休息って「休む」だけじゃなくて、「縄張りを離れる」ってことも大事よね。
みなさんは、どんな休日を過ごしていますか。ビシッと、スキッと、「休んでいる!」「遊んでいる!」といえる、純度の高い休日を過ごしていますか。どうなんだろうなあ。他人の休日の過ごし方を観察することはできないので、いつも、「みんな、どんな感じで過ごしているんだろうなあ」と思います。
女性の場合は、掃除・洗濯・食事の支度などが普段どおりに続いて「まあ、朝、少し遅くまで
寝るぐらいかな」って人が多いのかもしれませんね。男性もそうかなあ。
通勤している人は、「会社に行かないでいい」だけで「ビシっと休み」感はあるでしょうけれど、
じゃあ、どれぐらい休息しているかというと、「たまった家事を片付けたら、バタバタと過ぎてしまう」とか、「普段行けない美容院なんかに行っちゃうともう、それで終わり」・・・なんてこともあるでしょう。
やっぱり、あれですね。自分の生活の場を離れて、それなりの期間、ゆっくり休むことは大事ですね。「ああ、わたし、いま、のんびりしているー」と思える環境に身を置くことは、きっと自分が思っている以上に大切です。仕事をしている人なら、「明日もあさってもその次も仕事しなくていいぞーーー!」と思う。家事をしている人なら「明日の朝ごはんも、昼ごはんも、夕ごはんも考えなくていいんだーー!掃除も洗濯もなんもなーい!」と思う。そのときの、あの、何ともいえない解放感。アルプスのハイジが干し草のベッドにジャンプして、大の字に寝転んで深呼吸するくらいの開放感!
つかの間でも、日々の段取りから解放されること。「あれやって、これやって」的思考から
一時的に離れること。旅行であれ、帰省であれ、キャンプであれ、家出であれ、なんであれ、
そういう時間を過ごした後は、確実にリフレッシュされている。観光地疲れしても、親や親戚に気疲れしても、「自分のテリトリーじゃない場所にいる」というだけで細胞のひとつひとつがリフレッシュされている。休日は、「何もしない」だけでなく「縄張り(自分の場所)を離れる」ことも
大切な要素なんだなあと最近、つくづく思います。
まだ気が早いですが、今年も夏休みがやってきます。多くの人は、お盆休みがそれにあたるでしょうか。この「別冊」も、ゴールデンウィークは真面目に更新してしまいましたが、お盆は更新せずにガッツリ休もうと鼻息を荒くしています。
いろいろな事情で、どうしてもテリトリーを離れられない、家事を休めない人もいるでしょう。でも、どうか、「自分を休ませるんだ!」という強い気持ちで、少しでも休んでほしいと思います。休んではじめて「ああ、私は疲れていたんだなあ」と日ごろの疲労を計れるからです。働きつづけていると疲労がわかんなくなっちゃうんですよね。
★
先週末に、どの記事が何曜日に公開されるかが一目でわかる更新スケジュールのページを作りました。トップページの左上のリンクからいつでもご覧いただけます。それぞれの画像をクリックしていただければ、記事の一覧を読んでいただけますので、じっくり読みたいときにも利用してくださいね。
★カリーナの他の記事は、こちらからどうぞ。