Podcast番組「That‘s Dance」が教えてくれた「公開を前提とした会話」のチカラ。
こんにちは!カリーナです。
オバフォーのミカスさんと月亭つまみさんが毎週金曜日(週によって変更の場合あり)にPodcast番組「That‘s Dance」を配信していることをご存知でしょうか。この2週は、先々週がSHOJIさん、先週が台湾からあずみさんをゲストに迎えての回でした。どちらもとても面白かったです。
SHOJIさんも、あずみさんもメールのやりとりやオバフォーの連載を通じて私なりに理解しているつもりだったけど、いやあ、なんのなんの。「こういうことを考えていたのか」「こういう人だったのか」「そこんところもっと知りたい」などなどいくつもの発見と、発見から導かれる新たな興味が生まれてきます。もちろん、ミカスさんとつまみさんのリラックスしつつも自らの好奇心に正直かつ丁寧な「聞き出す力」があってこそなんですが、それプラス、「公開を前提としたインタビュー(トーク)」のチカラも感じるんですよねえ。
「公開を前提として話す」ということは、「客観的な立場で話を聞く第三者」を想定して話すことです。それがある種の気遣いを取っ払う。「気遣い」というより、プライベートで会話をするときの「暗黙のルール」を取っ払うといったほうがいいかも。「もう、ここまでは知っていることにして話し始めよう」とか「こんなことを突然聞くのはマナー違反」とか…現実の会話って案外、前提となっている「シークレット」部分が大きいんですね。「知らないままで親しくなっていく」のが、現実の人間関係。もちろん根掘り葉掘り尋ねる必要なんてどこにもなく、「知らないままで親しく」なっていっていいんですが「That‘s Dance」では、そこらへんから聞いてくれるから面白い。
いきなり、個人的な話になりますが、わたしも夫が元気なうちにインタビューすればよかった。いや、インタビューされた話を聞いたり、読んだりしたかった。「そもそも」や「もともと」の部分に知らないことがたくさんあって、知らないままになってしまった。
…とここまで書いて気づいたことがあります。オバフォーは、実は、インタビュアー集団といってもいいということを。ミカスさんとつまみさんは、Podcast番組「That‘s Dance」で今まさにインタビューをしているし(単なる雑談も含めて)、Cometさんは元編集者でインタビューの名手。いまは、「聴き書き工房 おむすび」という活動も始めています(インタビューそのものですね)、まゆぽさんの連載「あの頃、アーカイブ」は、普通の人の歩んできた歴史や思い出をインタビューして形にしたもの。そして、じじょくみさんとわたしも、それぞれの仕事で取材やインタビューを数多くしています。
インタビューって相手に対する興味がないと成立しないから、どこかでオバフォーらしさとつながっているのかもしれませんね。そんなことないですかね?
ミカスさんとつまみさんの「That’s Dance」はこちらからお聞きください↓ Cometさん、爽子さん、まゆぽさん、はらぷさんがゲストの回もあります。わたしも何度もお邪魔しています。
Appl Podcasthttps://t.co/4AFGd6I1kw…
Google Podcasthttps://t.co/hulmeuRXre…
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— That’s Dance! (@ThatsDance1) March 14, 2021
オバフォーは、今週もコツコツと更新します。お時間のあるときに遊びに来てくださいねー。
Jane
私もThat’s Dance!に触発されて、ズームでインタビュー形式のイベントをボランティアでやってきて….、進行が絶妙だと褒められたのは、みかつまみさんのお話しぶりを聞いていたお陰だと思います。一応インタビューする人には前もって色々聞いておくんですが、その聞いたことを当日もう一回話しながらも (台本部分)、そこからまた新しい方向に話がとぶ (アドリブ部分)混じり具合が醍醐味です。アドリブ部分を引き出すのは、やはり話を聞く側の好奇心と正直さですよね。だんだんズームから対面へと戻りゆく今日このごろ。そりゃあ対面のほうがいいというのには賛成ですが、少し寂しくもあります。