もうすぐ３５歳
このタイトル、もちろん私の歳ではございません（大笑）。最近テレビＣＭで見かけてはいないでしょうか？そうです。ディズニーリゾートが４月１５日に３５周年を迎えます。回し者では決してありませんが、最近行ってないなあと若干遠い目をしている一ファンとして書いてみようかと思い立ちました。
私の周囲にはディズニー・ファンの人がちらほら。類は友を呼ぶとでもいうのでしょうか？常に職場にもファンがいたりします。最近は諸事情によりなかなか行けていないのですが、数年前までディズニー仲間たちとともに年間パスポートまで購入して通っていたという実績もある私。
何がそんなによいのか…、それはなんといっても非日常の場所での夢のような心地よさがたまらないからにほかなりません。キャスト（働いている人）もゲスト（訪れる人）も人間ですから、ときには残念な出来事にめぐり合ってしまうこともありますが、リゾートを訪れてくれたゲストに楽しんでもらうにはどうしたらいいのか、気持ちよく過ごしてもらうにはどうしたらいいのか、そんな思いが根底には流れているのです。そんなエピソードたちを集めた、ディズニーで本当にあった心温まる話というような本も何冊も出版されています。
ところで、皆さんご存知かもしれませんが、ディズニーにはチケットの障害者割引のようなものがありません。障害者手帳を見せると半額になったり、付添の人が無料になったりするあれがないということですね。それは、ディズニーでは障害があっても同じように楽しんでもらえるようにがんばりますという意味が込められているからです。実際には見えない（見えにくい）とちょっと難しいアトラクションなどもないわけではありませんが、いろいろな工夫は満載です。
なかでも私が感動したことのひとつが、それとは思わせない自然な配慮。今は実施していないのですが、以前にディズニーシーの植栽を案内してくれるガイドツアーというものをやっていたことがありました。あるときそのツアーに友人と一緒に参加したときのこと。午前中のうちにツアーに申込みを済ませ、実施の時間に行ってみるとこんなことがありました。おそらく白杖を持った参加者がいることを知った担当の人が自分で考えてくださったものではないかと思います。ツアーでは園内の珍しい植物や特色のある植物などを案内を聞きながら巡って行きます。その説明が聞きやすいようにとの配慮でイヤホンのようなものが渡されました。
「今日はこれでよく私の話を聞いてくださいね」と全員に呼びかけてスタート。案内をする植物もときによって変えていると思うのですが、香りのよいまたは面白いものをいろいろ紹介してくれます。バナナのような香りの葉とか、パイナップルのような香りの葉などなど。本来なら踏み入ってはいけないようなところのお花を「ここは私たち案内役に特別に入ることが許されている場所です。皆さんがよく見られるように私が一つだけお花を摘んできます」といって、そのお花を全員に回して触らせてくれたりもしました。しばらく前のことで細かなところは忘れていて記憶違いもあるかもしれませんが、だいたいこんなことがありました。
素敵な思い出を書いていたら久しぶりに行ってみたくなってきました。春はイースターの季節でもあります。玉子を探しに行ってみようかしら？それともかめさんに会いに行ってみようかしら？
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