暮らしの妙味のひそむところ。ウェブデザイナーとの対談スタートします!
昨晩は、夫が得意の「鶏もも肉とソーセージの燻製」を作り、わたしが「サニーレタスときゅうりと新玉ねぎとアボガドとわかめと三度豆とトマトのサラダ」を作って食べました(なんか、こう書くとオシャレファミリーみたいだな)。食卓に料理や皿をワーッと並べて、それぞれが飲み物なんかを並べて座ると、必ず「あ。マスタード」とか、「あ、マヨネーズもほしい」とか「レモン、向こうに置きっぱなし!」なんてことになり、台所との間を何度か行き来してザワザワします。「わたし、今、座ったとこ」「あんたが動けよ」という心の声の攻防が立ち現れる瞬間でもありますね。
こういう時間、「調理」でも「食事」でもない時間。「あれがない」とか「これとってきて」のザワザワ時間。「行為」に明確な名前のついていない時間って「暮らしの糊しろ」みたいなものですね。この「糊しろ」の部分に小石が入ってザラついたり、よじれてひきつったりすると暮らしはギスギスするなあと思います。
「食事」でも「睡眠」でも「買い物」でも「仕事」でも「レジャー」でもない時間。何かを頼んだり、こちらからあちらに動いたり、何かをどこかに置いたり、複数の人がそれぞれ連携しながら進める家庭内作業。「暮らし」を語るときに表舞台に立つことのないので、かつては何も考えずに過ごしていましたが、いまは、こういう瞬間を「日常の妙味って、ここかもな」と思うようになりました。不平や不満含みの雑然としたやりとりに、日常の味わいが詰まっている。ここらへんが基本オーケーだと「食事」などの表舞台はどうにでもなるんじゃないでしょうか。
「どうする?オバフォー」でも糊しろ部分、大事にしようと思います。
●先週の月曜日からスタートしたmityさんの「なにわのおかんのイタリア暮らし ミラノまんま見~や」、お読みいただきましたか。2回目の今回は、mityさんらしさがジワジワ表れてきて楽しいですよ。タイトルは、「ミラノマダムのリアル髪色事情」。「そうそう、それ知りたかったの!」という方も多いんじゃないでしょうか。髪色事情の真実にふれ、mityさんの受けた衝撃とは?ぜひお読みください。
●明日は、このサイトのリニューアルデザインを手がけてくださったウェブデザイナー・Naomiさんとの対談もスタートします!「今から何かを始めよう」と思う方や「趣味の活動とお金の問題」なんかに興味のある方には、面白い内容になっているはずです。「どうする?オバフォーってどんな運営しているの?」とバックヤードに興味のある方にもおすすめです!そして何よりNaomiさんの人間的魅力と問題解決力が伝わるといいなあ。ほんと、お世話になっているんです。
というわけで今週は、「いどばた。」もあり。「ワクワクしたら着てみよう」(どちらも金曜)もありの週。「オバ専」のCometさん、今日はどんな感じ?