森氏の発言に自分の過去を振り返る&オンラインショップのお知らせ
こんにちは!カリーナです。
新型コロナウイルス感染が続いている間、地震だけが襲ってくれるなと、だれもが願っていたに違いありませんが、起こってしまいました。それも、あろうことか福島・宮城を中心とした東北に。ほかの地域だったらよかった、とは、もちろんいいませんが、しかし、ぶつけようのない怒りに似た気持ちにとらわれます。日本列島って、ほんとうに平穏に暮らすのが難しい大地なのだなと改めて思います。今日は強い雨が降るようです。ここに書いてもなんの力にもなりませんが、どうか、どうか、これ以上の被害がありませんように。
このところ、森喜朗氏の発言で自分自身の若いころを何度も振り返りました。自分が知らず知らずに自分を抑えつけていたこと、自分が「できる」より「かわいい」に寄せてモテようとしていたこと、甘やかされることが心地よいときがあったこと、男性の機嫌を上手にとることが器用な生き方だと思っていたこと…本当はもっとできたのではないか、もっと自分の能力を伸ばせたのではないか。あの瞬間、この瞬間を改めて思い出し、怒りさえ覚えました。自分にも、社会にも。
森さんを見ていると「良き父・良き夫」であろうと思うし、おそらく目の前の女性を他人であれ労わることのできる人でしょう。「お嬢さん、気をつけて帰りなさい」と愛情深く紳士的に慈しんでもくれるでしょう。その慈しみのなかにある偏見、愛情のなかにある子ども扱い…。その、ときに温かいゆりかごのような、身に覚えのある懐かしささえ感じる居心地の良さが、「君はここまでだ。可愛がられる存在でいなさいね」という暗黙の境界線でもあったのです。
これからの時代の人たちが、もっと違う愛しあい方ができるよう、お互いが過度に責任を背負わないで済むよう、爪を隠して生きないで済むよう、わたしなりに妥協せず、日常的なふるまいや発言の場で努力を続けたいと思います。そしてクオータ制の導入を支持します。
最後になりましたが、カイゴデトックスオンラインショップからのお知らせです。
発売以来好評の布絵作家・佐藤知津子さんの新商品が出品されています。ねこバッグに新しい2作品を追加。布地の色もねこの表情もいろいろです。ぜひ、ご覧ください。
また、佐藤さんが作品にも用いている着物の端切れセットも発売しています。和のパッチワークやリメイクのアクセントなど、いろいろな用途でお楽しみいただける端切れセットは、ご希望のものを選んでいただけて1000円。この時期、マスク入れに重宝なねこポーチ(しっぽ付き!)もかわいいですよ。プレゼントなどに是非、一度、ご覧ください。
読み応えのあるZINEや爽子さんの絵手紙セットもありますよー。
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カイゴデトックス オンラインショップ
★婦人公論に掲載された、わたしの著書「夫が倒れた!献身プレイが始まった!」の書評がウエブでご覧いただけます。こちらもぜひ、お読みください。
ゆみるさんの記事、公開されています。哀しみと冷静さとがシンとした美しさに。