必要なときに迷うことなくお金を使える「自分システム」の構築
こんにちは、カリーナです。
みなさんは家計簿つけてます?わたしは、一時期、まじめにつけていましたが、いつの間にかつけなくなり、夫が倒れて猛烈な危機感に襲われて以来、またつけるようになりました。それが2018年だったので、もう6年めか。続いてるな。
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家計簿を再開したのと同じころに、「目的別貯金」というのもはじめました。住信SBIネット銀行は代表口座と別に目的別口座を最大10個まで開設できるんです。積み立て口座とかじゃなくて普通口座でもOK(目的別には、口座番号はなし)。簡単で楽しいから、それを利用しています。感覚的には、袋分け貯金に限りなく近いと思う。ネット上の袋分け貯金。ここに詳しい解説がのってます→目的別口座
わたしは、「税・年金・健康保険など年払い用」「冠婚葬祭」「イベント」「スー」「娘」「旅行」と今は6つの口座に分けて微々たる額ながら貯金しています。すべて普通預金。「イベント」はクリスマスや姉が来るお正月やプレゼントなど、「スー」は将来の医療費、「娘」は何かしてあげなくちゃいけないとき用、「旅」は自分の旅行用です。
この目的別口座はネット上でいつでも簡単に削除できるし、代表口座に移さない限りは引き出せないので「比較的近い将来、必ず使う予定のある貯金」にぴったり。目標額を入力すると棒グラフが自動的にできてくるし、口座にイラストのアイコンもつけられるので、ほんのちょっと楽しいのもいいんです。
話は変わりますが、数日前、マンションの上階の人と話していたら、80代のお友だちが足を骨折して治りが悪く、サークル活動に来れなくなっていると。低床バスなら乗れるけど段差の大きいバスには乗れないらしく移動手段がない。タクシー代は高くつくし、と。
きっとバスだけじゃなくて、いろんな街の段差が気になっているんでしょうね。怖くなるの、わかります。でも、裕福な人らしいので、しばらくの間は、リハビリを兼ねてタクシーで会場まで乗りつけてもいいと思うんですよ。帰りも家までタクシーで。
これまでバスで行き来していたところに、その10倍ぐらいかかるタクシーを使うのは「ムダづかい」に思えるかもしれないけど、気分転換になったり、リハビリになったりする効果は、計り知れない。後から考えたら、「安上がりだったな」となる可能性だって大いにあるでしょう。
お金の使い方は癖のものなんで、「今までと違った使い方」をするのはなかなか難しい。金額が大きく上がると贅沢やムダに思えるし、罪悪感みたいなものもついてきます。
でも、サークル仲間に「お金持ち~!」と冷やかされても、ひと月だけとか、2カ月だけとか自分で期間を決めたり、ほかの部分で節約して捻出したりすれば、できないこともないんじゃないかな。80代ならなおさら自分の活力のため!生きがいのため!フレイル予防のため!でもある。
わたしも、そんなことになったらケチりそうなんで今のうちから「目的別貯金」を7つに増やして「不測の事態用(タクシーに使ってよし!)」とでも名前をつけておき、「そこにある分だけはジャンジャン使っていい」ってことにしておこうかな。
老後のことを考えると経済的不安は深刻ですが、それでも、必要なときは迷うことなく気持ちよくお金を使える「自分システム」をちまちまとつくっておこうと思います。なんでも「手作り」は満足感が高いしね。
オバフォーは今週もコツコツ更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってます。
いまねえ
私も活用してます、この目的別口座。イベント、リフォーム、車検、帰省って感じ。イベントに旅行含み、リフォームは家電買い替えも含んで。ネット銀行の良さでスマホでささっと作れる。ATM出金や他口座振込は代表口座しかできないから知らぬうちに使ってしまった、が防げるのも安心。中で老後って口座も作ってるんですけど、たまたま今日考えていたのです、老後っていつ?もうそうか?それじゃあんまり大雑把すぎないか?もう少し具体的な名前に編集するか?葬式用口座?でも自分の時は自分で口座の操作できないしな。で、たまたまこの記事が目に入って。タイムリーでした。年金生活者なのでゆとりはないけど、だからこそ使いたい時に確保されているお金って嬉しい。何に備える?楽しい事の為ばかりでなく例えば、転んで思わぬ病院用、も気が滅入った時こそお金で少しでも解決できる事あるかもしれないから良し、の口座名かもしれませんね。
にゃまの
お久しぶりです。
お金の話なので、ついお節介に出張って書きます。あくまで私見です。
まず自分のお金は「必要なもの」と「必要じゃないけどあった方が良いもの」に分けます。必要なのは食費、住居費、光熱費、通信費、医療費、民間保険料、社会保険料・税金など基本的生活費。それと必要な預金(例えば介護費や失業や災害時のための万が一の時など)。あった方が良いものは自分の好きに使えるお金で、いわゆるおこづかい(私はおこづかいと言う言葉は人を馬鹿にした感じがするので活動費と言っています)。
私の場合なんで家計簿をつけるかというと「いま自分が活動費としていくら使えるか」をハッキリさせるためです。
収入から必要なお金を引いたお金が自分の活動費になります。活動費は家族の承諾なく自由に使えるお金なので全額(微々たるものですが)好きに使っています。
お金持ちなのにお金を使えない人は心配のあまり自分に必要なお金がわからなくなっているし、お金がなければ活動費どころではありません。
目的預金は住宅購入や教育費、老後資金などを貯めるにはいいアイデアです。ただ日常のお金はあまり細かくしないで、いざという時プール金ぐらいでいいのではと思います。結局足りなければ他から持ってくるので…。
活動費の使い方は人それぞれで、その人の生き方の発露だと思うので、あまり他人や自分に言い訳しないで好きな事、楽しい事、自分の為、人の為にどんどん使って欲しいです。
なお、タクシー問題はお金の他に、タクシーを使い慣れてるかがありますね。
カリーナ Post author
いまねえさん
こちらにもコメントくださり、ありがとうございます!
イベントに旅行含み、リフォームに家電買い替え含み、いいですね!
案外そういう、頻繁とはいかないまでもそれなりに発生する
それなりにまとまったお金、がケチ心を刺激して、
「ま、いいか。買わないで」とか「ま、いいか、旅行しないで」とかに
なっちゃいますもんねえ。
「老後」は確かに大雑把で、どこまで貯めていいのか、
困りますよねえ。
不安も増大するし…。
ちょっとずつ、楽しみながら貯めて
楽しく使って人生たのしみましょうね!
カリーナ Post author
にゃまのさん
お久しぶりです!コメントうれしいです。
ZOOMのイベントにご出演いただいたときのこと、
今でも思い出して「あれは、面白かったな。有意義だった」と振り返っています。
あー。確かに日常のお金をあまり細かくすると
「あっちから、こっちへ」が面倒になったりするんですよねえ。
私の場合は、ちょっと「ままごと」にしているかもしれません。
夫も亡くなり、日常生活に変化が少ないので
暮らし全体を「ままごと化」して
「ええと、あれをこうして、これはこうして」と
無駄にイソイソしようとしているのかも(笑)
タクシー、そうですねええ。
最近、アプリでないと呼びにくくなっているので
それも使えない障壁になっているのかも。
思い当りませんでした!
「活動費の使い方は人それぞれで、その人の生き方の発露だと思うので、
あまり他人や自分に言い訳しないで好きな事、楽しい事、自分の為、人の為にどんどん使って欲しいです」
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ここ、ケチ心がしゃしゃり出ないように注意しなきゃ!