もう11月である。そして、還暦である。
60年前の11月に産まれたのである。兵庫県伊丹市に。誰が?私が!ということで、私、今月還暦を迎えるのである。還暦は男の最後の厄年と言われているだけあって、厄災が次々と降り注いでいている。ということは横に置いておいて、とにもかくにも私は60年も生きてきたのである。
これにはとても驚いている。だって、60年ですよ。いや、去年だって59年だから、同じように驚くんだけど、改めて60年って言われると、あらま!どうしましょ!って感じになる。で、これからどうするんだ、という気持ちになる。これまでのことはどうしようもないし、反省するべき点は反省して、これからは同じ過ちはおかさないように、自らを律して生きていく所存なのでありますが、そこから先である。
ということで、私はちゃんと創ることに決めたのである。最近は、創らせてばかりだったので、創らせることでなんとかなっている気になっていたけれど、それは間違いだった。結局、人が創るのを手伝ったって、人のもんだ。自分のもんじゃない。それなのにいい気になっていた。いい気になると、ろくなことが起きない。
それなら、どう思われるかなど気にせず、自分で創ることに決めた。改めて自分で創る。なにしろ60年も生きてきたんだから、そろそろ大器晩成とか言ってる場合でもなくなってきた。60年も生きてきて創れないはずがない。ということで、創るのである。依頼されて創るものはお金をもらうのだけれど、自ら創るものは名声をもらうためにやる。もらえるのか?わからないけれど、せめて自分自身が面白いと思えるところまではやる。
どのくらい書けたり、どのくらい撮ったりできるのかはわからないけれど、やるのである。なにしろ、還暦なんだから。
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植松眞人事務所
植松眞人(うえまつまさと): 1962年生まれ。A型さそり座。 兵庫県生まれ。映画の専門学校を出て、なぜかコピーライターに。現在はコピーライターと大阪ビジュアルアーツ専門学校の講師をしています。東京と大阪を行ったり来たりする生活を楽しんでいます。
はしーば
植松さん、おめでとうございます㊗️
昭和37年生まれ。
夫と同い年、同じ生まれ月です。
そうか!男性の最後の厄年でしたね。
今気付きました。
本音を出さない夫を持つ私にとって、オバフォーの植松さんの記事は、同年代の男性の声を聞ける貴重な場になっています。
日常の些細で面白味のある風景を切り取った植松節を、これからも読み続けられますように。