美容師さん ともに歩みし 30年
腱鞘炎です。
まだ腱鞘炎です。
そろそろ1カ月ですが、一向に治る気配がありません。
できるだけ左手を使う生活をしていたら、左手が痛くなってきました。
左まで腱鞘炎になったら困るので、いまは左の手を重点的にストレッチしてます。
激痛の右手はおいきぼり……ん? おいてケぼり? おいてキぼり?
気になったので検索すると「おいてキぼり」「おいてケぼり」どちらでもいいそうです。
「おいてきぼり」?「おいてけぼり」? NHK放送文化研究所
↑これ面白かったので要約すると
語源は「置いてけ堀」→「おいてきぼり」に変化→「おいてきぼり」が主流に→1965年頃には「おいてけぼり」は誤用とされる→現代(といっても2017年調べ)では、若者は「おいてけぼり」、中高年は「おいてきぼり」。
へえええええ。
なんて検索ばっかりしてるから、治らないのよ腱鞘炎。
もうっ、そんなことしてないで!
そんなわけで腱鞘炎はそのままに社会生活は続いていき、先日、髪を切りに行きました。
美容院、といえば、腱鞘炎。
しかも、30年近くお願いしてる美容師さんは、ちょい年上の男性だから、腱鞘炎経験も豊富なはず。
こりゃ大チャンス。教えて、先輩!
切ってもらいながら、早速「腱鞘炎にならないですか?」と訊くと「なりますよー、しょっちゅう」と即答されました。よっしゃよっしゃ。「そういうときどうするんですか?」「痛み止め飲んで耐えます」
……なるほど。
「仕事になりませんよね」「なんとか我慢します」「どうやって治すんですか」「我慢してるうちにいつの間にか治ります」
やっぱり自然治癒最強かー。
「病院は行かないんですか?」「一度、整形外科に行ったけど、湿布と痛み止め出されて、安静にしてと言われました」「ですよねー、待たされて検査して時間かけてお金かけて、結局安静なんですよねー」
ああそういえば。
半年ぐらい前にも、同じ美容師さんと同じような会話をしましたよ。
彼は数年前に突発性難聴になり、以来耳鳴りが治らないと知っていたので、自分が耳鳴りになったとき、真っ先に相談したのでした。どんな検査をしたとか、どんな薬を飲んだとか、結局どうにもならなかったとか、いろいろ教えてもらったなあ。
思い起こせば、初めて髪を切ってもらった頃は、仕事の話ばかりしてました。あれから30年近く、彼のお子さんが学校帰りに店にくるようになったり、オットの入院を報告したり、専門学校の過酷さを愚痴ったり、彼の田舎のお母さんの相談にのったり、いろいろあって、耳鳴りと腱鞘炎よ。ともに歩んできましたなあ、ともに老いてきましたなあ。私の歴史をいちばんよく知ってるのは美容師さんかもと思いながら、今週のカレー記念日を振り返ります。
ノーブラで 買い物行った 開放感
9月4日はカレー記念日(Jane)
「なんで今までやってみなかったんだろ。道にはフツーに上半身裸の老若男子が走ったり歩いたりたたずんだりしてる。あの解放感と涼しさに、一歩近づいた」とJaneさん。おおお、これはアメリカ在住のJaneさんならではかも、と思ったけど、そうでもないか。今年の夏は、上半身裸の老若男子をうちの近所でもよく見かけました。いや、さすがに河原とか土手とか公園だけで、道で見かけたことはないですね。(Comet)
ねばったが やっぱり染めたよ 敗北感
9月5日はカレー記念日(リョーコ)
「しばらくごま塩頭で、これで良しと思っていましたが、白髪だけがアホ毛化してあちこちピョコピョコ飛び出すようになりました。染めたら落ち着いて(なんでだろう?)それは良かったのですが、誰に負けたでもないのに敗北感を感じています」とリョーコさん。うんうん、グレイヘアを目指してると、中途半端なときに染めるとイチからやり直しって感じになりますもんね。(Comet)
カレンダー 小さな用事で 埋めつくす
9月6日はカレー記念日(にゃまの)
「リタイアするとスケジュール表がガラガラと嘆く人がいる。でも物忘れが多くなり、つまらない事もメモするので何故かびっしりのカレンダー。私、とっても急がしそうだ」とにゃまのさん。わかる! わかります! 私も「図書館に本返却」とか「サブスク解約期限」とか「○○さんに△△渡す」とか、いちいちメモしてびっしりです。おかげで忘れず済むけれど、記憶する力を怠けさせてはいけないのでは、とちょいと心配。(Comet)
家電(いえでん)が 鳴るととにかく 身構える
9月7日はカレー記念日(月亭つまみ)
我が家は基本、留守電にしてます。「ただいま留守にしております」のメッセージ中にプツッときれると、なになになになに、と逆に気になる。(Comet)
アラカンの ヒヤリハットは 四六時中
9月8日はカレー記念日(爽子)
階段登るだけでヒヤリ、降りるだけでハッとですよねー。特に、仕事用の重いリュック背負って駅の階段登るとき、後ろにつんのめりそうでめちゃめちゃ怖くて、しっかり手すりを掴んでます。(Comet)
<もひとつおかわり>
そんなわけで30年近くお世話になってる美容師さんは、私よりちょい年上なので、いつまで仕事を続けてくださるのかが心配です。急に引退しちゃったら、どうやって新しいとこ見つければいいのか。ずっと同世代の美容師さんに慣れてるから、若い方に切ってもらうの緊張しそう。できるだけ辞めないで欲しいし、これからもあっちが痛いこっちがツラいと喋っていたいなあ。(Comet)
昨年、本を出しました。カレーはないけど、よろしくね。
「こう見えて失語症です」
こんなこともやってます。
「聴き書き工房 おむすび」
認知症、失語症、神経難病などでコミュニケーションが困難になった方から、お話を伺います。ご興味のある方は、ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。
加齢を感じたらそれがカレー記念日
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