Posted on by じじょうくみこ
40すぎると、主語が自分じゃなくなっていくんですよ。
20代、30代って、すべて主語が自分なんですよ。
他のことを考えると、本当にいっぱいいっぱいになっちゃうんです。
それが40すぎて管理職になって、また50代になっていくと
主語が自分じゃなくなっていくんですよ。
だから、同じ社内の風景なんだけれど
見える光景が20代、30代、40代と違ってきたんですよ。
これは組織で、1つの会社で長くいたからこそわかったことかなと思って。
〜フジテレビ『ボクらの時代』より 元TBSアナウンサー・吉川美代子の言葉〜
わたしのなかの吉川美代子さんは
報道番組の短髪&キリリとした女性キャスターというイメージ。
定年退職されていたのですね。知りませんでした。
番組では「元TBS女性アナウンサー」というくくりで
40代の渡辺真理さん、30代の青木裕子さんと共演されていたのですが
人気女子アナとして華々しく活躍しながら
組織の中で葛藤し、退職していった後輩2人に対して
吉川さんが語ったのが「定点観測しているからこそ見える景色」のお話。
新人で入ってから定年退職するまで、1つの会社で勤め上げるって
とんでもなくすごいことだなあ、と最近よく思います。
時代と共に社会も組織も変わるし、自分もまわりも年を取っていく。
誰かと誰かがくっついたり離れたり、家族が増えたり減ったり、
景気のいい部署とそうでない部署があったり
パワーゲームやハラスメントなんかのぐちゃぐちゃも経て
60歳で見える会社の景色って、どんなんだろうなあ。
組織の定点観測はかないませんでしたが
とりあえず「自分の定点観測」は楽しく続けていきたい47歳です。
驚異的なツヤ肌…こんな60になってみたい
Byじじょうくみこ