間違いだけどまちがいじゃない
前回のヨガクラブのお話もしたいのですが、今日は、ちょっと別のはなしをすることにします。
日曜日のこと。チャリーン、チャリーンとラインの着信を知らせる音が鳴りました。スマホを取り上げて見てみるとミカスさんからでした。あれ!ミカスさんからだ!めずらしいな、何だろうと、わくわくしながらメッセージを開けると、「ごめん、ミキティ、宛先間違えた。おんなじ名字の英会話の生徒さん宛のメッセージを送ってしまったので忘れてください」という文字が。なーんだ、ちょっとがっかりしましたけど、その後のメッセージに「元気~?この間のヨガクラブ発足の話を読んでミキティすごいなと思ったよ。私は、はじめの一歩がなかなか踏み出せないから、新しいことをしっかりと始められる人にあこがれます」とありました。
え?????ミカスさんが?
新しいことを始められない?ですと??
オバフォーの読者の方ならもうお分かりでしょうけど、このオバフォーの中でもミカスさんは次々に新しい企画を生み出し、その中心となっている人なのです。そのミカスさんが自分のことを新しいことを始めるのが苦手って言う?
端から見たらなんでもすいすいとやっているように見える人でも、当の本人は自分はできてない、何もやれてないなんて思ってたりするものです。どうしても自分に対してのジャッジは厳しくなりがちなのです。
私も今回のヨガクラブ発足に関して当たり前のことを当たり前にやっただけだと思っていて、案外うまくいったわね、という感じなのですが、「素晴らしい!」という感想をいくつか頂いてみると、当たり前だと思っているのは自分だけで、もしかして私って案外すごいことやってるのかも!と自分を見直したところです。
自分が当たり前にやっていることは、決して当たり前じゃないんです。だれでもできることじゃない。
あなただからできたことだし、私だからできたこと。
他人を評価する基準と同じ基準で自分のことも評価しよう。自分にだけ厳しくするのはやめよう。
そんなことを感じました。
わたしは常日頃から、この世に偶然なんてないと考えている人間なので、今回の宛先まちがいも単なる偶然ではなかったと思っています。ミカスさんとの短いやりとりの中でわたしはあれこれ考える機会をもらったし、こうして記事も書けたし(儲けた!)、間違いじゃなくて必然だったんだなと思ったりします。
ミカスさんとはコロナ前に会う企画をたてていたのですがいまだに果たせていません。
でも、今は会っても会わなくてもそんなに違わないかなと思っています。
つながっていることになんら変わりはないから。
でもまた元気で会える日と楽しみにしてますよ、ミカスさん。