真剣さゆえの滑稽味を醸し出して、今日も「やってしまう」。
こんにちは、カリーナです。
動物病院が怖すぎて手前で遁走したスー。どうしたものかと頭を悩ました結果、先週の土曜日、「素知らぬ顔で散歩して、病院前でおやつをあげて17キロの体をガシっと抱き上げ、院内に運びこみ、そこでおやつをあげて、そのまま帰ってくる」という練習をしてみました。
おやつは、コンビニで買った人間用のマドレーヌです。砂糖や添加物が入っていて犬のからだによくないが今回限りは目をつぶろう。この練習にはそれをしのぐ「魔力」が必要なのだ。糖と油の誘惑!禁断の味!一瞬にして虜にする魅惑!スーは、もっとも恐ろしい場所で、これまでに食べたことのない美味しさに出合い、頭が混乱したようで、帰途しばらくは興奮していました。
が、緊張から弛緩への急転換は、生きとし生けるものみなに驚きと安堵と何ともいえぬ解放感を与えるものです。犬も例外じゃなし!わが犬もまんまと作戦にはまり、ウキウキ、ニコニコとゴキゲンな様子で家まで歩きました。
疲れたのは、飼い主のわたしです。朝、仕事をしてから夫の病院に行き、そこから動物病院へ。われながら、ご苦労さん。しかし、そこまでする必要があるのか。いや、こればっかりは、本人にもわかりません。したいから、する。というより、やってしまうからやってしまっているのです。
いきなり、一般化しますが、
人とは、やってしまうことを、熱心にやってしまうものなり。
そこまでしなくても、とか、もっと効率的な方法がある、と人にも言われるし、自分でわかっているけれどもやってしまう。
よいこともそう、悪いこともそう。
今週の土曜日は、診察室まで入っておやつをあげてみるつもりです。ご苦労なことですよ。動物病院の先生や看護師さんも笑いをこらえながら、全面協力してくれています。滑稽なんだろうか。滑稽なんだろうな。犬も飼い主も、真剣だもんな。真剣さが、滑稽味を醸し出すのだろうな。その取り組んでいることが、小さければ小さいほど滑稽に見えるもんな。「犬の病院行き」、小せえ!!
いいじゃないか滑稽でも。いや、滑稽ぐらいがちょうどいいさ。気楽に協力できるよ。
そういうわけでカリーナ57歳。「大丈夫だよ、気持ちわかるよ」と自分で自分に寄りそったり、共感したりして、がんばっています。
むむ。内容のない文章でごめんなさい。公開の45分前、切羽詰まって書きはじめました。真剣さゆえの滑稽味、ここでも出てる?
今日は、ゆみるさんの「黒ヤギ通信」が公開されています。 福島県立美術館の「伊藤若冲展」 に行ってきたそうですよ。いいなああ!!若冲、小出しにしか見てないのでたっぷり見たいです。プリ子さんの「日々是LOVE古着」は、多忙により今回はお休みです。この機会に過去記事をじっくり読むのもいいですよー。
オバフォーは今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びに着てくださいね。花の話題、盛り上がっていますよー。
okosama
あるある!笑
こんな時になんでこんな事までしてるんやろ?自分。て、それが分かっていながら 笑
Suzuko
わかります、わかります。ウチにいつの頃からか来るようになった野良猫のオス。餌をやるからには去勢せねばと様子見てたらメスの仔猫も参加。二匹仲良いので、これは待った無しだと、まず、雄を捕まえて獣医さんへ。しかし雌の仔猫が警戒心が強くつかまらない。まず慣らそうと真冬6時起きで餌をやり食べる間待ってる。捕まえる腕力も必要と3キロのダンベルで筋トレ。何とか避妊しましたが、70近いおばあさんが真剣に仔猫と戦ってる姿、滑稽以外なにものでもないと、思い出すとおかしいです。
よもじねこ、楽しいです。ありがとうございます。
あきら
気持ちわかるよ。オレもマジおんなじ。
です。