「素敵」になれる大人服のルール、をもう少し。と青豆さん、最終回。
こんにちは、カリーナです。
3月11日が近づくにつれて「もうすぐ、11日だな」「あと何日だな」と思います。襟を正すような、逃げちゃいけないような、そんな気持ちで11日を迎えます。
昨日は、「息子が育っていたら」「あの人が生きていたら」と語る被災者の方をテレビで幾人も見ました。震災から7年という月日を「(大切な人が)生きていたら何歳」という形で数えながら生きた時間を思い、改めて胸が詰まりました。亡くなった方へのお布施のつもりで続けているみちのく未来基金に寄付をし、確定申告にバタバタしながら過ぎた日曜日でした。みなさんは、どんな一日を過ごしましたか。
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先週ご紹介した小島葉子さんの著書「『素敵』になれる大人服のルール」。しっかり熟読したのでご紹介したいと思います。
改めて思うのは、葉子さんも、イラストを描いている慶子さんも50代だということです。(編集の方もそうだと聞いた記憶があります)50代の女性たちが50代の女性のために作った本。だから、読者には、「著者自身」も含まれている。「あなたの悩み、わかるよ。それはわたし自身のことだから」という立ち位置。だからオシャレに自信がないことも、似合わないと落ち込むことも、体型に悩むことも決して責められません。
その上で「一人ひとりが私らしく素敵になる」方法が見つかるように言葉を尽くし、イラストや写真で懇切丁寧に、かつ楽しみながら読み進められるように作られています。
骨格バランスとカラー診断だけでなく、「50代女性の中性化を防ぐための足し算要素とコントロールの仕方」なども読みごたえありますよ。引き算要素と足し算要素が、素材や装飾、小物、メイクなどに分けて表になっているので「シンプルにしすぎて、おじさんに近づく」傾向を防げて非常にありがたい。
ラストの章は、まさに葉子&慶子のコラボレーションです。イラストだからこそ広がる着こなしのイメージとおしゃれの楽しさ。先週の「ワクワクしたら着てみよう」もぜひお読みください。しかし、こうやって慶子さんの文章とイラストを読めるオバフォーって贅沢ですな!(←改めて思った)葉子さんのブログもぜひ。わたしのことがほめてあるから(笑)
青豆さんの「わたしをライブに連れてって」、明日の火曜日で最終回となります。寄稿者募集に青豆さんが応えてくださってから、何度もやりとりしてスタートした連載でした。明日公開の最新記事は、文章もレイアウトも工夫がたくさんあって、青豆さんが楽しみながら書いてくださっているのがわかります。青豆さん、引き出しがたくさんありそうなので、次回は、違うテーマで連載してもらう予定。少しお休みしてスタートすることになりますので、楽しみにお待ちくださいね。
よもじ猫への投稿、お待ちしています!→★
もちろん、カレー記念日も。「いどばた。」のお題は、ひとり時間の過ごし方。みなさん、何していますか。コメント待っています。
そういうわけで今週もオバフォーは、毎日更新しています。時間のあるときに遊びにきてくださいねー。