新たな試練 〜あちこちから血が〜
皆さまこんにちは。
前回の投稿では、バーくんの健康診断では特に大きな問題はなかったと書きましたが、4月に入って突如あれこれと不調に見舞われています。
まず最初に出現したのは膀胱炎。
4月5日土曜日の夜中12時半頃、バーくんがトイレシーツに直径10センチくらいのおしっこをして、また寝に戻ったと思ったら10分後にまた起きてきて5センチほどのおしっこ、更にまたすぐ…おしっこ?なんか頻繁じゃない?と思ったら尿に血の膜のようなものが混ざってる!
その後もたびたび起きてきて、最後にはピンク色のポタポタ尿になっちゃってるし、おしっこをした後は床にお腹をつけて下腹部が痛そうにしてるのも可哀想で見てられない(涙)
その上、そんな状態なのに律儀に毎回寝床からトイレシーツまで頑張って歩いてくる姿が、なんとも律儀というかいじらしくて「もうその辺にしちゃっていいんだよー」という気持ちに。午前3時頃になんとか一旦落ち着いたのか?寝てくれたので私も就寝。
翌朝8時の尿を採取できたので、ご近所病院が開く9時に尿だけ先に提出。尿検査はなるべくフレッシュな方がいいから病院が近いのはほんとありがたい。
おそらく膀胱炎だろうということで、以前にも別件で飲んで問題がなかった抗生剤を5日分出してもらう。
これで済んだら普通の不調なのだけど、今回はここからまだ次が控えていた(泣)
抗生剤飲み始めて3日目、月曜日の朝起きたらバーくんのお布団がまあまあの血まみれになっててびっくり仰天。カーペットにも血飛沫のようなものが飛んでるので血尿ではないけど、どこからの出血かはっきり分からず。

またまたご近所病院へ駆け込んだところ、口からではなく鼻からの出血、おそらく歯周病の奥歯からの出血が鼻の方から出てるのでは?とのこと。
まだ膀胱炎の抗生剤を飲んでる最中だったけど、それは歯周病には効かないのと2つを同時には飲めないということで、まずは一旦歯周病によく効く抗生剤に変更、合わせて止血剤も出してもらうことに。
この歯周病に効く抗生剤は前回去年の8月に1週間飲んだんだけど、その後から今までバーくんのお口環境を小康状態に保ってくれたので、なんとかまた効いてくれー!と祈るばかり。
その後、月曜から止血剤+抗生剤を続けたもののなかなか鼻からの血が治らず、特に毎朝バーくんの寝床が流血してて暗澹たる気持ちに。
金曜日の再診でまた尿検査したところ、膀胱炎も治りきってなくて(治療を途中でやめたから当然だけども)こちらもこじらせると良くないのでどのお薬が良く効くか調べる外注検査へ出すことに。
歯からの出血を止めるために抗生剤を変えたのに、そっちも良くならない上に膀胱炎も長引くって、なんだか踏んだり蹴ったりじゃない?
ひとつずつ発生してくれたら集中して治療できるのに!なんで同時多発的なのよっ!と思うけど、きっとこれがハイシニアってことなのね…
人間も「多臓器不全」って言葉があるもんね。どこか特定の臓器が、とかじゃなくてあっちもこっちもなんだよねきっと(涙)

丸々1週間薬を飲んでも効いてる気配がないので、日曜日には「もう今回はダメなのかも…」と夫とビデオ通話で泣いてたんだけど、
それを聞いてたバーくんが気合を入れたのか、ただ単にようやく薬が効いてきたのか、月曜日に毎朝恒例の出血がようやく止まったー!(拍手)
もちろん根本的な治療をしてないから解決ではないけど、毎朝の出血がないだけでうれしい!
膀胱炎の方は、まずは薬以外で出来ることを…ってことで、フードを以前も食べていた尿疾患用のものに変更して、今週の金曜日にもう一度尿検査する予定。
これでなんとか、鼻血も膀胱炎も一旦落ち着いてくれぇーーー!
と思ったら、なんと次は口からの出血!
今度は前歯のグラグラから出てるようで、これはもしかしたらそのまま歯が抜けちゃうかもとのこと。老犬の悪くなった歯は自然に抜けるのなら抜けちゃった方がよくて、その時の出血も永遠には続かないから落ち着いてて良いんだそう。
確かに、バトーはご飯の時に出血したんだけど、まあまあの血まみれ状態でフードも真っ赤なのに全然気にせずご飯を食べてて、それはそれでまたびっくり。
ありがたいことに食欲だけは全く落ちないバトー選手。ご飯待ちではまだ元気に吠えまくってるし、お薬もたまご蒸しパンに包んでもらってるからウハウハと丸呑みしています(笑)
とまあ、そんなこんなで現在進行形で頑張っているバーくんなのですが。
冷静に考えて、飼い主側にもう麻酔をかけた検査や手術はするつもりがないので、スッキリと治ることはなくずっとこんな感じが続く(というか少しずつ酷くなっていく)んだろうと思います。
でも、慣れとは恐ろしいもので、私も血を見ることに慣れてきました(苦笑)
最初はほんの少し赤いものを見ただけで、仰天かつ大騒ぎだったのに。血がついたものを完全に落とそうと思うとかなりのストレスなので、それももうやめました。これからは血と共存して生きて行くのです!(大袈裟)
そうそう、この間先生に「バーくんずっとこんな状態が続いてて、後どれくらい大丈夫ですか?」と思い切って聞いてみたんですね。
そしたら「もう18歳だから明日何があるかは分からないけど」という前提付きで、「バーくんはいわゆる18歳のヨボヨボ感も全然ないし、とても元気なお年寄りです。」って言ってもらえて、ちょっとほっこりしました。
「元気なお年寄り」ってなんかいいよね!

色々あっても、今年も無事に桜が見れたし、まだお散歩もできてるし、おやつもご飯も美味しそうに食べてくれてるし。
今がバーくんの犬生のどの辺りかは分からないけれど、出来る限り楽しいことと美味しいことをたくさんして、最後まで元気なお年寄りライフを一緒に楽しもうね!
◆ふぇんふぇんプロフィール◆
5年間のバンコク暮らしを終え、現在大阪北摂暮らしの50代前半。宝塚ファン11年、華流ドラマファン4年、K−POPファン1年目。最愛のバトーくんは18歳、ハイシニアともなると愛おしいを超えてもはや尊いの極み!今はこの貴重な時間を何よりも優先して日々過ごしています。
★バトーくんInstagramもやってまーす!→ fenfen_bateau で検索してみてね。