私もぽちっと押してます。
AMAZONや楽天市場、その他さまざまなところを使ってお買いものをされている方は多いと思います。職場でも「ついつい夜中にポチっちゃうのよね」などという会話が聞かれたりします私の場合はPC操作にマウスは使わないので「ポチっ」とはしてないわけですが、まあ同じようなもの…。エンターキーを「ポン」と押してます。
ネットでのお買い物は大きなものや重いもの、速く欲しいものなどにはとても便利。これは見えていても、いなくてもまったく同じことかと思います。でも、見えにくい視覚障害者の私にとってはそれ以外の便利さも、実はあったりします。
もちろん、外を歩くときには常に片手が白杖でふさがり気味なのでたくさんの荷物を持つことが難しいわけですし、かといって自転車のかごに入れるということもできませんからお家まで運んできてくれるのは大変ありがたいことです。それ以外にこんなこともあったりします。
洗剤などの必需品から、お菓子にいたるまで、前に買ってよかったからまた買おうというものは意外に多いもの。その都度きちんとメモしておけばよいのですがうっかり包装材を捨ててしまってから、あれは何だったっけ?と思うのが私の間抜けなところ。そういうとき、ネットでお買いものしていれば、購入記録なるものがあるのでとても助かります。品名の書いてあるものを捨てる前であったとしても、誰かに見てもらわなければわからないわけですから、やはり購入記録は便利です。
それから私は日常の衣類はほとんどが通販です。直接お店に行って手にとって店員さんと相談しながら買う方が本当は確かなのかもしれませんが、気の合うお店や店員さんをみつけるのってなかなか手間がかかるので、それほどおしゃれに拘りのない私は、通販で間に合わせてしまうのです。間に合わせてしまうというとなんだか後ろ向きな印象かもしれないですが、通販サイトをのぞきながら選ぶのは結構楽しくもあります。特徴などもわりと丁寧に書かれていますし、レビューなども参考になります。年代やテイストによっていろいろな名称がつけられていたりするところもあるので好みや実状(体型)に合わせて選ぶこともできます。
服を選ぶ際には、似通ったデザインの色違いなどはややこしいのでなるべく避ける。Tシャツやブラウスなど毎日使うので何枚も欲しいものの場合は、できるだけ色の区別ができそうなものを選びます。または色を間違えたところで差しさわりのないようなバリエーションで揃えることが多いように思います。私の場合、ピンクと水色、白などはあまり見分けがつかず、茶色と緑も色合いによってはよくわからなくなります。なので、たいていはデザインの特徴と色をセットにして覚えています。重ね着をするときには最初に見える人に聞いて確認して覚えておいたりもします。
ちょっと脱線しますが、ソックスの片足ずつがバラバラ事件というのはなかなか恥ずかしいものですよね。これを防ぐためにはまず、自分なりに似ていてわかりにくいなあと思うソックスは続けてはかず、月・水・金などと離してはく。こうすれば洗濯でごちゃごちゃになる心配もありません。とは言え、もっとちゃんとしている人は輪ムでまとめたり、靴下クリップのような便利グッツを使いこなしているようですが…。
便利に使える通販ですが、PCを音声で操作しているとどうしても時間がかかりますし、ページ内で迷子になりそうになったりすることもあります。そんなことを少しでも防ぐためにレイアウトの記憶や音声ブラウザの機能の活用などもしています。なので、急にレイアウトがガラッと変わって戸惑うなどということもときにはあったりします。
そうそう、それから大切なのは、品物が届くまでは注文したものの一覧をちゃんととっておくことも以外に大切。これがないと、届いたものが何色だか分からなくなったりしちゃいますから…。
秋です。ついつい買いすぎないようにしなくては…。何を?(笑)