メタバースとかブロックチェーンとか。進化も、老いも止められない。
先週金曜夜のポッドキャスト番組「That‘s Dance」でメタバースやNFT、ブロックチェーンなどについてミカスさんが話を振ってくれて、つまみさん、わたしの3人で「わからん」「わからん」と繰り返していました。いや、ほんとにわからん。
それで忘れてしまうはずだったのですが、その夜、たまたま、ポリタスTVを見ながらお風呂に入っていたら、WEB3.0がテーマだったのです。ついさっきまで話していたメタバースやNFTやブロックチェーンなどの言葉が続々と出てくるではありませんか。
どうやら、金融庁もデジタル庁も本気出しているらしい。どちらも専門家会議をガンガン開き、「ブロックチェーンやります」「国を挙げて取り組みます」と言っているらしい。
さらにメルカリもLINEもすでにNFTあたりに参入しているらしい。
NFTなら、デジタル作品にもオリジナル署名がつけられるので「一品もの」や「個数限定販売」が可能で、だから、現代美術の映像アーティストとかも本気になっているらしい。(NFTとは、デジタル上のデータに本物である証明書を付けて売買できるようにする技術のこと、だそうです)
すでにプロ野球では、商品も販売されているらしい。こんな感じで。(投球映像が最大供給数20個とか書いてある)
らしい、らしい…ばかりで恐縮ですが、世の中は、もう、そういうことになっているらしいのです。びっくりした。
もちろん、バブル的要素はあるだろうし、投機的要素もあったりするのでしょうが、そんなものを差っ引いても、世界はさらに大きく変わっていくんでしょうねえ。もう、このあたりで止まってもらってもいいんだけど、そういうわけにはいかないんですねえ。世界は変わる。私たちは老いる。
なんか、こう私たち自身がですよ、メタバースとかいう3次元仮想空間と常時つながっていて、もしくは、いつでもつながることができて、そこでモノの売り買いとか、エンタメの鑑賞とか、友だちと遊ぶこととかもシームレスというんですか、双方の世界で違和感を覚えることなくできるようになるのではないでしょうか。
いま、普通にスマホでやっているあれこれとかも、レジでピッてやっていることとかも、ほんの少し前までは想像もしなかったわけで、そう思うと電話(ケータイじゃないほう)、テレビだって、今のネットのあれこれだってすべて「ありえないこと」だったわけだから、この「リアルな3次元空間」と「仮想の3次元空間」がスーッと滑らかにつながって、どっちがどっちかわからんくらいに相互に乗り入れて、それぞれの行動が両方の空間で意味をもつ、ってことはありえるんじゃないだろうか。
なぜ、そんなことができるのかは、まったくわかりませんけどね。でも、たぶん、現実の世界が電脳化されるってことでしょうね。あらゆるものがネットにつながるの。ネットにつながっていないものがないぐらいに。
いずれにしろ、現実空間と仮想空間が相互に関係しあって、いまとは違う「現実のあり方」をみんなが自然なものとして受け入れる時代が来るんだろうな。みんな、どんな顔して電車に乗っているだろう。電車には乗るんかな。乗るか。そこは。
いやあ、すごい。怖い。でも、見てみたい気もする。Facebook社が社名をMetaに変えたのもメタバースのメタだったのね。
オバフォーは、今週もコツコツと更新します。時間があったら遊びに来てくださいねー。まあ、オバフォーも仮想空間だしな。人は、仮想空間を開拓しつづけているともいえる。