし疲れだから少ししたら治るだろうと思っていました。
ところがマメオ君が帰宅してさらにバタバタして怠さ倍増・・・翌日の土曜日に予定していた友人の田んぼの稲刈りは断念して1日ゴロゴロ、日曜日もゴロゴロして月曜日から仕事に行きました。が今度は鼻水が止まらないので早退して耳鼻科へ行きました。数日前に喉の違和感があったと伝えるとコロナの検査をされました。そしてまさかの陽性。そして「陽性ですが療養期間は今日までですね」「えっじゃあ明日は仕事行っていいんですか?」「そうですね」
ということでその後も仕事に行きました。(マスクしてひっそりと仕事してました)そしてさらに2日後マメオ君の通うデイサービスから電話があり「お昼も普通に食べたのですがその後体調悪いと訴えがあり熱も出ました」と連絡がきました。
「あー恐れていたことが」仕事を早退して迎えに行き病院に連れて行きました。検査していないけどまあ(コロナ)そうでしょう。その後5日程介護サービスは休みました。2年前に比べて二人とも症状は軽かったのですが、咳がぬけない。自分が良くなってきたと思ったらマメオ君の夜の咳はなかなか治らない。今でも寝不足です。
と珍しくちょっと体調が悪く気分的にも落ち込んでいる時に苦手な人には会わない方がいいと思った出来事がありました。
少し前に義妹から連絡があり今後の○○家(マメオ君の家)の今後について相談したいとのことでした。
義妹については何度か書いていますがわたしと違い気が強くて物事をはっきり言うタイプ。
それでも最近は義妹も自分の両親、旦那さんの両親とも要介護状態で色々大変なことはわかっているし、マメオ君の子供たちもわたしではなく叔母である義妹を頼っているし色々と大変だなと思っているし感謝もしている。でもやっぱり苦手は苦手。
今回の話しは今後の仏壇問題でした。マメオ君が以前住んでいたマンションには仏壇があり前妻の位牌もあります。今も次男が住んでいるのでそのまま置いてあります。マメオ君の両親も高齢ということもあり今後その仏壇をどこに置くか考えないといけないということです。(両親には話していないとのこと)本来なら長男であるマメオ君の住んでいる所に置くのが普通?なのかもしれないが、今の我が家は狭い団地暮らし、小さい仏壇ではあるが置く場所はない。そしてマメオ君が仏壇やお墓の管理、手続きをすることはほぼ無理である。宗派によって様々かもしれないがマメオ君の家が檀家となっているお寺は色々と手続きが面倒で仏壇を移動するのにも1度お寺に持っていって魂を抜いて、その後新しい場所に持っていき魂をいれるとかで・・・最初に仏壇を購入した際に勝手に買ったら後から色々言われたらしい。なので仏壇のお引越しも慎重にしなければいけない。
そこでわたしは思い切って自分の本音を話してみた。
「わたしは○○家のお墓に入るつもりはありません。マメオ君のことも生きている間はわたしが面倒みますがお墓や仏壇に関しては子供たちにお願いしたいと思っています。」と・・・
すると義妹は「そのことはずんさんの娘さんたちにはお話ししていますか?」とすぐに返ってきた。
「はい、話しています」
「そういえばずんさんに何かあった時に娘さんたちの連絡先を知らないと困りますよね。今は元気だけど何かあってからでは遅いですよね。今度確認して大丈夫だったらお互いに連絡先を交換しておきましょう」
義妹のいうことは正論である。あーしっかりしているな。といつも思う。だけどどこか冷たく感じてしまう。
それが苦手という意識からかもしれない。
今回この話しが出たのは両親が高齢なことに加え、今仏壇の置いてあるマンションに住む次男がそろそろ結婚を考えているかららしい。長男は自分のところに置いてもいいけど、みたいなことは言っているらしいが借家住まいでまた引っ越しするかもしれないのでお寺との手続きを考えると妥当ではない。マメオ君は義妹に「お前の家は」みたいな仕草をしたが「わたしは家でてるし、旦那が長男だから無理」というわけで話はあまり進展しませんでした。
わたしがお寺や仏壇関係のことをやらないと宣言したので今後のことも考えお寺にも相談してみるということになった。
わたしやマメオ君には一切連絡してこない子供たちも義妹には最低限の連絡はしてくるようだ。
とりあえず「長男の嫁であるわたしがなんとかします!」なんて言わずに本音を言えたので良かったとしよう。
苦手な人がもう一人マメオ君が通う近くの内科のドクターである。
最初に書いたように今回マメオ君も体調を崩しました。そして検査は任意だからどっちでもいいと言われたので痛いの大嫌いなマメオ君は首を大きく横に振り「NO」の仕草。その後ドクターが部屋に来た際に
「本当にやらないの?介護施設も利用してるんでしょ?命にかかわる人もいるからね。まあ任意だからやりたくないならいいけど」と言って聴診器をあてるわけでもなく、喉をみるわけでもなくそのまま部屋をでた。
処方された薬はわたしとほぼ同じだった。「任意でも検査次第で違う薬出せるから検査した方がいいですよ。」とかなんか他に言い方なかったのでしょうか。このドクターは介護認定の時も失語症かもしれないけど、伝えられないんだから認知と同じようなもの。みたいな発言をされ「はて?」(朝ドラ?)と感じていた。
前回書いたが、今後は脳外科に通うことはほぼなくなりこのドクターがかかりつけ医となる。
苦手だ、行きたくない。がとにかく近いし車椅子でも行ける
薬を処方してもらうぐらいなら我慢できるが具合悪くなってもいきたくない。
誰にでも苦手な人はいると思います。それでもその人との付き合いをやめられない事情もあります。
仕方ないこともあるけれどせめて心身ともに元気な時に立ち向かうようにしよう。