太らせないと痩せさせないの狭間で
皆さまこんにちは。いよいよ梅雨に突入ですねー!最近色んな種類のレインシューズがあるので、雨の日には女性の皆さまの足元を見るのが密かな楽しみの私です。
さてさて。
若かりし日は7㎏越えのデカチュアだったバーくん。ここ数年は腰のヘルニアや膝のこともあるので6㎏程度を保ってきました。
食欲旺盛でなんでも食べる、でもお腹を壊したことは1度あるかないか、ウンチが緩くなったことすらあまりないバーくんは、とにかくずっと「太らせない」ことが重要事項だったんですね。
そんなバーくん、バンコクに行く半年ほど前、多飲多尿になったのをきっかけに、ヒルズの尿ケアの療法食を食べるようになったんですが、なんとその時書いたものがありました!(犬バカコラムすごいね!)
こちらです↓↓↓
その後、バンコクへ行ってからも同じ療法食を購入できたので、ずっとそれを食べ続けていて。途中ちょっと気になってフードローテーションしなくていいか主治医に聞いたりしたんですが、血液や尿検査の結果も良好だし、食べるのを嫌がってないのならこのまま続けていいんじゃないか?ということになり。
嫌がるどころか、出したら30秒くらいで完食する食いつきの良さだったので、なんとなく変えるきっかけを失い早7年。今だに涎を垂らしてご飯を待ってるバーくんなのですが。
ここ半年、月に0.1㎏ずつ体重が落ちてきたんです。17歳になった去年の11月は6Kg弱あったのが、今では5.3Kgぐらい。そのせいか後ろ足の筋肉も少し減ってきてしまって心配。
それはただ単に、普通にしていたら痩せていく年齢に突入したというだけなのかもしれないけれど、何かの工夫で改善できるのならしてあげたいので、フードの相談に先日開院したご近所病院へ行ってみました。
こちらの先生は、病気じゃないけどちょっとしたお困り事なんかにも気軽に対応してくださる感じだし(まだそこまで患者さんも多くないし)、シニアケアにも力を入れてらっしゃる模様。ついでにバーくんにもちょっとずつ慣れてもらおう大作戦です。
まずは、尿ケアが必要なのに療法食やめちゃったら困るので尿検査を、そのほか血圧測定などもした結果、バトーは特に療法食でなくても大丈夫なのでは?というのが先生のお考え。
ハイシニアで痩せてきちゃってるのなら、もう少し吸収のよい高齢犬用フードにしてはどうか?ということで、ヒルズの「シニア13歳以上」というフードを試してみることに。
シニア犬って7歳以上の括りなのかと思ってたけど、今はその上の13歳以上っていうのがあるんだねえ。知らなかったわ。
先生を疑う訳じゃないけれど、一応ヒルズの公式サイトで原材料がどう違ってくるかチェック。
赤のシニア用は結構炭水化物が多くて、青の尿ケアに入ってるクエン酸カリウムがない。(写真が小さすぎるけどイメージってことで 笑)
100gあたりのカロリーはほぼ同じ。
タンパク質もいうほど変わらずで、シニア用にはグルコサミン、コンドロイチンはオメガ3の老化防止成分が、尿ケアにはマグネシウムが配合されてるみたい。
粒の大きさも同じ。バトーはもうあまり大きなフードは食べられないから、粒の大きさは結構重要!
とりあえず、同じメーカーのフードなら配合以外の部分は基本的に同じだろうから、きっとソフトランディングできるだろうと、この2つを切り替え始めてちょうど1週間。毎食数gずつ置き換える量を増やして、今ようやく半々くらいになったところ。現段階ではお腹を壊したり、ウンチがユルユルに担ったりはしてないからよかった。
このまま上手く完全移行して、体重もせめて5.7㎏ぐらいで安定したらいいな。
バトーを迎えてからずっと、パピーの頃は大きくなりすぎて「太らせすぎだ」と獣医に怒られて悔し涙に暮れながら夜道を歩いたり、2歳頃には膝が、3歳で腰のヘルニアになってからは足腰の負担軽減のために、今まで「太らせない」ことしか考えてこなかった私。
ここへ来て、とうとう「痩せさせない」フェーズに入ったんだなぁ、バーくんは本当にハイシニアなんだなぁ、と悲しい訳ではないけれど何だかしみじみします。いよいよ最終コーナーということなのか…?という恐ろしさも込みで。
最終コーナーなら、もっと美味しそうな手作り食とかにしてあげたい!とも思うし、バーくんも若い頃は生肉とフリーズドライの野菜とかを食べてたんだけど、逆にこの年齢になると試行錯誤系の冒険は難しい。
後は、もし誰かに預けた時にその人が分かりやすいことも重要かなぁと。なのでバトーが食べてくれてるうちはシンプルにフードオンリーで、時々他のものもトッピングとかで食べてるよ〜ぐらいの感じで、コントロールしていけたらいいかなと考えています。
でもそんな飼い主の逡巡をよそに、実はバーくんが何より食べるのを楽しみにしているのは、なんと人間のスイーツ!
1番の大好物はローソンのプチシュー。絶対に切らさないように冷蔵庫にストックしています。バーくんにあげるといってもほんのちょっとずつだから、自動的に私も食べなきゃいけないのがダイエット的には結構辛いんですけどね(笑)
後は、ヨーグルト、チーズケーキ、ショートケーキ、スイートポテト、プリン、カステラ、つぶあんこしあん、牛乳かんてん、甘栗、などなど。私がお茶タイムにコーヒーか紅茶を入れただけで、バーくんは寝ててもすぐに匂いを嗅ぎつけて、大急ぎでキッチンに駆けつけてきます。(良い子はマネしないでね)
バーくんが一緒にオヤツしたがるのが分かってるから、いつしかチョコレートケーキとかバーくんが食べられないスィーツは買わなくなったなぁ(犬バカあるある 笑)
まあ健康にはどうなの?飼い主的にどうなの?とも思うけど、ハイシニアだし楽しそうなのが一番っていうか、これだけ好きなものがあったら最後まで何かしら食べてくれるんじゃないかなー?なんて思っています。
最近『高齢犬です』と書いたタグをぶら下げてお散歩してるバーくん。
他の飼い主さんから「毛艶がいいですね」と褒められることもしばしば。
年齢を聞かれて「17歳半です」というとみんなビックリしてるから、ご飯もまあ今のところ大きくは間違っていないと信じよう!
ご飯増量と毎日のお散歩で、体重と後ろ脚筋肉増量がんばります!
応援よろしくお願いしまーす!
◆ふぇんふぇんプロフィール◆
5年間のバンコク暮らしを終え、現在大阪北摂暮らしの50代前半。宝塚ファン11年目。華流ドラマファン4年目。最愛のバトーくんは17歳半、ハイシニアともなると愛おしいを超えてもはや尊いの極み!今はこの貴重な時間を何よりも優先して日々過ごしています。
★バトーくんInstagramもやってまーす!→ fenfen_bateau で検索してみてね。