このような私の文章。どうやって書いているでしょう?
私のつたない文章を読んでくださっている皆さん、そしてコメントをつけてくださる方、ありがとうございます。質問も大歓迎ですので、こんなこと聞いていいかしら?などと思わずに聞いていただいて結構です。即座にとはいかないかと思いますが、できる範囲でお答えもしていこうと思っています。
さて、このように書いている私の文章。どうやって書いているでしょう?今月はそんなお話です。
私はパソコンのディスプレイに表示される文字はほとんど見えません。かなり拡大すれば読めないこともありませんが、ノートパソコンの限られた画面で大きな文字を表示させていると1行を読むにもひと苦労です。
そこで私が使っているのが「スクリーンリーダー」。その名からお分かりの通り、画面読み上げソフトです。パソコンそのものには種も仕掛けもありませんが、このソフトをインストールすると、たちまちパソコンがおしゃべりな機械に変身してくれます。
スクリーンリーダーの種類や設定により違う部分もありますが、私の場合は主に男性音で聞いています。読ませる音の高さや速さも変えることができるので、普段、パソコンをよく使っているような視覚障害者は速度を上げて聞いていてもちゃんと内容がわかります。でも、これって特別な才能でもなんでもなく、人は必要に迫られるとうまく対応できるようになっているということだと思います。
では、具体的にどんな読み上げで文章が書けるのか?日本語には漢字・ひらがな・カタカナ・数字・アルファベットなどが混在します。漢字には同音異義語もあるので適切な文字を選んで書くには少々の慣れが必要になりますが、詳細読みという便利な機能があるので助かります。例えば、「かく」という言葉の場合。「各」であれば「各人の各、各々」と読んでくれたり、「書く」であれば「書物の書、書く」と読んでくれたりします。
また、ひらがなよりカタカナは低い音で読み上げてくれたり、アルファベットの小文字と大文字も高さを変えてくれたりします。それでも画像化されたPDFファイルはちょっと手を加えないと読めなかったり、e
エクセルで表作成をしていて見出し語などがセルからはみ出していないかどうかを確認するのは難しかったり…。
ホームページを見ているとき、あまりのリンクの多さにおろおろ。まるで迷子状態ということも多々ありますが、それでも、私が一応お仕事ができているのはパソコンのおかげ。遊んだり、買い物したりできるのもパソコンのおかげと感謝しています。
アメちゃん
こんにちは!
お言葉に甘えて、記事の内容と関係のないことなんですけど
さっそく質問させてくださいませ〜。
先日、白杖を持った女性が横断歩道を渡っていたのですが
少しづつそれて行ってしまったのか、中央分離帯にひっかかってしまっていたんです。
気になって声をかけましたら、「右ひじを持ってください」とおっしゃって
残りの横断歩道を一緒に渡りました。
でも、あとで自分の行動を思い返して
信号が変わるのが気になったのと
初めて白杖の方のサポートで焦ってしまったので、
少しゆっくり歩いてあげた方が良かったかなぁと、ちょっと気になりました。
こういうときに、なにか気をつけたり、
また、こういう風にしてもらうとうれしい、ありがたい、という事ありますか?
KEIKO
アメちゃん様。
信号が変わってしまいそうでしたら
「信号が変わりそうなので少し急いだ方がいいかもしれません。宜しければ一緒に渡りましょう。こちらにつかまってください」
という感じで声をかけていただけたら嬉しいです。
同じように、混雑した場所で難儀していてご自分も同じ方に歩いている、あるいは時間に余裕がある場合、電車のホームを歩いている視覚障害者を見かけた場合などなどひと声かけていただいて、まずは適当なスピードで歩き始めてみてください。
そして「これくらいのスピードで大丈夫ですか?」と聞いてみてください。実はあんまりゆっくり歩きすぎるとかえって歩きにくいけど、せっかく誘導してもらってるので申し訳なくて言い出しにくいなんてことも…。
ちなみに、青信号で音の鳴る信号、夜の7時くらいになると鳴らなくなるんですよ、たいてい。近隣の騒音になるかららしいのですが、7時はちょっと早くはないかしらと思う私です。
アメちゃん
KEIKOさん、お返事ありがとうございます!
そうなんです。
回りの状況とか、すこし言葉で説明してあげたら良かったかなぁと
おもっていたんです。
一緒に歩いてる途中で
「信号が点滅しだしました!」と言ったのは言ったんですけど。。。
あまり声をかけても、よけいなおせっかいかも??と思ったりしますけど
電車に乗るときなんかだと、気軽に声をかけやすいですね!
信号の音、夜は鳴らなくなるんですか。
最近、自動車もエンジン音が静かなのが多くなりましたけど
四つ角や、後ろから走ってくる音がしないので怖いですね。